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電気代が安い時間帯は何時?深夜の電気料金プランの注意点や節約方法を解説

電気代の節約を心掛けるにあたって、電気料金が安くなる時間はいつなのか、気になってはいる方も多いのではないでしょうか。

結論から述べると、電気代がお得になるのは一般的に21時〜翌9時頃までの時間帯とされています。

ただし、契約している電力会社やプランなどにより、電気代がお得になる時間帯には細かな違いがあるため、一概にはいえません。

本記事では、電気代が安くなる時間帯や注意点、深夜プランがおすすめな方の特徴、電気代を節約する方法などについて紹介します

今よりも電気代を下げたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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月額 約23,834円

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【例:4人家族の場合】
東京電力 従量電灯B 50A
月間平均電気使用量 600kWh

月額 約23,834円

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年間 約2,844円
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目次

電気代が安い時間帯はある?

多くの電力会社では、時間帯によって料金が変わるプランを提供しており、日中の料金が高く夜間の料金が安く設定されていることがあります。

電力の使用が集中する日中のピーク時間帯を避け、夜間に電気を使用してもらうことで、全体の需給バランスを安定させるためです。

夜間は家庭や企業での使用量が減少するため、発電設備の稼働率が下がるものです。

そこで、夜間の電気料金を安くすることで使用を促し、電力供給の効率を高めるねらいがあります。

このような料金体系は「ピークシフト型」や「時間帯別プラン」と呼ばれ、とくにオール電化住宅で利用されることが多くなっています。

【大手電力会社別】電気代が安い時間帯

ここからは、電気代が安い時間帯について解説します。

一般的なプランとの料金差を把握して、実際にどのくらいお得になるか確認してみましょう。

大手電力会社の時間帯別電灯プラン

大手電力会社のプランの詳細は、次のとおりです。

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電力会社プラン名称お得な時間帯対象時間帯の
電力量単価
北海道エネとくスマートプラン22時~翌8時28円99銭
東北よりそう+ナイト&ホリデー22時~翌8時27円27銭
東京夜トク823時~翌7時31円64銭
東京夜トク1221時~翌9時33円33銭
中部スマートライフプラン22時~翌8時16円52銭
北陸くつろぎナイト1220時~翌8時26円98銭
関西eスマート1022時~翌8時15円53銭
中国ナイトホリデーコース21時~翌9時
(土日、祝日は全日)
34円65銭
四国でんかeプラン23時~翌9時30円40銭
九州電化でナイト・セレクト22時~翌8時14円59銭
沖縄時間帯別電灯23時~翌7時29円53銭
※料金はすべて税込表記です。

一般的なプランとの料金差

次に、時間帯によって電気代が変わるプラン(夜トク8や12など)と、電気代が24時間一定のプラン(従量電灯B)で、夜間に電気を使用する場合どれほど料金差があるかを解説します。

例として、東京電力の料金プランを比較しました。

プラン名称対象となる時間帯電力量単価
夜トク823時~翌7時31円64銭
夜トク1221時~翌9時33円33銭
従量電灯B
(120kWhまで)
24時間29円80銭
従量電灯B
(120kWh超300kWhまで)
24時間36円40銭
従量電灯B
(300kWh以上)
24時間40円49銭
※料金はすべて税込表記です。
※2025年2月時点

東京電力の場合、従量電灯B(120kWh超300kWhまで)だと対象の時間は夜トクのほうが安くなるため、夜の間に電気を使用するほどお得になるといえるでしょう。

たとえば、夜間に消費電力1,000W(1kW)の洗濯乾燥機を毎日1時間使用した場合、夜トク8と従量電灯Bでは1か月あたり264円ほど電気代に差が生じます。

年間にすると約3,168円の差額になるため、時間帯別プランを選ぶのみでも大きな節約につながります。

夜間の電気代が安いプランの注意点やデメリット

夜間の電気代が安いプランを選ぶ場合の注意点を紹介します。

プラン選択の前に一度チェックしてみてください。

昼間の電気代が高くなる場合がある

夜間の電気代が安くなることは大きなメリットですが、料金体系の仕組みを理解していなければ、かえって電気代が高くなる可能性があります。

時間帯別プランの多くは、夜間の電気代を安くする代わりに、日中の電気代が一般的なプランよりも割高に設定されている場合があるためです。

東京電力を例に挙げると、次のとおりです。

プラン名称昼間の電力量単価
夜トク842円60銭
夜トク1244円16銭
従量電灯B
(120kWhまで)
29円80銭
従量電灯B
(120kWh超300kWhまで)
36円40銭
従量電灯B
(300kWh以上)
40円49銭
※料金はすべて税込表記です。
※2025年7月時点

夜間にお得なプランを契約する方は、できるだけ昼間に電気を使用しないようにしましょう。

ライフスタイルに適しているか確認する

夜間の電気代が安くなるプランを契約する前に、自身のライフスタイルに適しているかどうかを確認しましょう。

電気代がお得になる夜間に、多くの電気を使用するかどうか確認が必要です。

たとえば、次のような家庭は夜間の電気代が安くなるプランが合わない可能性があります。

  • 日中、家族の誰かが常に在宅している
  • 在宅ワークで、日中のエアコンやPCの使用時間が長い
  • ペットのために、昼間もエアコンをつけっぱなしにしている
  • 生活リズムが不規則で、家事の時間を特定の時間帯にまとめることが難しい

上記に当てはまる方は、割高に設定された昼間の電気料金の影響を大きく受けてしまい、トータルの電気代が高くなる可能性があります。

夜間の電気代が安くなる点にのみ着目せず、ライフスタイルに適しているかどうかを確認したうえで申し込みましょう。

家電の電力消費量を調べる

夜間の電気代が安くなるプランを契約する前に、家電の電力消費量を調べることが重要です。

多くの電力会社には、リアルタイムの電気消費量を追跡できるアプリがあります。

アプリを利用して、どの時間帯にどのくらいの電気を使用しているか確認してみてください

また、使用している家電を把握しておけば、それぞれの家電の使用を昼間から夜間に移行できるかどうかを判断できます。

使用を夜間に移行できない家電の例として、冷蔵庫やインターホンなど、常に稼働しているものが挙げられます。

このような家電の電力消費量の割合が多ければ、夜間の電気代が安くなるプランを契約してもお得になりにくいでしょう。

夜間の電気代が安いプランをおすすめできる方

夜間の電気代が安いプランは、次のような方におすすめです。

  • オール電化住宅に住んでいる方
  • 蓄電池を導入している方
  • 昼間は家を空ける方

このような方は、夜間の電気料金が安いプランを選べば、電気料金が安くなる可能性が高いでしょう。

自身の状況やライフスタイルを振り返り、夜間の電気代が安いプランを検討してみてください。

オール電化住宅に住んでいる方

オール電化住宅に住んでいる方は、オール電化プランを利用しましょう。

大手電力会社の夜間プランは終了しつつありますが、代わりにオール電化プランが登場しています

オール電化プランを選べば、夜間の電気料金が安くなったり、休日の電気料金が安くなったりする場合あります。

オール電化住宅の強みを活かすためにも、オール電化プランで契約してみてください。

蓄電池を導入している

蓄電池を設置している場合は、夜間の電気代が安いプランとの相性が良好です。

夜間に電力を蓄えておき、電気代が高くなる昼間の時間帯にその電力を使用することで、日中の電力使用を抑えられます。

電力会社から購入する電力量を減らせるため、電気代の節約効果が高まるでしょう。

昼間は家を空ける方

昼間は家を空ける場合も、夜間に電気代が安くなるプランが適しています。

夜間プランを使用する際は、昼間にできるだけ電気を使用しないことが重要です。

電気代を最小限に抑えるためには、日中に自宅を空けて電気を使用しないことが最も効果的といえるでしょう。

ただし、昼間に待機電力を使用する家電は多くあるため、使用する家電の見直しも重要なことです。

電気代が安い時間帯にさらに節約する方法

ここからは、電気代が安い時間帯にさらに電気代を節約するための方法を紹介します。

具体的な方法は次のとおりです。

  • 家電の使い方を見直す
  • 省エネ家電に買い替える
  • 電力会社を変更する

詳しく解説します。

家電の使い方を見直す

家電の使い方を見直すことで、電気代をさらに節約できます。

家電の見直しポイントは、それぞれ次のとおりです。

家電製品使い方を見直すポイント
冷蔵庫・開閉回数、時間を少なくする
・温かい食品を入れない
・直射日光が当たらない位置に設置する
テレビパソコン・電源を切るときはコンセントも抜く
・画面を明るくし過ぎない
エアコン・タイマー機能を使用しない
・定期的にフィルターを掃除する
・温度設定を夏は28℃、冬は20℃にする
照明・LED電球にする
・消し忘れに注意する
洗濯機乾燥機・乾燥機の使用を控える
・夜間に使用する
・省エネモードを使用する

家電の使い方を見直す項目は多岐にわたります。

自宅にある家電に対して節約できる要素がないか確認してみてください。

参考記事)

電気代・ガス代を抑える裏ワザ10選|ぢゃんブログ

省エネ家電に買い替える

省エネ家電に買い替えると、さらに節約可能です。

古い家電やエネルギー効率の悪い家電を省エネ家電に変えれば、エネルギー効率がよくなり電気代の節約につながります

たとえば、照明器具を一般電球と同程度の明るさのLEDランプに切り替えることで、約85%の節約につながるといわれています。

初期費用はかかりますが、長期的に使用すればお得になるため、ぜひ検討してみてください。

電力会社を変更する

電気代を根本的に見直したい場合は、電力会社の切り替えもおすすめです。

夜間に電気代が安くなるプランは、順次オール電化向けのプランに移行しています

とくに、新電力のなかには基本料金が無料で、大手電力会社と同等の料金プランを提供している会社もあるため、プランを変えずに節約できる可能性があります。

電気代を安くしたい方は、ぜひ新電力への変更を検討してみてください。

電気料金を抑えたい方におすすめの新電力会社3選

電気料金を抑えたい方におすすめの新電力会社を3つ紹介します。

  • お得電力
  • 市場電力
  • のむシリカ電力

新電力はそれぞれ魅力的な特徴を持つため、自身に合うものが見つかるでしょう。

お得電力

お得電力
おすすめな方
  • 電気代を節約したい方
  • 大手電力会社と契約している方
  • 切り替え手続きが面倒な方

電気代シミュレーション

現在の電気料金
月額 約7,423 円
条件(例):東京電力 従量電灯B 30A
月間平均電気使用量 200kWh

お得電力に切り替えると…
年間の電気代:2,665円お得!
5年間の電気代:13,324円お得!
※消費税込み
※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでおりません

お得電力は、全国の大手電力会社と同等プランを提供しつつ、料金を安くできる可能性が高いサービスです。

お得電力の特徴は、サービスのわかりやすさに特化している点にあります。

東京電力や関西電力など、大手電力のプランに対してお得になるプランが用意されており、変更すればお得になる可能性が高いです。

自社で発電設備を有しており、ほかのサービスとの相互効果による低コストを実現しています。

工事不要、最短5分で切り替えできるため、現在のプランを変えずに電気代を節約したい方はぜひ検討してみましょう。

市場電力

市場電力
おすすめな方
  • 市場連動型の電力会社と契約している方
  • 契約するアンペア数が高い方
  • 切り替え手続きが面倒な方

電気代シミュレーション

現在の電気料金
月額 約4,849 円
条件(例):Looopでんき スマートタイムONE(電灯)

市場電力に切り替えると…
年間の電気代:約1,360円お得!
5年間の電気代:約6,800円お得!
※消費税込み
※2024年4月時点
※再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでおりません

市場電力は、市場連動型の電気料金プランを提供する新電力会社です。

市場連動型プランとは、電気料金が市場単価に応じて変動する料金プランを指します

30分ごとに料金単価が見直され、変動した市場単価がリアルタイムで反映される仕組みです。

世界情勢により市場単価が高騰するリスクもありますが、市場電力にはお得になる特徴がいくつかあります。

まずは、基本料金が無料で、電気代は使用した分のみ生じる点です。

一般的には契約するアンペア数が高いほど基本料金は高くなることから、基本料金が無料であればアンペア数が高くなりやすい家庭でもお得になります。

また、サービス料金が業界最安値水準に設定されているため、Looopでんきのようなほかの新電力よりも安くなりやすいでしょう。

のむシリカ電力

のむシリカ電力
おすすめな方
  • シリカ水の特典が欲しい方
  • 大手電力会社と契約している方
  • 切り替え手続きが面倒な方

電気代シミュレーション

現在の電気料金
月額 約7,423 円
条件(例):東京電力 従量電灯B 30A
月間平均電気使用量 200kWh

のむシリカ電力に切り替えると…
年間の電気代:888円お得!
5年間の電気代:4,440円お得!
※消費税込み
※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでおりません

のむシリカ電力は、ナチュラルミネラルウォーターであるのむシリカを特典として受け取れる新電力会社です。

契約するのみで500ml×24本入りののむシリカを1箱もらえるほか、更新時には支払った電気代に応じてのむシリカがもらえます。

のむシリカをもらえる数に上限はなく、年間電気使用量5万円ごとに1箱もらえるため、お得な電力会社といえるでしょう。

なお、のむシリカとは、シリカ97mg/Lをはじめとするさまざまなミネラルを含んだナチュラルミネラルウォーターです。

のむシリカ電力の特徴はプレゼント特典のみではなく、大手電力会社各社よりも安めの料金で電気を提供する点です。

健康面に気を遣いたい方や、電力使用量が多い方は、のむシリカ電力を検討してみてください。

まとめ

多くの会社では夜間の電気料金プランを提供していましたが、最近は終了傾向にあります。

代わりとなるオール電化向けのプランが発表されているものの、自宅がオール電化でなければメリットが多いとはいえないでしょう。

一方、新電力は大手電力会社よりも安い料金プランを提供している場合が多く、電気代を終日安くできる可能性があります。

電気代を安くしたい方は、ぜひ新電力会社への乗り換えを検討してみてください。

<参考>
お得電力
のむシリカ電力

副業マルチクリエーターTetsu7017

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