「PS5で長時間ゲームを遊びたいけど、電気代が高くならないか心配」「家族に電気代のことで何か言われないか気になる」という方もいるでしょう。
次世代機の高い性能ゆえに、消費電力やランニングコストに不安を感じるのは自然なことです。
結論として、PS5の電気代は一般的な使い方であれば過度に心配する必要はありません。
本記事では、1時間、1か月あたりの具体的な電気代の目安、PS4など他機種との比較、そして誰でも今日から実践できる賢い節約術までを網羅的に解説します。
正しい知識を得て、金銭的な不安を解消し、心からゲームを楽しみたい方はぜひ参考にしてください。
【結論】PS5の電気代は1時間あたり約5.1〜11円!心配するほど高くない

PS5(プレステ5)の電気代について、「ゲームを長時間遊ぶと高額になるのでは」と不安に感じている方もいるでしょう。
しかし結論からいうと、PS5の電気代は1時間あたり約5.1円から11円程度であり、過度に心配する必要はありません。
ここでは、具体的なプレイ時間ごとの電気代の目安やその計算方法、便利なレストモードの電気代、さらにはモデルごとの違いまで詳しく解説します。
PS5のプレイ時間ごとの電気代の目安
PS5の電気代が実際どのくらいかかるのか、プレイ時間別に紹介します。
具体的な金額がわかることで、安心してゲームを楽しめるようになるでしょう。
プレイ時間別 PS5の電気代シミュレーション
プレイ時間 | 電気代の目安(円) |
---|---|
1時間 | 約5.1円〜11円 |
3時間 | 約15.3円〜33円 |
1か月(1日3時間) | 約459円〜990円 |
1年間 | 約5,508円〜11,880円 |
このように、毎日3時間プレイしたとしても、1か月あたりの電気代は数百円程度に収まることがわかります。
遊ぶゲームソフトやプレイ状況によって消費電力は変動しますが、一般的な使い方であれば、家計を大きく圧迫するほどの金額にはならないといえるでしょう。
実際にPS5を使用しているユーザーからも、「電気代が急に高くなった」という声はあまり聞かれません。
上記の目安を参考に、自身のプレイスタイルと照らし合わせてみてください。
PS5の消費電力と電気代の計算方法
電気代の目安を把握できたところで、計算方法についても理解しておくと、より納得感が高まります。
電気代は、次のシンプルな計算式で算出可能です。
消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電気料金単価(円/kWh) = 電気代(円)
ポイントは、消費電力の単位を「W(ワット)」から「kW(キロワット)」に変換することです。1000Wが1kWとなります。
PS5(プレステ5)がゲームをプレイしている最中の消費電力は、160Wから350W程度です。たとえば、消費電力が200Wの場合、0.2kWとなります。
また、電気料金単価は契約中の電力会社や料金プランによって異なります。
自宅の電気の検針票などで、1kWhあたりの単価を確認してみると、より正確な電気代を計算可能です。
意外と知らないレストモードの電気代
PS5を終了する際、完全に電源をオフにするか、レストモードにするかで迷う方もいるでしょう。
レストモードは、つけっぱなしにすることで電気代が高くなるイメージがあるかもしれませんが、実際は非常に省エネです。
レストモード中の消費電力は、設定にもよりますが、高くても3〜4W程度とされています。
これを電気代に換算すると、24時間つけっぱなしにしても1日で約2.2円〜3円、1か月でも約67円〜89円程度にしかなりません。
レストモードにしておけば、ゲームのアップデートを自動でおこなえたり、コントローラーを充電できたりなど、大きなメリットがあります。
電気代をほとんど気にすることなく、これらの便利な機能の恩恵を受けられるのはうれしいポイントといえるでしょう。
旧モデルと現行モデルの消費電力の違い
PS5には、発売当初の初期モデルと、2023年11月に登場した小型の現行モデルが存在します。
実は、このモデルの違いによっても消費電力が異なります。
一般的に、ゲーム機は新しいモデルになるほど内部の設計が効率化され、省エネ性能が向上する傾向にあります。
PS5も例外ではなく、現行の薄型モデルは初期モデルに比べて消費電力が抑えられている点が特徴です。
これからPS5を購入する方は、より電力効率のよいモデルを手に入れられるというメリットがあります。
すでにPS5を持っている方も、自身のモデルの特性を知っておくとよいでしょう。
【徹底比較】PS5の電気代は他のゲーム機や家電と比べて本当に高いのか?

PS5の電気代が思ったより高くないことはわかりましたが、ほかのゲーム機や家電製品と比べてどうでしょうか。
ここでは、PS4やNintendo Switch、さらにはゲーミングPCなどと比較し、PS5の客観的な立ち位置を確認します。
また、実際にテレビと同時に使用した場合の合計電気代もシミュレーションするため、ぜひ参考にしてみてください。
PS5とテレビを同時に使った場合の合計電気代
ゲームをプレイするうえで欠かせないのがテレビです。
PS5とテレビを同時に使用した場合の、より現実的な電気代を紹介します。
PS5+テレビの合計電気代シミュレーション
プレイ時間 | 電気代の目安(円) |
---|---|
1時間 | 約10.4円 |
3時間 | 約31.2円 |
1か月(1日3時間) | 約936円 |
テレビと併せても、1か月あたり1,000円以下に収まるケースが大半です。
この金額であれば、家計への影響も限定的といえるでしょう。
PS4との電気代比較
PS4からPS5(プレステ5)への買い替えを検討している方にとって、性能が向上した分、電気代も高くなるのではないかという点は気になるところです。
PS4と比較すると、PS5の最大消費電力はPS4初期型の約2倍以上、PS4 Proと同等かやや上回ります。
電気代の比較表は次のとおりです。
最大消費電力 | 1時間 | 3時間 | 1か月 (1日3時間) | |
---|---|---|---|---|
PS5 (現行モデル) | 350W | 10.85円 | 32.55円 | 976.5円 |
PS4 (初期型) | 165W | 5.115円 | 15.345円 | 460.35円 |
PS4 Pro | 300W | 9.3円 | 27.9円 | 837円 |
とくに、PS5専用の高グラフィックゲームをプレイする場合は、電気代が高くなる傾向です。
しかし、PS5はPS4のゲームプレイ時やレストモード時の消費電力が大幅に削減されるなど、省エネ機能が向上しています。
使い方次第では電気代の差が大きく開かないこともあり、電気代はPS4を使用していたころと大きく変わらないか、むしろ安くなる可能性さえあります。
Nintendo Switchとの電気代比較
次は、家庭用ゲーム機の代表格であるNintendo Switchと電気代を比較してみましょう。
消費電力 | 1時間 | 3時間 | 1か月 (1日3時間) | |
---|---|---|---|---|
PS5 (現行モデル) | 350W | 10.85円 | 32.55円 | 976.5円 |
Nintendo Switch (TVモード) | 約7W | 0.217円 | 0.651円 | 19.53円 |
Nintendo Switch (携帯モード) | 約4W | 0.124円 | 0.372円 | 11.16円 |
両者は性能やコンセプトが大きく異なるため、電気代に差が出るのは当然といえます。
Nintendo SwitchをTVモードでプレイした場合の消費電力は、約7W程度です。これはPS5の最大消費電力350Wと比べると、非常に低い数値です。
しかし、PS5の電気代が突出して高いというわけではありません。
4K解像度での高精細なゲーム体験を提供するPS5と、携帯モードでも遊べる手軽さが魅力のNintendo Switchとでは、求められる性能が大きく異なります。
それぞれのゲーム機の特性を理解したうえで、電気代を比較することが重要です。
ゲーミングPCやテレビとの電気代比較
PS5の電気代を、ほかの家電製品と比較してみます。
とくに、高性能なゲーミングPCや大型の4Kテレビは、PS5と一緒に使うことも多く、消費電力が気になる家電です。
消費電力 | 1時間 | 3時間 | 1か月 (1日3時間) | |
---|---|---|---|---|
PS5 (現行モデル) | 350W | 10.85円 | 32.55円 | 976.5円 |
ゲーミングPC | 300W | 9.3円 | 27.9円 | 837円 |
4Kテレビ (55インチ) | 100W | 3.1円 | 9.3円 | 279円 |
高性能なゲーミングPCは、プレイするゲームにもよりますが、消費電力が大きくないものでも300W程度、機種によっては500W以上を消費することも珍しくありません。
これはPS5の消費電力を上回る数値です。
55インチの4Kテレビの場合、消費電力は70W〜100W程度が一般的ですが、画面サイズや表示コンテンツ、設定により大きく変動します。
実際の電気代は、個々の使用環境や使い方によって異なるため、あくまでも目安として参考にしましょう。
【今日からできる】PS5の電気代を賢く節約する4つの具体的な方法

PS5の電気代は心配するほど高くないものの、少しでも安く抑えたいと考えるのは自然なことです。
ここでは、誰でも今日から実践できる、PS5の電気代を賢く節約するための具体的な方法を4つ紹介します。
PS5本体の省エネ設定を見直す
PS5には、消費電力を抑えるための省エネ機能が標準で搭載されています。
これらの設定を自身のプレイスタイルにあわせて見直すのみで、手軽に節約をはじめることが可能です。
主な省エネ設定項目
項目 | 内容 |
---|---|
操作していないとき | ・一定時間操作がないと自動でレストモードや電源オフに切替可能 |
レストモード中 | ・USB端子の給電を「常に」「3時間」「オフ」から選べる ・給電を制限すると待機電力を削減できる |
上記の設定は、ホーム画面の「設定」から「システム」、「省電力」へと進むことで変更できます。
とくに意識せずに使用していた方は、一度設定を確認することをおすすめします。
少しの手間で、無駄な電力消費を効果的に抑えられるでしょう。
レストモードと電源オフを賢く使い分ける
PS5の使用後、レストモードにするか、それとも完全に電源をオフにするか、使い分けを意識することも賢い節約術の一つです。
状況別のおすすめの設定は次のとおりです。
使い分けの目安
状況 | おすすめの設定 | 理由・メリット |
---|---|---|
ほぼ毎日プレイする場合 | レストモード | ・アップデート自動DLが可能 ・コントローラーの充電ができる ・数時間後の再開に便利 |
数日以上使わない場合 | 電源オフ | ・待機電力を完全にカット ・消費電力ゼロに近づけられる |
毎日ゲームをするヘビーユーザーなら利便性の高いレストモード、週末にまとめて遊ぶライトユーザーなら電源オフ、というように自身のライフスタイルにあわせて選択しましょう。
テレビや周辺機器の設定もチェックする
PS5の電気代を考えるうえで、意外と見落としがちなのは、テレビやスピーカーといった周辺機器の消費電力です。
PS5本体のみでなく、これらの機器の設定にも目を向けることで、さらなる節約が期待できます。
たとえば、多くのテレビには「省エネモード」が搭載されており、これをオンにすることで画面の明るさを抑え、消費電力を削減できます。
また、ゲームをプレイしていないときは、サウンドバーや外付けハードディスクなどの電源をこまめにオフにすることも有効です。
とくに、周辺機器の待機電力は合計すると無視できない量になる可能性があります。
PS5の使用後は、関連する機器全体の電源管理を意識する習慣をつけましょう。
最も効果的な節約は電力会社のプラン見直し
これまで紹介した本体設定や使い方の工夫も大切ですが、節約効果には限界があります。
プレステ5の電気代を根本的かつ効果的に削減したいと考えるなら、最もおすすめなのは「電気料金プランの見直し」です。
2016年の電力自由化以降、私たちは地域の大手電力会社のみでなく、さまざまな事業者が提供する多種多様な料金プランを自由に選べるようになりました。
しかし、多くの方が一度もプランを見直すことなく、以前からの契約を続けているのが現状といえるでしょう。
現在のライフスタイルに適していないプランを使い続けていると、知らず知らずのうちに損をしている可能性があります。
PS5で遊ぶ時間が増えた今こそ、家庭の電気の契約内容を見直す絶好の機会です。
【根本的な節約】電気代の不安を解消するなら電力会社の切り替えが最も効果的

PS5の電気代を節約するうえで、電力会社のプラン見直しは最も効果的な方法です。
ここでは、数ある電力会社の中から、PS5ユーザーのタイプ別に特におすすめしたい2つのサービスを紹介します。
ゲームライフをより豊かで安心なものに変えたい方は、ぜひチェックしてみてください。
とにかく簡単に今の品質のまま安くしたいなら「お得電力」
「電力会社の切り替えは、手続きが面倒そう」「電気の品質が落ちたり、停電しやすくなったりしないか不安」と感じる方もいるでしょう。
そのような方に最適なのは「お得電力」です。
「お得電力」の最大の魅力は、現在契約している大手電力会社と同等のプランをそのまま利用できる点にあります。
手続きも非常に簡単で、Webからすぐに申し込めるうえ、切り替えにあたって工事の立ち会いなども不要です。
年間で数千円、5年間といった長期で見れば数万円単位で電気代を削減できる可能性もあります。
今の安心感はそのままに、電気代という固定費のみを賢く削減したい、そのような方に最適な選択肢といえるでしょう。
PS5を長時間プレイするヘビーユーザーなら「のむシリカ電力」
もし長時間PS5をプレイするヘビーユーザーの方なら、「のむシリカ電力」が非常におすすめです。
「のむシリカ電力」は、単に電気代が安くなるのみではない、ユニークな付加価値を提供しています。
具体的には電気料金の割引に加えて、毎月の電気使用量に応じて、人気のミネラルウォーター「のむシリカ」がプレゼントされる仕組みです。
電気を使えば使うほど、毎月の電気代がお得になるだけでなく、健康的な習慣も手に入ります。
長時間ゲームをしていると、つい飲み物にもこだわりたくなります。
電気代という必要経費を払いながら、同時に高品質な水が手に入るのは、「のむシリカ電力」ならではの魅力といえるでしょう。
PS5の電気代に関するよくある質問(Q&A)

最後に、PS5の電気代に関して多くの方が抱く、さらに細かい疑問についてQ&A形式で回答します。
解消しきれなかった不安や疑問をクリアにして、プレステ5を思う存分に楽しみましょう。
PS5を24時間つけっぱなしにすると電気代はいくらですか?
仮にPS5でゲームを24時間、1か月間ずっとプレイし続けた場合の電気代をシミュレーションしてみます。
消費電力を平均200Wと仮定すると、24時間つけっぱなしにした場合の電気代は約148.8円、1か月(30日間)続けた場合は約4,464円です。
これは現実的な使い方ではありませんが、極端な長時間プレイは相応の電気代がかかることがわかります。
なお、これがレストモードであれば話は別です。前述のとおり、レストモードで1か月つけっぱなしにした場合の電気代は、数十円程度と非常にわずかです。
PS5 Proや新型モデルが出たら電気代は変わりますか?
将来的に「PS5 Pro」のような高性能モデルや、さらなる新型モデルが登場した場合、電気代がどうなるのか気になる方もいるでしょう。
これには2つの可能性が考えられます。
一つは、現行機からさらに内部設計が効率化され、より省エネ性能が向上する可能性です。
一方で、性能を大幅に向上させた「Pro」モデルのような上位機種が登場する場合は、消費電力が増加する可能性も十分にあります。
最新の情報を待ちつつ、モデルの特性を理解することが大切になるでしょう。
SNSでは「電気代が思ったより安い」という声も
SNSなどの口コミを見ると、「PS5を買ったけど、電気代は思ったより上がらなかった」「レストモードが便利すぎて手放せない」といったポジティブな声が多く見られます。
もちろん個人の利用状況によりますが、データのみでなく、こうした実際のユーザーの感想も、電気代への過度な不安を和らげる一つの参考になるでしょう。
電気代を安くする電力会社は怪しくないですか?
電力自由化によって多くの新電力会社が登場し、「本当に信頼できるのか」と不安に思う方もいるでしょう。
しかし、国から許可を得て事業をおこなっているため、過度に心配する必要はありません。
新電力会社も、電気を送るための送配電網は地域の大手電力会社のものを使用しています。
そのため、特定の会社のみ停電しやすくなるということはありません。
さらに、今回紹介した「お得電力」や「のむシリカ電力」を運営する株式会社Qvouは、電力事業以外にも実績のある安定した企業であり、安心して契約できる大きな理由といえます。
電気代の不安を最小限に抑えながらゲームを楽しみたい方は、「お得電力」や「のむシリカ」のような新電力サービスを検討してみてください。
まとめ:PS5の電気代を正しく理解し賢い節約でゲームライフを快適に

本記事では、PS5(プレステ5)の電気代に関するさまざまな情報を紹介しました。
1時間あたりの電気代は意外と安く、レストモードも省エネであること、そして簡単な設定変更や電力会社のプラン見直しで、ゲームを楽しみながらも電気代を節約できます。
今回の情報を参考に、自身のライフスタイルにあった節約術を実践してみてください。
とくに電力プランの見直しは、品質を変えずに固定費を削減できる「お得電力」や、長時間プレイするほどメリットが増える「のむシリカ電力」など、賢い選択肢があります。
電力プランの見直しも検討し、安心して快適なゲームライフを送りましょう。
<参考>