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カーボンヒーターの電気代は安い?出力別の目安やエアコンと比較して解説

カーボンヒーターは速暖性が高く、手軽に暖を取れる人気の暖房器具です。

しかし、電気代が高いのではないか、エアコンと比べてどちらが得なのかと疑問を持つ方も少なくありません。

結論として、短時間の局所利用ではカーボンヒーターが有利ですが、部屋全体の暖房にはエアコンが適しています。

本記事では、出力別の具体的な電気代やエアコンとのコスト比較、シーン別の賢い使い分けテクニックについて解説します。

冬の電気代対策を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

【速算】カーボンヒーターの電気代は1時間いくら?出力別の料金目安

カーボンヒーターの電気代は、使用する出力ワット数によって大きく異なります。

まずは計算の基本となる式と、強弱それぞれのモードで運転した場合の具体的な料金目安について解説します。

3つのポイント

  • 電気代計算の基本式と最新の目安単価
  • 「弱(300W〜450W)」で使用した場合の1時間・1か月の電気代
  • 「強(900W〜1200W)」で使用した場合の1時間・1か月の電気代

それぞれの内容を具体的に解説します。

電気代の計算方法と全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価

電気代を正確に把握するためには、正しい計算式と基準となる単価を知ることが重要です。

電気代は、消費電力と使用時間、そして契約している電力会社の料金単価を掛け合わせることで算出できます。

電気代の計算式

消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電力量料金単価(円/kWh)

この計算式における「電力量料金単価」には、全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている目安単価31円/kWhを使用するのが一般的です。

本記事の試算では、この数値を基準として電気代を算出します。

なお、自宅の正確な単価は、毎月の検針票や電力会社のマイページで確認可能です。

「弱」運転(300W〜450W)なら1時間あたり約10円〜14円

足元を温める際などに使用される「弱」モードでの電気代は、比較的安価に抑えられます。

出力が300Wから450W程度の機種を使用した場合、1時間あたりの電気代は約9.3円から14円程度です。

1か月あたりの電気代目安

  • 300Wを1日4時間使用した場合:約1,116円
  • 450Wを1日4時間使用した場合:約1,674円

毎日数時間程度の使用であれば、月額の負担は千円台に収まる計算となります。

エアコンをつけるほどではない少し肌寒いときや、一人で手軽に暖まりたいときには、コストパフォーマンスのよい暖房手段といえるでしょう。

ただし、いくら単価が安くても、長時間つけっぱなしにすれば料金は積み重なるため注意が必要です。

「強」運転(900W〜1200W)はエアコン並み?1時間あたり約28円〜37円

部屋全体を暖めようとして「強」モードを使用すると、電気代は大きく跳ね上がります。

900Wから1200Wの高出力で使用した場合、1時間あたりの電気代は約28円から37円にもなります。

これは一般的な6畳用エアコンの暖房時消費電力と同等、あるいはそれ以上のコストです。

仮に1200W(強)で毎日8時間使用し続けた場合、1か月の電気代は約8,900円増加する計算になります。

カーボンヒーターは手軽で暖かい暖房器具ですが、高出力での長時間使用は請求額の高騰を招く主な原因となります。

用途に合わせてこまめに出力を調整することが重要です。

【比較】エアコンとカーボンヒーターはどっちが得?暖房器具のコスパ対決

暖房器具にはそれぞれの特性があり、得意なシーンと苦手なシーンがあります。

ここでは、エアコンとカーボンヒーターの効率の違いや、他の暖房器具を含めたコスト比較について解説します。

3つのポイント

  • 部屋全体を暖めるならエアコンが圧倒的に高効率
  • 短時間・スポット暖房ならカーボンヒーターに軍配
  • セラミックファンヒーターや電気ストーブとの違い一覧

ここからは、各項目について詳しく解説します。

長時間利用・部屋全体の暖房はエアコンが最も安い理由

リビングなどの広い空間を長時間暖める場合、最も経済的なのはエアコンです。

エアコンはヒートポンプ技術を利用しており、投入した電力以上の熱エネルギーを生み出すことができるため、エネルギー効率が非常に高い点が特徴です。

環境省の「ウォームビズ」でも推奨されているように、エアコンは温度設定を適切に管理(目安として20℃)して連続運転することで、少ない電力で快適な室温を維持できます。

一方、カーボンヒーターなどの電気ストーブ類は、電気エネルギーを直接熱に変える仕組みのため、消費電力がそのまま電気代に直結します。

部屋全体を暖めようとすると常にフルパワーで稼働させる必要があり、結果としてエアコンよりも電気代が高くなる傾向です。

※出典:ウォームビズとは|ウォームビズ(WARMBIZ)

着替えやトイレなど短時間・局所利用はカーボンヒーターが有利

短時間の使用や、特定の場所だけを暖めたい場合には、カーボンヒーターが有利です。

エアコンは温風が出るまでに時間がかかり、部屋が暖まるまでは多くの電力を消費します。

対してカーボンヒーターは速暖性が高く、スイッチを入れた数秒後には暖かさを感じられることが特徴です。

カーボンヒーターが適しているシーン

  • 朝の着替えや身支度
  • トイレや脱衣所での一時的な使用
  • 帰宅直後の冷え切った身体を温める時

上記のようなシーンでは、エアコンよりもカーボンヒーターの即効性を活用する方が、快適で稼働時間も短く済むため、電気代の節約につながります。

利用時間が30分未満であれば、カーボンヒーターのメリットが最大限に活かされます。

【一覧表】カーボン・セラミック・ハロゲン・エアコンの電気代比較

カーボンヒーターとよく比較されるほかの暖房器具について、電気代や特徴を整理しました。

それぞれの特性を理解し、適材適所で使い分けることが節約への近道です。

【コスパ比較】電気代と暖まり方の違い一覧:カーボンヒーターvsエアコン他

器具名1時間あたりの電気代目安暖まり方適した場所
エアコン(6畳用)約3円〜45円(平均15円前後)温風で部屋全体リビング・寝室
カーボンヒーター約10円〜37円遠赤外線で体の芯脱衣所・デスク足元
セラミックファンヒーター約18円〜37円温風で局所トイレ・洗面所
ハロゲンヒーター約10円〜37円近赤外線で表面短時間の局所暖房

セラミックファンヒーターは、温風が出るため広がりを感じやすい一方で、消費電力が高く電気代がかさむ傾向があります。

ハロゲンヒーターは即暖性に優れますが、カーボンヒーターの方が遠赤外線の放出量が多く、より体の芯まで暖まりやすいという違いがあります。

【シーン別】電気代を抑えて暖かく過ごす賢い使い分けテクニック

電気代を抑えつつ快適に過ごすためには、エアコンとカーボンヒーターを賢く組み合わせることが大切です。

生活シーンに合わせた具体的な使い分けテクニックを紹介します。

3つのポイント

  • 朝の着替え・帰宅直後の「つなぎ暖房」として活用
  • テレワーク中の「足元専用」として弱運転を活用
  • 入浴前後の脱衣所ヒートショック対策

それぞれの内容を具体的に解説します。

朝の着替えや帰宅直後はエアコンが効くまでの「つなぎ」にする

最もおすすめの節約術は、エアコンとカーボンヒーターを併用する「ハイブリッド暖房」です。

朝起きたときや帰宅直後は部屋が冷え切っているため、エアコンをつけても暖まるまでに時間がかかります。

そこで、エアコンを入れると同時にカーボンヒーターもオンにしましょう。

カーボンヒーターの速暖性で直後から暖かさを確保し、エアコンが効いて部屋全体が暖まってきたら、カーボンヒーターを消します。

これにより、寒さを我慢することなく、かつカーボンヒーターの長時間使用による無駄な電気代を防げます。

在宅勤務(テレワーク)の冷える足元には「300W」で集中暖房

デスクワーク中は動かないため体が冷えやすくなりますが、部屋全体の温度を上げようとするとエアコン代がかさみます。

このような場合は、エアコンの設定温度は控えめにし、カーボンヒーターで足元のみをピンポイントに暖める方法が効率的です。

足元を暖めるのみなら「弱(300W)」で十分な効果が得られます。

300Wで1日6時間使用した場合の電気代は約56円で、これを20日間続けても月額1,120円程度です。

もし「市場電力」のような市場連動型プランを契約している場合、太陽光発電の供給が多い昼間の時間帯は電気代単価が安くなる傾向があるため、日中のテレワーク利用はさらにお得になる可能性があります。

脱衣所やトイレなどエアコンがない場所のヒートショック対策

脱衣所やトイレといった狭い空間は、エアコンの設置が難しく、冬場は極端に寒くなりがちです。

こうした場所での温度差はヒートショックの原因となり、健康リスクを高めます。

ここで役立つのが、場所を取らずすぐに暖まるカーボンヒーターです。

とくに、人感センサー機能を搭載したモデルを選ぶと便利です。

人がいるときに自動で運転し、いなくなれば消えるため、消し忘れによる電気代の浪費を防げるのみでなく、無人の状態で加熱し続けることによる火災のリスクも低減できます。

電気代が高い原因は使いすぎ?カーボンヒーターのデメリットと注意点

カーボンヒーターは便利な反面、特性を理解せずに使うと思わぬデメリットに見舞われることがあります。

ここでは、電気代が高くなる原因や、安全に使用するための注意点について解説します。

部屋全体を暖める能力は低い!長時間使用は電気代高騰の元

カーボンヒーターは、赤外線による「輻射熱」で、当たっている物体を直接温める仕組みです。

そのため、エアコンやファンヒーターのように、空気を対流させて部屋全体を暖める能力はほとんどありません。

「部屋がなかなか暖まらない」と感じて、設定を常に「強」にしたまま使い続けるのは、典型的な失敗例です。

この状態では、前述のとおりエアコン以上の電気代がかかります。

もし部屋全体が寒いと感じる場合は、カーボンヒーターの出力を上げるのではなく、エアコンや石油ファンヒーターなど、空間暖房に適した器具に切り替えることが重要です。

火事に注意!就寝時の使用や洗濯物の乾燥は厳禁

カーボンヒーターの熱源部分は非常に高温になるため、使用時には火災に対する十分な注意が必要です。

とくに、就寝時の使用は寝返りで布団が接触する恐れがあるため、絶対におこなってはいけません。

また、洗濯物を乾かすために近くで使用することも厳禁です。

乾いた洗濯物が落下してヒーターに触れ、火災につながるケースが東京消防庁やNITE(製品評価技術基盤機構)からも、多数報告されています。

就寝時や乾燥目的では使用せず、必ず人の目がある範囲で安全に使用してください。

「こまめな消灯」よりも効果的?電気代単価そのものを下げる節約術

暖房器具の使い方を工夫する節約も大切ですが、それには限界があります。

より効果的で、かつ我慢のいらない節約方法として、電力プランそのものの見直しについて解説します。

「我慢する節約」は続かない!単価を見直せば自動的に安くなる

こまめにスイッチを切ったり、寒さを我慢して設定温度を下げたりする節約は、ストレスが溜まりやすく長続きしません。

また、どれだけ工夫しても、契約している電気代の単価が高ければ、節約効果は限定的です。

もし電気料金の単価自体を下げることができれば、今までどおりカーボンヒーターを使用しても、自動的に毎月の請求額を安く抑えられます。

単価が1円下がるのみでも、年間の電気使用量が多い家庭では数千円から数万円の差が生まれることもあります。

大手電力会社のプランと新電力プランの違いを理解する

2016年の電力小売全面自由化以降、多くの新電力会社が参入し、さまざまな料金プランが登場しています。

従来の大手電力会社のプラン(従量電灯など)は、使用量が増えるほど単価が高くなる仕組みが一般的ですが、新電力の中には基本料金が無料であったり、単価が一律で安く設定されていたりするプランがあります。

電力会社の切り替えと聞くと面倒に感じるかもしれませんが、現在はWeb上で手続きが完結し、5分程度で終わるケースが大半です。

工事や立ち会いも不要で、送電網は地域の大手電力会社と同じものを使用するため、電気の品質や安定性が変わることもありません。

基本料金も電力量料金も安くなる「お得電力」で冬の電気代対策

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おすすめな方
  • 電気代を節約したい方
  • 大手電力会社と契約している方
  • 切り替え手続きが面倒な方

電気代シミュレーション

現在の電気料金
月額 約7,423 円
条件(例):東京電力 従量電灯B 30A
月間平均電気使用量 200kWh

お得電力に切り替えると…
年間の電気代:2,665円お得!
5年間の電気代:13,324円お得!
※消費税込み
※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでおりません

賢く電気代を節約したい方におすすめなのが、株式会社Qvouが運営する「お得電力」です。

その特徴と、どのように電気代が安くなるのかについて解説します。

お得電力のポイント

  • 基本料金も従量料金も一律でお得になる仕組み
  • 暖房器具を使いながら無理なく節約できる
  • まずは公式サイトでエリア別の削減額を確認

それぞれの内容を具体的に解説します。

「お得電力」なら今の使い方のままで電気代をカットできる

「お得電力」は、基本料金と電力量料金の単価が、各エリアの大手電力会社よりも安く設定されている点が最大の特徴です。

複雑な条件などはなく、切り替えるのみでシンプルに電気代を削減できる可能性があります。

たとえば、暖房器具を多く使う冬場は電気使用量が増えますが、「お得電力」であれば単価そのものが抑えられているため、カーボンヒーターやエアコンを我慢して消す必要が減ります。

たとえば、北海道エリアで4人世帯が切り替えた場合、年間約9,973円の削減試算が出ています。

運営会社の株式会社Qvouは創業40年以上の実績を持つ企業であり、信頼性も十分です。

北海道や東京など、エリアごとの具体的な削減額目安は公式サイトで確認できるため、まずは一度確認してみることをおすすめします。

ライフスタイルに合わせて選べるプランと簡単な申し込み方法

「お得電力」は、検針票などの情報があればWebから簡単に申し込めます。

現在契約中の電力会社への解約連絡も不要で、手続きは非常にスムーズです。

また、在宅ワークなどで昼間の電気使用量が極端に多い方には、市場価格に連動して料金が決まる「市場電力」という選択肢もあります。

市場電力は、太陽光発電が活発な昼間の時間帯に単価が安くなる傾向があるため、ライフスタイルによってはさらなる節約が期待できます。

自身の生活に合わせて最適なプランを選ぶことで、冬の電気代対策はより万全なものになるでしょう。

カーボンヒーターの電気代に関するよくある質問

最後に、カーボンヒーターの使用に関してよく寄せられる疑問について回答します。

Q.カーボンヒーターは体に悪いって本当?

「カーボンヒーターなどの赤外線暖房器具は体に悪い」という噂を聞くことがありますが、これは誤解です。

カーボンヒーターが放出する遠赤外線は、太陽光やこたつにも含まれるもので、適切に使用すれば健康への悪影響はありません。

ただし、長時間至近距離で皮膚に熱を当て続けると、「低温やけど」を起こすリスクがあります。

これは熱源の種類によるものではなく、使い方の問題です。

使用する際は十分な距離をとり、就寝中など意識がない状態では使用しないよう注意しましょう。

Q.「山善」などのメーカーによって電気代は変わる?

基本的に、消費電力(W数)が同じであれば、メーカーによる電気代の違いはありません。

電気代は「消費電力×時間」で決まるため、たとえば同じ「300W」の出力であれば、A社の製品でもB社の製品でもかかる電気代は同じです。

違いが出てくるのは、熱効率や機能面です。

反射板の設計が優れている機種であれば、同じワット数でもより暖かさを感じられるため、結果的に低いワット数(弱運転)で済み、節電につながることはあります。

また、人感センサーやオフタイマーなどの機能の有無も、実質的な電気代に影響を与える要素となります。

まとめ

この記事では、カーボンヒーターの電気代やエアコンとのコスト比較について解説しました。

カーボンヒーターは速暖性に優れ、短時間の局所暖房においてはコストパフォーマンスがよい反面、部屋全体を長時間暖める用途では電気代が高くなる傾向があります。

一方、エアコンはエネルギー効率が高く、長時間利用に適していることがわかりました。

  • 短時間・局所利用: カーボンヒーター(弱運転推奨)
  • 長時間・全体暖房: エアコン(20℃設定推奨)

それぞれの特性を理解し、生活シーンに合わせて使い分けることが重要です。

また、暖房器具の工夫のみでなく、電力会社のプランそのものを見直すことも有効な節約手段となります。

お得電力が自身の状況に合うと感じた方は、まずは公式サイトで詳細をチェックしてみてください。

<参考>
お得電力

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