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暖房つけっぱなし1か月の電気代は?「こまめ消し」との比較と節約術

冬の寒い日、暖房は快適な生活に欠かせません。

しかし、暖房を「1か月つけっぱなし」にした場合の電気代がいくらになるのか、また「こまめに消す」のとどちらがお得なのか、不安や疑問を持つ方も少なくありません。

結論として、つけっぱなしがお得かは外出時間によりますが、1か月の電気代はエリアや世帯によって大きく異なります。

本記事では、暖房を「1か月つけっぱなし」にした場合の電気代目安に加え、正しい節約術、さらに根本的な電気代の見直し方法までを解説します。

冬の暖房費に悩む方、電気代への漠然とした不安がある方などは、ぜひ参考にしてください。

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目次

暖房を1か月つけっぱなしにした場合の電気代の目安

「暖房を1か月つけっぱなしにしたら、電気代はいくらになるのか」これは、冬場に最も気になる疑問の一つでしょう。

ここでは、暖房を1か月つけっぱなしにした場合の電気代の目安と、冬場の平均電気代を紹介します。

暖房を1か月つけっぱなしにした場合の電気代

暖房を1か月つけっぱなしにした場合の電気代の目安は、次のとおりです。

畳数平均消費電力1か月(30日)の電気代
6畳用約300W約6,690円
8~10畳用約380W約8,490円
14畳用約450W約10,050円
※電力量単価は1kWhあたり31円として計算

エアコンの消費電力は一定ではなく、電源を入れた直後(起動時)が最も高く、設定温度に達して室温が安定すると、ごくわずかな電力(安定時)で運転します。

そのため、もしエアコンが起動時の最大電力で動き続けた場合、1か月の電気代は数万円になります。

しかし実際には、室温が安定すれば最小電力で運転するため、1か月つけっぱなしでも1万円以下になるケースが大半です。

エリア別・世帯別の1か月の電気代(冬)の目安

エアコン(暖房)の電気代は家計の一部でしかなく、冬は給湯での電力使用が増えたり、照明の使用時間が長くなったりと、1年で最も電気代がかさむ時期です。

ここでは、新電力サービス「お得電力」が算出した、冬の電気代データを紹介します。

とくに暖房需要が高い「冬の電気代」を基準に試算されているエリアの目安は次のとおりです。

冬の電気代(大手電力会社)の月額目安

エリア世帯人数試算条件(プラン・月間使用量)月額料金(約)
北海道4〜6人世帯従量電灯B、50A、600kWh27,433円
東北4〜6人世帯従量電灯B、50A、600kWh24,045円
北陸4〜6人世帯従量電灯B 50A・600kWh22,403円
※消費税込み、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません。

このように、住んでいる地域や使用量によって、月額の目安は大きく異なることがわかります。

一人暮らし(1人世帯)の場合の電気代試算

一人暮らし(1人世帯)の場合の電気代の目安についても、同様に「お得電力」の試算データから抜粋して紹介します。

1人世帯(月間使用量200kWh想定)の場合、エリア別の目安は次のようになっています。

1人世帯の月額電気代(大手電力会社)の目安

エリア試算条件(プラン・月間使用量)月額料金(約)
北海道(冬)従量電灯B 30A・200kWh8,781円
東北(冬)従量電灯B 30A・200kWh7,573円
東京(夏)従量電灯B 30A・200kWh7,423円

一人暮らしの場合でも、とくに冬場の暖房需要が高い北海道エリアでは、電気代が高くなる傾向が見られます。

1か月の目安が約8,781円(北海道・1人世帯)の場合、1日(24時間)あたりに換算すると約293円程度が目安といえるでしょう。

(参考)暖房と冷房の電気代はどちらが高い?

暖房と冷房の電気代を比較した場合、一般的に暖房の方が電気代は高くなる傾向があります。

その主な理由は、エアコンが空気を暖めたり冷やしたりする際の「外気温と設定温度の差」にあります。

たとえば、夏に外気温35度のときに冷房を28度に設定するとその差は7度です。

一方、冬に外気温5度の時に暖房を20度に設定すると、その差は15度にもなります。

冬の暖房は外気温との温度差が大きくなりやすいため、エアコンはより多くの電力(消費電力)を必要とします。

もちろん機種の性能や環境にもよりますが、基本的には暖房の方が電気代の負担は大きいと認識しておくとよいでしょう。

暖房は「つけっぱなし」と「こまめに消す」のどちらがお得?

暖房を「つけっぱなし」にするのと「こまめに消す」のでは、どちらが電気代の節約になるのでしょうか。

これは多くの方が悩むポイントですが、結論からいうと「外出時間」によって使い分けるのが正解です。

ここでは、どちらがお得になるかの判断基準と、その理由であるエアコンの仕組みについて解説します。

判断基準は「30分〜1時間程度の外出」かどうか

暖房を「つけっぱなし」にするか「こまめに消す」か、どちらがお得になるかの判断基準は、外出時間の長さにあります。

一般的な目安として、エアコンメーカーなどの実証実験によれば、30分程度の短い外出であれば「つけっぱなし」の方が節約になり、1時間以上の外出であれば「こまめに消す」方が節約になる傾向があるとされています。

ただし、これはあくまで目安です。最新のエアコンの省エネ性能や、住んでいる地域の外気温、住宅の断熱性能によっても結果は変わるため、自身の環境に合わせて調整することが重要です。

なぜエアコンは起動時に最も電力を消費するのか

「つけっぱなし」の方が節約になる場合があるのは、エアコンが運転を開始する「起動時」に最も大きな電力を消費するという仕組みがあるためです。

部屋が冷え切った状態から電源を入れると、エアコンは設定温度まで室温を一気に上げようとフルパワーで稼働します。

この起動時の高負荷運転が、最も電力を消費するタイミングです。

たとえば、30分程度の外出のために電源を切り、室温が下がった部屋で再び電源を入れると、この高負荷運転が再度発生します。

短時間で電源のオンオフを繰り返すと、結果として消費電力が多くなり、電気代が高くなるリスクがあります。

暖房つけっぱなしでも安心!今日からできる電気代節約術

暖房をつけっぱなしにする場合でも、少しの工夫で電気代を抑えることが可能です。

暖房の効率を高め、無駄な電力消費を減らすことが節約につながります。

ここでは、暖房の効率を高め、電気代を抑えるための具体的な工夫を3つのポイントで紹介します。

設定温度は20度を目安に、運転モードは「自動」が最適

暖房時の電気代節約の基本は、設定温度と運転モードの見直しです。

  • 設定温度:「室温20度」を目安に設定
  • 運転モード:「自動」に設定

環境省では冬のウォームビズとして室温20度を推奨しており、暖房の設定温度を1度下げるのみでも電気代の削減効果が期待できるとされています。

また、運転モードで最も効率がよいのは「自動」モードです。

自動運転は、起動時から安定運転まで、室温に応じて最も効率的な電力で運転を調整してくれるため、無駄な電力消費を抑えられます。

電気代を気にして風量を「弱」モードに設定する方も多いですが、逆効果になる可能性があるため注意しましょう。

出典:ウォームビズとは|ウォームビズ(WARMBIZ)

フィルター掃除と「湿度」のコントロールで体感温度を上げる

エアコン本体の性能を維持するためのフィルター掃除と、快適性を高める湿度のコントロールも重要です。

エアコンのフィルターがホコリなどで目詰まりすると、空気を取り込む効率が著しく低下し、部屋を暖めるためにより多くの電力が必要になります。

資源エネルギー庁のデータによれば、フィルターを月に1〜2回清掃することで節約効果が期待できるとされています。

また、同じ室温でも湿度が高い方が暖かく感じる(体感温度が上がる)性質があります。

加湿器を併用したり、洗濯物を室内で干したりして、湿度を高く保つよう工夫すると、設定温度を必要以上に上げずに快適性を保つのに役立つでしょう。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁│省エネ性能カタログ2024年版

窓の断熱とサーキュレーターで暖かい空気を逃さない

エアコンで暖めた空気を、室内に効率よく留める工夫も電気代の節約に効果的です。

室内の暖かい熱は、その多くが「窓」から逃げていくとされています。

そのため、窓に断熱シートを貼ったり、厚手のカーテンを床までしっかり閉めたりするのみでも、外からの冷気を防ぎ、室内の熱を逃がしにくくする効果があります。

また、暖かい空気は部屋の上部に溜まりやすいため、サーキュレーターやシーリングファンを使用して空気を循環させるのもおすすめです。

部屋全体の温度ムラが解消され、足元の冷えを防げるため、エアコンの効率的な運転にもつながります。

節約術を試しても電気代が高いなら「電力プラン」の見直しを

さまざまな節約術を試しても、冬場の電気代が思ったように下がらない、という場合もあるでしょう。

それは「使い方」のみでなく、契約している「電力プラン」そのものに原因があるかもしれません。

ここでは、なぜ節約術だけでは限界があるのか、そしてその解決策として「新電力」について解説します。

節約術だけでは限界?電気代高騰の根本的な原因

ここまで紹介した節約術を実践しても「思ったより電気代が安くならない」と感じる方もいるでしょう。

その原因の一つは、毎月の電気代に含まれる「燃料費調整額」や「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)」にあると考えられます。

燃料費調整額とは、発電に必要な燃料(石油や天然ガスなど)の価格変動を電気料金に反映させるものです。

近年、この燃料価格が高騰しているため、私たちが「使い方」を工夫する努力のみでは、電気代の上昇を抑えきれない状況が生まれています。

そのため、日々の「使い方」の節約とあわせて、電気代の請求元である「契約そのもの」を見直すことが、根本的な解決策となる場合があります。

新電力への切り替えで電気代の基本構造から安くする

根本的な見直しとして有効な選択肢が「新電力」への切り替えです。

新電力とは、2016年の電力自由化以降に参入した新しい電力会社のことです。

新電力は、大手電力会社(地域の電力会社)とは異なる多様な料金プランを提供しており、競争原理によって、より安い電気料金を実現している場合があります。

また、送電網は従来通り地域の電力会社が管理するため、新電力に切り替えた場合でも、電気の品質や安定供給、停電のリスクは変わりません。

自身のライフスタイルに合った新電力のプランを選ぶことで、電気代の基本構造から見直し、支出を抑えられる可能性があります。

暖房費をシンプルに安くしたいなら「お得電力」がおすすめ

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おすすめな方
  • 電気代を節約したい方
  • 大手電力会社と契約している方
  • 切り替え手続きが面倒な方

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現在の電気料金
月額 約7,423 円
条件(例):東京電力 従量電灯B 30A
月間平均電気使用量 200kWh

お得電力に切り替えると…
年間の電気代:2,665円お得!
5年間の電気代:13,324円お得!
※消費税込み
※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでおりません

数ある新電力の中でも、どの会社を選べばよいか迷う方もいるでしょう。

もし「つけっぱなし」にするかどうかにかかわらず、シンプルに電気代を安くしたいと考えるなら「お得電力」が選択肢の一つになります。

ここでは、新電力の一つである「お得電力」について、その特徴を3つのポイントで紹介します。

  • 特徴1:大手電力会社より「基本料金・電力量料金」が約3%安い
  • 特徴2:「お得電力」が実現する電気代削減の具体例
  • 特徴3:創業40年の実績と「のむシリカ」で培った信頼

特徴1:大手電力会社より「基本料金・電力量料金」が約3%安い

「お得電力」の最大の魅力は、そのシンプルでわかりやすい料金体系です。

複雑な条件や時間帯の制限はなく、各エリアの大手電力会社が提供する標準的なプラン(従量電灯BやA)と比較して、基本料金と電力量料金の両方が約3%安く設定されています。

そのため、電気の使用量が多い家庭はもちろん、電気をあまり使わない家庭でも、電気の使用量にかかわらずメリットを享受できます。

ただし、ほかの新電力から切り替える場合や、大手電力がすでに新規受付を終了した古い料金プランを契約中の場合は、必ずしも安くならない可能性があるため注意が必要です。

特徴2:「お得電力」が実現する電気代削減の具体例

「お得電力」に切り替えることで、実際にどれくらいの電気代削減が期待できるのか、具体的な試算例を紹介します。

先ほど紹介した大手電力会社の料金目安と比較して、「お得電力」に切り替えた場合の削減額は次のとおりです。

「お得電力」切り替えによる削減額の目安(4〜6人世帯の場合)

エリア大手電力会社での月額(約)年間削減額(約)5年間削減額(約)
北海道27,433円9,973円49,866円
東京23,834円8,553円42,766円
関西15,678円5,661円28,304円

これらの金額は、あくまで特定の条件下での試算です。

実際の削減額を保証するものではありませんが、長期的に見て大きな節約につながる可能性があります。

特徴3:創業40年の実績と「のむシリカ」で培った信頼

新電力への切り替えで不安を感じる点として「運営会社の信頼性」が挙げられますが、「お得電力」はその点でも安心感があります。

「お得電力」を運営しているのは、株式会社Qvouという総合企業です。

株式会社Qvouは、2025年時点で創業40年の歴史を持ち、太陽光発電投資や生命保険代理店事業など、多角的な事業展開で安定した経営基盤を築いています。

また、テレビCMなどでも知られ、累計販売本数1億本を突破した人気商品「のむシリカ」の販売元でもある企業です。

このように、長年の企業実績と、広く知られた商品の販売元であるという点が、サービスへの高い信頼性につながっています。

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暖房つけっぱなしに関するよくある質問

最後に、暖房のつけっぱなしに関して多く寄せられる質問と、その回答を紹介します。

  • 1か月つけっぱなしにしたら故障や火災のリスクは?
  • 夜間(就寝時)もつけっぱなしの方がよい?
  • 「お得電力」への申し込みに必要なものは?

1か月つけっぱなしにしたら故障や火災のリスクは?

基本的に、家庭用エアコンは連続運転を想定して設計されているため、1か月つけっぱなしにした場合でも、直ちに故障する可能性は低いと考えられます。

ただし、フィルターの目詰まりや室外機の周辺環境には注意が必要です。

フィルターがホコリで詰まったまま運転を続けると、エアコン内部に過度な負荷がかかり、故障の原因となることがあります。

また、室外機の吹き出し口の周りに物を置いて空気の流れを妨げると、異常加熱などにより火災のリスクが高まる可能性も否定できません。

長時間つけっぱなしにする場合でも、定期的なフィルター清掃と室外機の周辺確認は必ずおこない、もし運転中に異音や異臭がした場合は、すぐに使用を中止して専門業者に相談しましょう。

夜間(就寝時)もつけっぱなしの方がよい?

夜間(就寝時)につけっぱなしにするかどうかは、住んでいる地域や住宅の性能、個人の快適性によって判断が分かれるところです。

たとえば、北海道や東北地方など、夜間に外気温が極端に下がる地域や、高気密・高断熱の住宅に住んでいる場合は、室温が下がりすぎるのを防ぐために、つけっぱなし(あるいは低い温度で連続運転)の方が効率的で快適な場合があります。

一方で、そこまで冷え込まない地域の場合や、つけっぱなしによる空気の乾燥が気になるという方もいるでしょう。

その場合は、就寝の1時間ほど前に暖房を消すか、起床時間に合わせてタイマーを設定するなど、自身の体感やライフスタイルに合わせて調整するのがよいでしょう。

「お得電力」への申し込みに必要なものは?

「お得電力」への申し込みはWebで完結し、現在契約中の電力会社から送付される「検針票」(電気ご使用量のお知らせ)を用意しておくとスムーズです。

申し込みの際には、検針票に記載されている次の情報が必要となります。

申し込み時に必要な情報

  • お客様番号
  • 供給地点特定番号
  • 契約種別

これらの情報を基に申し込みをおこなうのみで、原則として切り替えのための工事や立ち会いは不要です。

まとめ

本記事では、暖房を1か月つけっぱなしにした場合の電気代の目安と、「つけっぱなし」と「こまめ消し」の判断基準、そして具体的な節約術について解説しました。

1か月の電気代は、住んでいるエリアや世帯人数によって大きく異なります。

「つけっぱなし」と「こまめ消し」のどちらがお得かは、外出時間が30分程度なら「つけっぱなし」、それ以上なら「こまめ消し」が一つの目安となるでしょう。

しかし、日々の節約術のみでは、近年の電気代高騰への対策は不十分な場合もあります。

暖房費の根本的な見直しについては、電力プランを専門に扱う当サイトの情報を参考に、自身に最適な判断をしてください。

使い方と併せて契約プランも見直したい方は「お得電力」の公式サイトにアクセスし、詳細を確認してみてください。

<参考>
お得電力

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