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炊飯器の保温は電気代いくら?かかる料金やつけっぱなしだとどうなるか解説

炊飯器の保温は、いつでも温かいご飯が食べられる便利な機能です。

しかし、「つけっぱなしにすると電気代はいくらかかるのか」「何時間までなら安全なのか」といった疑問を持つ方も少なくありません。

保温時間の目安は5〜6時間が限界で、それ以上は冷凍して電子レンジで温める方が経済的です。

本記事では、保温にかかる具体的な電気代や、電子レンジ解凍との比較、今日からできる節約術までを詳しく解説します。

正しい知識を身につけ、自身のライフスタイルに合った最も賢い使い方を見つけるために、ぜひ参考にしてください。

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目次

炊飯器の保温は5〜6時間が限界|つけっぱなしの電気代とリスク

炊飯器の保温機能は便利ですが、「つけっぱなしにすると電気代はいくらかかるのか」「何時間までならおいしく安全に食べられるのか」と疑問に思う方もいるでしょう。

実は、保温時間には経済的にも品質的にも適切な目安が存在するのです。

本章では、炊飯器の保温に関する次の疑問について解説します。

  • 炊飯器の保温にかかる具体的な電気代
  • 保温時間と電気代・ご飯の品質の目安
  • 長時間保温が推奨されない3つの理由

それぞれのポイントを詳しく説明します。

炊飯器の保温にかかる電気代は世帯によって変わる

炊飯器の保温にかかる電気代は、機種や使い方、容量によって異なります。電気代は「消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電力料金単価(円/kWh)」で計算できます。

ここでは、世帯人数別の炊飯器の消費電力を想定し、保温を続けた場合の電気代をシミュレーションしました。

世帯(炊飯器の目安)12時間24時間(1日)1か月(30日)
一人暮らし
(3合炊き / 1時間あたりの保温時消費電力約13Wh)
約4.8円約9.7円約290円
4人家族
(5.5合炊き /1時間あたりの保温時 消費電力約18Wh)
約6.7円約13.4円約402円
※電力料金単価は31円/kWh(税込)で計算しています。

炊飯1回あたりの電気代が約5円前後であるのに比べて、保温を長時間続けると、炊飯そのものよりも電気代がかかるケースがあることがわかります。

出典:全国家庭電気製品公正取引協議会

保温時間の目安は5〜6時間まで

多くの炊飯器メーカーが推奨している保温時間の上限は、5〜6時間です。

この時間を超えて保温を続けると、ご飯の水分が徐々に失われ、パサパサとした食感になったり、硬くなったりする原因となります。

また、ご飯に含まれる糖とアミノ酸が化学反応をおこすことで、黄ばみや異臭が発生しやすくなります。

さらに、炊飯器内が雑菌の繁殖しやすい温度帯になる可能性も否定できません。

おいしさと衛生面を考慮すると、長時間の保温は避けた方がよいといえるでしょう。

【危険】長時間保温の3つのデメリット

炊飯器の長時間保温には、主に3つのデメリットが考えられます。

  • 無駄な電気代の発生
  • ご飯の劣化
  • 雑菌繁殖のリスク

先述の通り、保温は常に電力を消費し続けるため、時間が長くなるほど電気代が積み重なります。

とくに意識せずに「つけっぱなし」にしていると、年間で見ると大きな経済的損失につながる可能性があります。

また、保温時間が長引くほど、炊きたての風味や食感は失われ、おいしく食べられなくなってしまうのは大きなデメリットです。

最後に長時間保温のリスクとして、気温が高い夏場や梅雨の時期は、食品が傷みやすくなります。保温しているからと安心せず、衛生管理の観点からも長時間の保温は避けましょう。

【比較】保温と電子レンジ解凍は結局どっちがお得?

炊飯器の保温と、冷凍したご飯を電子レンジで温め直す方法では、どちらが電気代を抑えられるのでしょうか。

結論からいうと、コストの損益分岐点となるのは「5〜6時間」です。

本章では、両者の電気代を比較し、冷凍ご飯をおいしく食べるためのコツもあわせて紹介します。

5〜6時間以上なら「冷凍保存+電子レンジ」が経済的

保温時間が5〜6時間を超える場合は、ご飯を冷凍保存し、食べる際に電子レンジで解凍する方が経済的です。

具体的に電気代を比較してみましょう。

一人暮らし(3合炊き / 1時間あたりの保温時消費電力約13Wh)で、炊飯器の保温を6時間続けた場合の電気代は、約2.4円です。

一方、冷凍ご飯1膳(約150g)を600Wの電子レンジで2分加熱した場合の電気代は、約0.62円となります。

この計算からも、食事の時間が大きく空く場合は、炊きたてをすぐに冷凍する方が、電気代の節約につながります。

おいしさを保つ冷凍保存と解凍のコツ

ご飯のおいしさを保ったまま冷凍・解凍する方法は、いくつかのコツがあります。

まず、冷凍する際は、炊きたての温かいご飯を小分けにし、ラップでふんわりと包むことが重要です。

ご飯の蒸気ごと閉じ込めることで、解凍した際にパサつきにくくなります。

解凍する際は、耐熱皿にご飯を乗せ、電子レンジで加熱します。

加熱ムラを防ぐために、途中で一度取り出して軽くほぐすと、よりふっくらと仕上がるでしょう。

今日からできる炊飯器の電気代を節約する4つの方法

炊飯器の電気代は、日々の少しの工夫で節約できます。

保温機能の使い方を見直すことから、タイマー機能の活用、さらには炊飯器自体の見直しまで、今日から実践できる具体的な方法を紹介します。

実践できる主な方法は、次の4つです。

  • 長時間の保温はやめて冷凍保存に切り替える
  • 食事の時間にあわせて炊飯予約タイマーを活用する
  • 炊飯器の「エコモード」や省エネコースを試す
  • 10年以上前の古い炊飯器は買い替えを検討する

ここからは、各項目について詳しく解説します。

方法1:長時間の保温はやめて冷凍保存に切り替える

最も効果的な節約方法は、これまで解説した通り「長時間の保温をやめること」です。

たとえば、朝炊いたご飯が余った場合、夜に食べる分はそのまま保温し、それ以降に食べる分はすぐに冷凍するなど、ライフスタイルにあわせて運用方法を工夫するとよいでしょう。

とくに一人暮らしの方や、家族の食事時間が異なる家庭では、まとめて炊いて小分けに冷凍保存する習慣をつけることが、電気代節約の大きな一歩です。

方法2:食事の時間にあわせて炊飯予約タイマーを活用する

炊飯器に搭載されている「予約タイマー機能」を積極的に活用しましょう。

この機能を使えば、食事の時間にあわせて炊きあがるように設定できるため、保温時間をゼロにできます。

たとえば、朝食の時間や帰宅時間にあわせてセットしておけば、いつでも炊きたてのおいしいご飯を食べられ、無駄な保温にかかる電気代も発生しません。

毎日の習慣にすることで、無理なく節約を続けられるでしょう。

方法3:炊飯器の「エコモード」や省エネコースを試す

炊飯器に「エコモード」や「省エネ炊飯コース」が搭載されていれば、利用を検討しましょう。

これらのモードは、炊飯時の火力を細かく制御したり、保温時の温度を少し低めに設定したりすることで、消費電力を抑える仕組みです。

メーカーや機種によりますが、通常の炊飯モードと比較して数パーセントから10パーセント程度の消費電力を削減できる場合があります。

ただし、炊きあがりの食感が少し変わる可能性もあるため、一度試してみて好みに合うか確認しましょう。

方法4:10年以上前の古い炊飯器は買い替えを検討する

もし10年以上同じ炊飯器を使用しているのであれば、買い替えを検討するのも一つの有効な手段です。

家電の省エネ技術は年々向上しており、最新の炊飯器は10年前のモデルと比較して、消費電力が大幅に削減されているケースが多くあります。

たとえば、10年前のモデルでは保温に約20Whの電力を消費していましたが、最新の省エネモデルでは約12Whに抑えられているものもあり、約40%の節電につながるケースもあります。

初期費用はかかりますが、毎日の電気代を考えると、長期的に見て買い替えた方が経済的になる可能性が高いでしょう。

参考:北海道でんき保安協会「おうちの省エネ電気編

【根本解決】電気代の悩みは電力会社のプラン見直しが効果的

炊飯器の使い方など、日々の節約術を実践することは非常に大切です。

しかし、より大きな節約効果を目指すのであれば、電気料金の単価そのものを見直すことが最も効果的といえるでしょう。

本章では、電気代を根本から解決するための考え方を解説します。

毎日の小さな節約努力よりも固定費の見直しを

炊飯器の保温にかかる電気代のように、日々の小さな節約を積み重ねることも重要ですが、その効果には限界があります。

一方で、毎月必ず支払う電気料金プランという「固定費」は、一度見直すだけで、その後は何もしなくても継続的に節約効果が生まれます。

これは、日々の細かな努力よりもインパクトが大きく、家計改善につながりやすい方法といえるでしょう。

電気代は家計支出の中で一定の割合を占めており、この固定費をいかに削減するかが、賢い節約の鍵となります。

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  • Web申し込み完結で工事や立ち会いも不要
  • 電気の品質や安全性は今までと変わらない

それぞれの特徴を具体的に解説します。

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つまり、電気の供給ルートは変わらないため、電気の品質や安定性、停電のリスクはこれまでと全く変わりません。

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炊飯器の電気代に関するよくある質問

最後に、炊飯器の電気代に関して、多くの方が抱く疑問についてQ&A形式で回答します。

炊飯器のコンセントは毎回抜いたほうがよいですか?

炊飯器を使用しないときにコンセントを抜いておくことによる節約効果は、ごくわずかです。

時計表示などに使われる待機電力は非常に小さいため、電気代への影響はほとんどありません。

ただし、落雷による故障のリスクを避けるため、長期間家を空ける際にはコンセントを抜いておくと安心でしょう。

保温と炊飯ではどちらが電気代が高いですか?

1回あたりの電気代で比較すると「炊飯」の方が高くなります。

炊飯時は、一気に水を沸騰させるために大きな電力を使いますが、、保温は比較的小さな電力で温度を維持します。

しかし、保温は長時間継続して電力を消費するため、使い方によっては1か月の合計電気代で、炊飯にかかる費用を上回る可能性があります。

炊飯器の保温機能で火事になる危険性はありますか?

取扱説明書に従って正常に使用している限り、保温機能が原因で火事になる可能性は極めて低いといえるでしょう。

現在の炊飯器には、異常な温度上昇を防ぐための安全装置が組み込まれています。

ただし、電源コードが傷んだまま使用したり、炊飯器の周りに燃えやすいものを置いたりすると、火災のリスクが高まるため、安全な使用を心がけましょう。

参考:製品評価技術基盤機構(NITE)「汚れ、踏まれ、引っこ抜かれる~『プラグ・コード・コンセントの事故』で気をつけるポイント~」

まとめ

本記事では、炊飯器の保温にかかる電気代や、おいしさ・安全性を保てる時間の上限について解説しました。

保温には1時間あたり約0.4円の電気代がかかり、5〜6時間を超える場合は冷凍保存からの電子レンジ解凍の方が経済的です。

日々の節約術も大切ですが、電気代の根本的な見直しには、電力会社のプラン変更が最も効果的です。

当サイトの情報を参考に、家庭に合った最適な選択を検討してみてください。

シンプルでお得なプランを探している方は、信頼できる運営会社(株式会社Qvou、創業40年)のサービスである「お得電力」で検索してみることをおすすめします。

<参考>
お得電力

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