デロンギのヒーターは、乾燥しにくく空気を汚さない暖房器具として人気です。
しかし「電気代がやばい」「高すぎる」などの口コミを目にして不安を感じる方も少なくありません。
結論として、デロンギの電気代はエアコンよりも高くなる傾向がありますが、機種選びや使い方次第でコストを抑えることは可能です。
本記事では、1時間および1か月あたりの電気代の目安や、オイルヒーターとマルチダイナミックヒーターの違いについて解説します。
快適さとコストのバランスを取りながら賢く使いたい方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の結論(30秒でわかる)
- デロンギの電気代はエアコンより高め(月+2,000円〜)
- 「窓際設置」や「マルチダイナミックヒーター」で大幅節約が可能
- 根本解決には「電力プランの見直し」が最も効果的
【徹底検証】デロンギの電気代は1か月いくらかかる?

デロンギの電気代は、機種や部屋の広さによって大きく変わります。
正確なコストを知るために、まずは1時間あたりの目安と1か月のシミュレーションを確認しましょう。
電気代検証の3つのポイント
- モデル別の1時間あたりの電気代目安
- 部屋の広さ(畳数)ごとの1か月の電気代シミュレーション
- オイルヒーターとマルチダイナミックヒーターのコスト比較
ここでは、各項目について詳しく見ていきます。
モデル別の1時間あたりの電気代目安
デロンギオイルヒーターのモデル別の電気代目安は、次のとおりです。
| 種類 | 消費電力 | 1時間あたりの電気代 |
|---|---|---|
| アミカルドオイルヒーター | 1200~1500W | 37.2円~46.5円 |
| ユニカルドオイルヒーター | 500~1500W | 15.5円~46.5円 |
| ヴェルティカルドオイルヒーター | 1200~1500W | 37.2円~46.5円 |
| ベルカルドオイルヒーター | 600~1500W | 18.6円~46.5円 |
※出典:デロンギ オイルヒーター | De’Longhi JP
デロンギ製品の1時間あたりの電気代は、運転時の出力によって計算できます。
目安としては、最大出力の強モードで運転した場合、1時間あたり約37円から46円程度です。
しかし、常に最大出力で運転し続けるわけではありません。
設定温度に達したあとは、消費電力を抑えた運転に切り替わるため、平均的なコストはこれよりも安くなるのが一般的です。

部屋の広さ(畳数)ごとの1か月の電気代シミュレーション
部屋の広さに応じて、1か月にかかる電気代は大きく変動します。
6畳から10畳までの部屋で1日8時間使用した場合、月額の電気代は約7,000円から12,000円程度が目安となります。
【1か月の電気代目安(1日8時間使用)】
| 畳数 | 電気代(目安) |
|---|---|
| 6畳 | 約7,440円 |
| 8畳 | 約9,920円 |
| 10畳 | 約12,400円 |
この試算は、建物の断熱性や気密性が一定水準あることを前提としています。
木造住宅や築年数が古い建物など、断熱性が低い環境では熱が逃げやすく、設定温度を維持するためにフルパワー運転が続く時間が長くなります。
その結果、電気代が目安の1.5倍から2倍近くに跳ね上がるリスクがあるため注意が必要です。
オイルヒーターとマルチダイナミックヒーターのコスト比較
デロンギには、大きく分けてオイルヒーターとマルチダイナミックヒーターの2種類があります。
本体は安いが、
電気代がかさむ…
本体は高いが、
長く使うほどお得!
結論からいうと、電気代を安く抑えられるのは「マルチダイナミックヒーター」の方です。
デロンギ公式のデータによると、マルチダイナミックヒーターは旧型のオイルヒーターと比較して、電気代を約63%節約できるとされています。
これは、オートアダプティブテクノロジーという高度な温度制御機能により、室温を一定に保つための無駄な加熱を防いでいるからです。
本体価格はマルチダイナミックヒーターの方が高額ですが、冬場のランニングコストを考慮すると、長期的にはこちらの方が経済的にお得になるケースが多いです。
【比較】エアコンや他暖房器具とのコスト差と快適さのバランス

デロンギの電気代は、ほかの暖房器具と比べてどうなのでしょうか。
コストの差のみでなく、それに見合う快適さや健康面でのメリットを理解することが大切です。
比較検討の3つの視点
- エアコンやファンヒーターと比較した電気代の差
- 差額は快適さへの投資と捉える視点の提案
- デロンギならではの健康メリットとコストパフォーマンス
それぞれの内容を具体的に解説します。
エアコンやファンヒーターと比較した電気代の差
エアコンやセラミックファンヒーターと比較すると、デロンギの電気代は高くなる傾向があります。
具体的な差額としては、エアコン暖房の方が月々数千円程度安くなるケースが一般的です。
資源エネルギー庁のデータでも示されているように、エアコンはヒートポンプ技術によって空気中の熱を効率よく利用するため、消費電力あたりの暖房能力が非常に高い暖房器具です。
一方、デロンギやセラミックファンヒーターは電気エネルギーを直接熱に変えるため、効率面ではエアコンに劣ります。
速暖性についても、ファンヒーターやエアコンの方が優れており、デロンギは部屋全体が暖まるまでに時間がかかるという特徴があります。

差額は快適さへの投資と捉える?
電気代の高さはデメリットですが、その差額を快適さへの投資と捉えることもできます。
実際に多くのユーザーが、月々数千円の追加コストを払ってでもデロンギを選ぶ価値を感じています。
エアコン暖房の風による不快感や、乾燥によるストレスがないことは大きな価値です。
乾燥を防ぐことで加湿器の使用頻度が減ったり、喉の痛みを防いで通院費が浮いたりといった見えないコスト削減効果も期待できます。
単純な電気代の比較のみでなく、生活の質全体を向上させるための必要経費として考える視点を持つと、納得して使用できるでしょう。
デロンギならではの健康メリットとコストパフォーマンス
デロンギ最大の魅力は、健康面でのメリットが非常に大きいことです。
風が出ないためハウスダストや花粉を巻き上げず、室内の空気をクリーンに保つことができます。
温風による過度な乾燥は、肌や喉のバリア機能を低下させる原因となります。
デロンギは輻射熱で部屋を暖めるため、肌や喉の潤いを保ちやすいのが特徴です。
また、表面温度が比較的低く設計されており、小さな子どもやペットがいる家庭でも火傷や火事のリスクが低いという安全性も備えています。
健康や安全メリットを重視する家庭にとっては、電気代以上の高いコストパフォーマンスを発揮する暖房器具といえます。
【節約術】デロンギの電気代を安く抑える効果的な使い方

少しの工夫で、デロンギの電気代は賢く節約できます。
効果的な3つの節約術
- 窓際設置で冷気を遮断するテクニック
- 設定温度とエコモードの賢い活用法
- タイマー機能を駆使した運転時間の管理
ここでは、具体的な方法を解説します。
窓際設置で冷気を遮断するテクニック
デロンギを設置する際は、窓際に置くのが最も効果的です。
窓から入り込む冷気をシャットアウトすることで、部屋全体の温度ムラをなくし、効率よく暖められます。
これはコールドドラフト現象への対策として有効です。
冷たい空気が窓から床へ降りてくるのを防ぐことで、部屋の暖かさを逃さずに済みます。
結果としてサーモスタットの無駄な動作が減り、余分な電力消費を抑えることにつながります。
デロンギ公式サイトでも推奨されている基本的な設置テクニックであるため、まずは窓際にスペースを確保することからはじめましょう。
設定温度とエコモードの賢い活用法
設定温度を適切に管理することも、重要な節約ポイントです。
設定温度を1度下げるのみでも、約10%の節電効果が期待できるといわれています。
デロンギは輻射熱で体や壁を直接暖めるため、体感温度が高くなりやすい特徴があります。
そのため、エアコンの設定温度よりも低めの20度前後に設定しても十分に暖かく感じられるでしょう。
また、多くの機種に搭載されているECO運転モードを活用すれば、最適な電力レベルを自動で選択して運転してくれるため、手動で調整するよりも効率的に無駄な電力をカットできます。
環境省が推奨する冬の室温目安も参考にしながら、無理のない範囲で調整しましょう。

タイマー機能を駆使した運転時間の管理
必要な時間だけ運転するように、タイマー機能を活用しましょう。
24時間タイマーやスマートフォンのアプリを活用し、生活リズムに合わせた運転スケジュールを組むのがおすすめです。
基本的には、外出時や就寝中はオフにする、または温度を低く設定するのが節約への近道です。
ただし、建物が冷え切ってしまうと再加熱に多くのエネルギーが必要となるため、短時間の外出であればつけっぱなしの方がお得なケースもあります。
起床する1時間前にオンになるようタイマーをセットしておけば、起きた時には部屋が暖まっており、快適さと節約を両立できます。
【根本解決】電力会社のプラン見直しでデロンギを賢く使う方法

使い方の工夫のみでは、電気代の削減には限界があります。
根本的にコストを下げるためには、電力会社のプラン自体を見直すことが最も効果的です。
電力プラン見直しの3つのポイント
- 機器の工夫だけでは限界がある理由
- 電力単価を下げることの重要性と効果
- 2026年の政府支援と合わせたダブル節約のチャンス
それぞれの内容について解説します。
機器の工夫だけでは限界がある理由
設定温度や時間の調整による節約は大切ですが、それだけでは限界があります。
なぜなら、デロンギのような消費電力が大きい家電を使う場合、電気代の総額を大きく左右するのは使用量に応じた従量料金単価だからです。
日本の電気料金の多くは、使用量が増えるほど単価が高くなる3段階料金制度を採用しています。
つまり、デロンギを使って電力使用量が増えれば増えるほど、最も高い単価で計算される部分が多くなる仕組みです。
どれだけ機器側で節約しても、この単価自体が高ければ、請求額を大幅に下げることは難しくなります。
我慢して快適さを損なう前に、料金の仕組みに目を向ける必要があります。
電力単価を下げることの重要性と効果
同じ電気使用量でも、契約する電力会社によって支払う金額は変わります。
単価の安い電力会社やプランに乗り換えるのみで、年間数千円から数万円の節約になることも珍しくありません。
とくに冬場のように電気を多く使う時期や、家族が多い世帯では、1kWhあたりの単価の差が大きな金額差となって現れます。
電力会社の乗り換えは工事不要で、Webから簡単に手続きできるケースが大半です。
解約金がかからないプランも多いため、まずは現在の契約内容を確認し、より安い単価の会社がないか比較検討することが重要です。
2026年の政府支援と合わせたダブル節約のチャンス
2026年の冬は、デロンギユーザーにとって追い風となる状況が整っています。
政府による電気・ガス料金支援が実施されるため、電気代の負担が軽減されます。
経済産業省の発表によると、2026年1月から3月の使用分に対して、低圧契約で1kWhあたり4.5円(1月・2月分)の値引きがおこなわれます。
寒さが落ち着く3月使用分に関しては、低圧契約で1kWhあたり1.5円の値引きです。
この公的な支援に加え、元々の基本料金や単価が安い新電力へ切り替えておくことで、二重の節約効果を得られます。
この冬は、政府の補助金と新電力への乗り換えを組み合わせることで、デロンギを低コストで快適に使用できる絶好のチャンスといえるでしょう。

【デロンギユーザーにおすすめ】新電力「お得電力」のメリット
デロンギを使用する家庭に特におすすめなのが、新電力サービスのお得電力です。
電気を多く使う家庭ほどお得になる料金体系など、そのメリットを紹介します。
お得電力の3つのメリット
- 使用量が多い家庭ほど安くなる料金体系
- デロンギ使用時の電気代削減シミュレーション
- 簡単な申し込みでコストダウンを実現
ここでは、各項目について詳しく見ていきます。
使用量が多い家庭ほど安くなる料金体系
お得電力の最大の特徴は、基本料金と電力量料金が大手電力会社よりも一律で約3%安く設定されている点です。
とくにデロンギのような暖房器具を使用することで電気使用量が増える家庭ほど、その削減効果を実感しやすくなります。
また、市場価格によって料金が変動する市場連動型プランとは異なり、単価が固定されているため、冬場に電気代が予期せず高騰するリスクがありません。
さらに運営元の株式会社Qvouは創業40年以上の実績があり、安心して契約できるのもポイントです。
デロンギ使用時の電気代削減シミュレーション
実際にお得電力に切り替えた場合、どれくらい電気代が安くなるのでしょうか。
たとえば、冬場に電気を多く使い、月間の使用量が400kWhから600kWhになった家庭では、確実な削減が見込めます。
北海道エリアで4人から6人世帯が冬に600kWhを使用した場合、大手電力会社と比較して年間約1万円近く節約できるという試算データもあります。
年間で見れば、浮いたお金でおいしい食事を楽しんだり、欲しかった家電を購入したりすることも可能です。
デロンギの快適さはそのままに、支払い額のみを減らせるのは大きなメリットです。

簡単な申し込みでコストダウンを実現
お得電力への申し込みは非常に簡単で、手間がかかりません。
現在契約している電力会社の検針票などの情報があれば、Web上のフォームからすぐに手続きが完了します。
次の検針日から自動的に新しい料金プランでの供給がはじまり、面倒な工事や立ち会いも不要です。
解約時には3,300円(税込)の事務手数料がかかりますが、違約金自体は発生しないため、リスクも低く抑えられています。
Webから手軽に申し込むのみで、その後の電気代がずっと安くなるため、コストパフォーマンスの高い節約術といえます。

デロンギの電気代に関するよくある質問

最後に、デロンギの電気代についてよく寄せられる疑問に回答します。
よくある3つの質問
- 1日中つけっぱなしにするのとこまめに消すのはどっちがお得?
- 断熱性の低い部屋(木造など)で使うと電気代はどうなる?
- ブレーカーが落ちやすくなるって本当?対策は?
それぞれの疑問について解説します。
1日中つけっぱなしにするのとこまめに消すのはどっちがお得?
基本的には、外出時や使わないときはこまめに消す方が電気代の節約になります。
ただし、建物の断熱性が高く、一度暖まると冷めにくい環境であれば、つけっぱなしの方が効率がよい場合もあります。
デロンギ公式の見解としても、タイマー機能を活用して必要な時間帯のみ運転することを推奨しています。
とくに断熱性の低い部屋は熱が逃げやすいため、つけっぱなしにすると電気代が高額になりがちです。
短時間の外出で部屋が冷え切ってしまうような場合は、低めの温度設定で運転を続けるなど、状況に応じた使い分けが正解です。

断熱性の低い部屋(木造など)で使うと電気代はどうなる?
断熱性や気密性が低い部屋で使用すると、電気代は高くなる傾向があります。
隙間から熱が逃げやすいため、設定温度に到達するまでに時間がかかり、常にフルパワーで運転し続けることになるからです。
対策としては、厚手のカーテンを使用したり、窓に断熱シートを貼ったりして、部屋の断熱性能を上げることが重要になります。
また、部屋が暖まるまではエアコンやファンヒーターを使用し、ある程度暖まったらデロンギに切り替えて温度を維持するという併用スタイルも効果的です。
住宅の省エネ性能に合わせて、使い方を工夫しましょう。
ブレーカーが落ちやすくなるって本当?対策は?
デロンギは消費電力が大きいため、ほかの家電と同時に使うとブレーカーが落ちやすくなることがあります。
とくに、ドライヤーや電子レンジなど、消費電力の大きい家電と同じタイミングで使用する際は注意が必要です。
一般的な家庭の契約アンペア数は30Aから50A程度ですが、デロンギのみで12Aから15A程度を使用することがあります。
対策としては、デロンギを使用するコンセントをほかの高負荷家電とは別の回路にするか、契約アンペア数を上げることを検討しましょう。
また、延長コードの使用は発熱のリスクがあるため避け、必ず壁のコンセントから直接電源を取るようにしてください。

まとめ

本記事では、デロンギの電気代に関する実測データや節約術について解説しました。
デロンギは快適性が高い反面、電気代が高くなりやすい暖房器具ですが、窓際への設置やタイマー活用、そして電力プランの見直しによってコストを適正範囲に抑えることが可能です。
とくにマルチダイナミックヒーターの選択や、2026年の政府支援と合わせた新電力への切り替えは、効果的な対策となります。
電気代の仕組みを正しく理解し、ライフスタイルに合わせた運用を心がけることが重要です。
まずは家庭の電気代がどれだけ安くなるか、お得電力の公式サイトでシミュレーションしてみることをおすすめします。
<参考>
お得電力




