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セラミックファンヒーターの電気代は高い?安い?1か月の料金をエアコンと比較

セラミックファンヒーターは、スイッチひとつですぐに暖かくなる速暖性が魅力の暖房器具です。

しかし、便利さの一方で「電気代が高いのではないか」「1か月つけっぱなしにするといくらかかるのか」「エアコンと比べてどちらが安いのか」といった疑問を持つ方も少なくありません。

結論として、セラミックファンヒーターの電気代は長時間の使用では割高になりますが、脱衣所や足元など、短時間かつ局所的な利用には適しています。

本記事では、セラミックファンヒーターの電気代について、1時間や1か月の具体的な目安、エアコンなどほかの暖房器具との比較を解説します。

購入を検討中の方も、すでに自宅で使用している方も、ぜひ参考にしてください。

【ライフスタイル別】サービス比較

ライフスタイル お得電力 市場電力 のむシリカ電力
ケース1
共働きで
日中不在がち

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★★★

生活を変えず、確実に節約したい家庭に最適。シンプルに料金が安くなるのが最大のメリットです。

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日中不在時は恩恵が少なめ。電気をよく使う朝晩・休日の価格高騰リスクに注意が必要です。

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大手より安い料金+「のむシリカ」特典が魅力。標準的な使用量でもお得感をプラスできます。

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ケース2
在宅ワーク中心で
昼間によく使う

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確実に安くなる安心感が魅力。大きな節約より、安定した割引を求める方におすすめです。

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市場価格が安い昼間に電気を使えるため、電気代を大幅に削減できる可能性が最も高いプランです。

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電気使用量が多い家庭に最適。「のむシリカ」特典を多く受け取れるため、料金+特典でお得です。

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ケース3
家族が多く
電気使用量が多い

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使用量が多いほど削減額もアップ。シンプルに電気代を安くしたい家庭に最適です。

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使用量が多いため、市場価格高騰時のリスクが大。時間帯を気にせず使う家庭には不向きです。

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電気料金に応じて「のむシリカ」特典。電気使用量が最も多い家庭で、特典価値が最大になります。

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目次

【結論】セラミックファンヒーターの電気代は高い?

セラミックファンヒーターの電気代が高いかどうかは、その使い方によって変わります。

エアコンなどと比較した場合の電気代の傾向や、その仕組み、電気代以外のメリットやデメリットについて確認します。

結論:長時間の利用は割高だが短時間の局所暖房向き

セラミックファンヒーターの電気代は、エアコンなどほかの暖房器具と比較して、割高になる傾向があります。

その主な理由は、部屋全体を暖めるエアコンとは異なり、局所的に温風を送る仕組みにあります。

そのため、リビングのような広い部屋を長時間暖め続けるような使い方には不向きです。

一方で、スイッチを入れるとすぐに温風が出る「速暖性」が最大の魅力です。

脱衣所やトイレ、デスクの足元など、短時間のみ、狭い範囲をすぐに暖めたいという用途には非常に適している暖房器具といえます。

なぜ電気代が高いと言われるのか?その仕組みを解説

セラミックファンヒーターが「速暖」である理由は、その仕組みにあります。

この機器は、電気の力で内蔵されたセラミックを発熱させ、そこにファンで風を送ることで温風を発生させます。

これは、投入した電力(消費電力)がほぼそのまま熱エネルギーに変わる、電気抵抗を利用した仕組みです。

一方、エアコンの暖房は「ヒートポンプ技術」という、空気中の熱を効率よく集めて移動させる仕組みを使います。

少ない電力で大きな熱を生み出すエアコンと比較すると、セラミックファンヒーターは同じ熱量を生み出すためにより多くの消費電力を必要とするため、電気代が高くなりやすいです。

セラミックファンヒーターのメリット・デメリット(電気代以外)

セラミックファンヒーターを選ぶ際は、電気代以外のメリットとデメリットも知っておくことが大切です。

メリット

  • 速暖性が高い(スイッチオンですぐ温風)
  • 燃料が不要で空気が汚れない
  • 本体がコンパクトで持ち運びやすい
  • 転倒時自動オフなど安全装置が充実

デメリット

  • 部屋全体を暖めるのは苦手
  • 温風により空気が乾燥しやすい
  • ファンの作動音がする

メリットとしては、灯油やガスなどの燃料を使わないため、換気の手間が少なく、空気がクリーンな点が挙げられます。

また、本体が軽量でコンパクトなモデルが多い分、脱衣所やキッチンなど、必要な場所へ手軽に移動できるのも魅力です。

デメリットとしては、温風が直接当たることで空気が乾燥しやすい点が挙げられます。

また、ファンが回る音がするため、寝室など静かな場所での使用には注意が必要です。

セラミックファンヒーターの電気代:1時間・1か月の目安は?

セラミックファンヒーターの電気代について、具体的な金額の目安を知りたい方も多いです。

ここでは、次の3点について解説します。

  • 電気代の計算方法(消費電力×時間×料金単価)
  • 【消費電力別】1時間あたりの電気代シミュレーション
  • 【利用時間別】1か月あたりの電気代シミュレーション

それぞれの内容を具体的に解説します。

電気代の計算方法(消費電力×時間×料金単価)

電化製品の電気代は、次の計算式で求められます。

計算式

消費電力(kW) × 使用時間(時間) × 電力量料金単価(円/kWh)

まず、製品に表示されている消費電力「W(ワット)」を「kW(キロワット)」に換算する必要があります。

1000Wが1kWであるため、たとえば1200Wの製品であれば「1.2kW」として計算します。

電力量料金単価とは、電気1kWhあたりの料金のことです。

この単価は、契約している電力会社や料金プランによって異なります。

本記事でのシミュレーションは、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価である31円/kWh(税込)を使用して計算します。

【消費電力別】1時間あたりの電気代シミュレーション

一般的なセラミックファンヒーターの消費電力を例に、1時間あたりの電気代を試算します。

1時間あたりの電気代目安(単価31円/kWhで計算)

運転モード消費電力1時間あたりの電気代(目安)
強運転1200W(1.2kW)約37.2円
弱運転600W(0.6kW)約18.6円
※この試算額には、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金は含まれていません。
※記載されている金額はあくまで特定の条件下での試算であり、実際の節約額を保証するものではありません。

このように、強運転(1200W)で1時間使用した場合の電気代は、約37.2円となります。

【図解】1時間あたりの電気代目安
強運転
(1200W の場合)
約 37.2
弱運転
(600W の場合)
約 18.6

※電力量料金単価31円/kWh(税込)で計算。燃料費調整額・再エネ賦課金は含まず。

【利用時間別】1か月あたりの電気代シミュレーション

次に、1時間あたりの電気代をもとに、1か月(30日間)使用した場合の電気代をシミュレーションします。

【1か月(30日間)の電気代目安(1200W・単価31円/kWhで計算)】

1日の使用時間1か月(30日)の電気代(目安)
1日1時間約1,116円
1日8時間約8,928円
※この試算額には、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金は含まれていません。
※記載されている金額はあくまで特定の条件下での試算であり、実際の節約額を保証するものではありません。

1日1時間程度の短時間利用であれば、月額約1,100円程度です。

しかし、1日8時間のような「つけっぱなし」に近い使い方をすると、電気代は月額9,000円近くなり、非常に高額になることがわかります。

【図解】1ヶ月(30日)の電気代目安 (1200W・強運転の場合)
1日1時間
約1,116円
約1,116円
1日8時間
約8,928円
約8,928円

※「つけっぱなし」にすると電気代は非常に高額になります。

かんたん!1ヶ月の電気代シミュレーター

【徹底比較】エアコンや他の暖房器具と電気代はどれくらい違う?

セラミックファンヒーターの電気代が高いか安いかを判断するには、ほかの暖房器具、とくにエアコンとの比較が欠かせません。

ここでは、次の3点について比較検討します。

  • エアコンとの電気代比較(得意分野の違い)
  • 電気ストーブやオイルヒーターとの電気代比較
  • 利用シーン別のおすすめ暖房器具

自身の使い方に最適な暖房器具を見つける参考にしてください。

エアコンとの電気代比較(得意分野の違い)

結論として、長時間使用する場合、電気代はエアコンの方が安くなることが一般的です。

エアコンは起動時に電力を大きく消費しますが、設定温度に達して室温が安定すると、消費電力を抑えて運転します。

一方、セラミックファンヒーターは起動が速いものの、運転中は(強運転なら1200Wなど)ほぼ一定の高い消費電力を維持し続けます。

1時間あたりの電気代目安の比較

消費電力の目安1時間あたりの電気代
エアコン暖房130W~1400W約4円~43.4円
セラミックファンヒーター600W(弱)~1200W(強)約18.6円~37.2円

短時間の利用や、エアコンが効くまでの「つなぎ」としてはセラミックファンヒーターが便利ですが、メイン暖房として長時間使う場合はエアコンが適しています。

【図解】1時間あたりの電気代目安 比較
エアコン (安定時)
約 415

(8畳用・設定温度や外気温による)

セラミックヒーター (強)
約 37.2

(1200W・単価31円/kWh)

【結論】長時間使うならエアコンの方が圧倒的に安い!

電気ストーブやオイルヒーターとの電気代比較

セラミックファンヒーター以外の主な電気暖房器具との電気代や特徴を比較します。

オイルヒーターは、電気代がセラミックファンヒーターと同等かそれ以上に高くなる傾向がありますが、部屋全体をじんわりと暖め、空気が乾燥しにくいのが特徴です。

電気ストーブ(ハロゲンヒーター・カーボンヒーター)は、速暖性が高く局所的という点でセラミックファンヒーターと似ています。

電気暖房器具の比較表

消費電力目安1時間あたりの電気代速暖性暖房範囲安全性
セラミックファンヒーター600W~1200W約18.6円~37.2円局所
エアコン130W ~ 1400W約4円~43.4円全体
オイルヒーター500W~1500W約15.5円~46.5円×全体
電気ストーブ300W~1200W約9.3円~37.2円局所

コストを最優先するなら、やはりエアコンがおすすめです。

部屋が暖まり安定運転に入ると、少ない消費電力で運転するため、とくに長時間の使用では圧倒的に安くなります。

利用シーン別のおすすめ暖房器具

これまでの比較を踏まえ、利用シーン別におすすめの暖房器具を提案します。

利用シーンおすすめ暖房器具
リビング(メイン暖房・長時間)エアコン
リビング(足元の補助・短時間)セラミックファンヒーター、電気ストーブ
脱衣所・トイレ(短時間)セラミックファンヒーター
寝室・書斎(長時間・静音性重視)オイルヒーター、エアコン

リビングなど広い部屋でメイン暖房として長時間使う場合は、エアコンが最も効率的です。

エアコンの暖房が効くまでの補助として足元を短時間暖めたい場合は、セラミックファンヒーターや電気ストーブが向いています。

脱衣所やトイレなど、短時間だけすぐに暖めたい場所には、速暖性が高く安全装置も充実しているセラミックファンヒーターが最適です。

寝室や書斎で静かに長時間暖めたい場合は、運転音が静かで乾燥しにくいオイルヒーターや、安定運転時のエアコンが適しています。

セラミックファンヒーター電気代の節約術(機器の使い方)

セラミックファンヒーターの電気代は高めですが、使い方を工夫することで節約は可能です。

ここでは、機器側でできる具体的な節約術として、次の3つを紹介します。

  • 節約に役立つ機能(人感センサー・エコモード)の活用
  • エアコンや他の暖房との上手な併用テクニック
  • 設置場所の工夫(窓際・冷気の入り口)

今日から実践できる方法のため、ぜひ参考にしてください。

節約に役立つ機能(人感センサー・エコモード)の活用

まずは、セラミックファンヒーターに搭載されている節約機能を最大限に活用しましょう。

人感センサー:人がいる時だけ運転し、「消し忘れ」を自動で防ぐ機能
エコモード:室温に合わせて自動で出力を調整し、消費電力を抑える機能
温度センサー:室温を感知して、「暖めすぎ」による無駄を省く機能
タイマー機能:設定した時間が経つと自動で電源OFFし、「消し忘れ」を防ぐ機能

これから購入を検討する方は、初期費用が少し高くなったとしても、これらのセンサー機能が搭載されたモデルを選ぶと、長期的な電気代の節約につながるためおすすめです。

エアコンや他の暖房との上手な併用テクニック

とくにリビングなどで、エアコンとセラミックファンヒーターを併用する場合は、使い方にコツがあります。

一つは、エアコンで部屋全体が暖まるまでの「つなぎ」として、足元をセラミックファンヒーターで暖める方法です。

速暖性を活かし、寒いと感じる時間を短縮できます。

もう一つの方法は、エアコンの暖房設定温度を少し控えめにすることです。

暖かい空気は上に溜まりやすいため、サーキュレーターやヒーターの送風機能で空気を循環させつつ、どうしても冷えやすい足元をセラミックファンヒーターで補うことで、快適性を保ちながら全体の消費電力を抑える工夫ができます。

設置場所の工夫(窓際・冷気の入り口)

暖房効率を上げるためには、セラミックファンヒーターを置く場所も重要です。

おすすめの設置場所は、窓際やドアの近くなど、冷気が入ってくる場所です。

外からの冷たい空気が部屋に侵入する(コールドドラフトと呼ばれる現象)のを防ぐ壁のような役割を果たし、室内の体感温度が下がるのを防ぎます。

部屋の中央に置くよりも、冷気の入り口に設置する方が、部屋全体の暖房効率を高める効果が期待できます。

【図解】効率的な設置場所(コールドドラフト対策)

窓際など冷気の入り口に置くと、冷たい空気の侵入を防ぐ「壁」となり、部屋の体感温度が下がるのを防ぎます。

根本的な見直し?電気代は電力会社のプランで変わる

セラミックファンヒーターの使い方を工夫する節約術には、限界がある可能性があります。

電気代が根本的に高くなる原因は、機器の消費電力のみでなく、契約している「電気料金プラン」そのものにあるかもしれません。

ここでは、電気代の仕組みと見直しについて解説します。

電気代の単価(電力量料金)は契約先で異なる

私たちが毎月支払う電気代は、消費電力(kW)に「電力量料金単価(円/kWh)」をかけて計算されています。

この電力量料金単価は、すべての電力会社で一律ではなく、契約先によって異なります。

2016年の電力自由化以降、私たち消費者は、従来の地域の大手電力会社のみでなく、新電力と呼ばれるさまざまな電力会社から、自身のライフスタイルに合ったプランを自由に選べるようになりました。

もし、電力自由化以降一度も契約を見直していない場合、より安い料金単価のプランを選ぶチャンスを逃している可能性があります。

大手電力会社と新電力の料金体系の違いとは

大手電力会社(各エリアの地域の電力会社)が提供する標準的なプラン(従量電灯プランなど)は、電気の使用量に応じて単価が段階的に上がるケースが一般的です。

一方、新電力の多くは、この大手電力会社の料金体系よりも割安な単価を設定している場合があります。

また、単に単価が安いのみでなく、特定の時間帯(夜間など)の電気代が安くなるプラン、ガスとのセット割引があるプラン、ポイントが貯まるプランなど、多様な料金体系が提供されています。

暖房を多く使う冬こそ電力プラン見直しの好機

セラミックファンヒーターをはじめ、エアコンやオイルヒーターなど、冬は暖房器具の使用によって電気使用量(kWh)が大幅に増える季節です。

電気使用量が増えれば、電力量料金単価のわずかな違いが、年間の電気代に大きな差として現れます。

電気代が急に高くなったと感じている今こそ、家庭の電気料金プランが本当に最適か、根本から見直してみる絶好の機会といえます。

電気代をシンプルに安くしたいなら「お得電力」

お得電力
おすすめな方
  • 電気代を節約したい方
  • 大手電力会社と契約している方
  • 切り替え手続きが面倒な方

電気代シミュレーション

現在の電気料金
月額 約7,423 円
条件(例):東京電力 従量電灯B 30A
月間平均電気使用量 200kWh

お得電力に切り替えると…
年間の電気代:2,665円お得!
5年間の電気代:13,324円お得!
※消費税込み
※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでおりません
\ 大手と同等プランで確実に安くなる! /
お住まいの地域を選択

該当エリアの専用プランへ移動します

電気料金プランの見直しを検討するものの、「たくさんの会社があって選べない」「複雑なプランはわかりにくい」と感じる方もいます。

シンプルに電気代を安くしたい方には、株式会社Qvouが提供する「お得電力」がおすすめです。

ここでは、「お得電力」の3つの特徴について詳しく紹介します。

お得電力とは?(大手電力より約3%安い料金設定)

お得電力は、複雑な条件や時間帯の制約がない、シンプルでわかりやすい料金体系が特徴の新電力サービスです。

現在契約中の各エリアの大手電力会社の標準プラン(従量電灯など)と比べて、基本料金と電力量料金どちらも約3%安くなるように設定されています。

電気の使い方や時間帯を気にする必要がなく、ただ切り替えるのみで電気代が安くなる可能性があります。

運営元である株式会社Qvouは2025年時点で創業40年の実績を持つ企業であり、安心して利用できる点も魅力です。

実際の料金比較(東京電力エリア 従量電灯B 30A 200kWhの場合)

お得電力に切り替えた場合、どれくらい電気代が削減できるのか、提供されているシミュレーションデータ(東京エリアの例)を解説します。

東京エリアでの削減額シミュレーション(1人世帯目安)

項目詳細
比較対象東京電力 従量電灯B 30A・月間200kWh
東京電力での月額料金(約)7,423円
お得電力の年間削減額(約)2,665円
※試算額には消費税が含まれています。
※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでおりません。

このように、契約先を「お得電力」に切り替えるのみで、年間の電気代を節約できる可能性があります。

切り替え手続きは簡単?工事や費用は不要

新電力への切り替えと聞くと、「手続きが面倒そう」「工事が必要なのでは」と不安に思う方もいるでしょう。

お得電力への申し込みはWebで簡単に完結し、現在契約中の電力会社への解約連絡なども必要ありません。

また、切り替えに伴う工事や立ち会い、初期費用も原則として不要です(スマートメーターが未設置の場合を除く)。

電力の供給は従来と同じ送電網を使うため、電気の質や安定性も変わりません。

ただし、解約時には事務手数料として3,300円(税込)が発生するため、事前に確認しておくと安心です。

セラミックファンヒーターの電気代に関するよくある質問

最後に、セラミックファンヒーターの電気代に関して、読者からよく寄せられる質問に回答します。

つけっぱなし(12時間・24時間)にすると電気代はいくら?

1200W(強運転)の製品をつけっぱなしにした場合の電気代目安(単価31円/kWhで計算)は、次の通りです。

  • 12時間つけっぱなし: 約446円
  • 24時間つけっぱなし: 約893円

1か月(30日間)24時間つけっぱなしにすると、電気代は約26,790円にも達する計算になります。

シミュレーションからもわかるとおり、セラミックファンヒーターの長時間のつけっぱなし使用は、電気代の観点から現実的ではないといえます。

アイリスオーヤマなどメーカーによる電気代の違いは?

電気代は、メーカー(アイリスオーヤマ、パナソニックなど)の違いよりも、その製品の消費電力(W数)によって決まります。

たとえば、同じ1200Wの消費電力であれば、どのメーカーの製品であっても1時間あたりの電気代の計算結果は同じ(約37.2円)になります。

ただし、実際の電気代には、人感センサーやエコモードといった「省エネ機能」の搭載有無が影響します。

これらの機能が搭載されているモデルは、人のいない時や室温が安定した時に自動で運転を制御するため、無駄な電力消費が抑えられることで、結果的に電気代の節約につながる可能性があります。

電気代以外のデメリット(乾燥・安全性)は?

電気代以外で注意すべきデメリットとして、「乾燥」と「安全性」が挙げられます。

注意すべきデメリット

  • 乾燥
  • 安全性

セラミックファンヒーターは温風を出す仕組み上、室内の空気が乾燥しやすい傾向です。

使用する際は、加湿器を併用する、濡れタオルを室内に干すなどの対策をおすすめします。

また、安全性については、燃料系ヒーターに比べて安全性が高いとされていますが、温風の吹き出し口や本体の一部は高温になります。

カーテンや布団などの燃えやすいものは近くに置かない、小さなお子様やペットが触れないように注意するなど、基本的な安全対策は必ず守りましょう。

まとめ

本記事では、セラミックファンヒーターの電気代について、1時間や1か月の具体的な目安、エアコンやほかの暖房器具との比較、そして電気代を安くするための節約術を解説しました。

セラミックファンヒーターの電気代は、エアコンでの暖房と比較して割高になる傾向がありますが、速暖性に優れているため、短時間かつ局所的な利用には大きなメリットがあります。

人感センサーの活用や設置場所の工夫といった機器の節約術も重要ですが、電気代を節約できる範囲には限界があります。

根本的な対策として、電力プランの見直しも検討することが重要です。

まずは家庭の電気代がどれだけ安くなる可能性があるか、ぜひ「お得電力」の公式サイトで詳細をチェックしてみてください。

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<参考>
お得電力

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