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楽天でんきとauでんきを比較!どっちが安い?料金やポイント制度などを解説

「楽天でんき」と「auでんき」は、ポイント還元が魅力的な人気の新電力です。

しかし、実際にどちらが自身の家庭でお得になるのか、また料金以外のリスクはないのか、判断に迷う方も少なくありません。

どちらがお得かは利用者のライフスタイルにより異なりますが、料金体系には注意すべき点も存在します。

本記事では、楽天でんきとauでんきの料金やポイント還元を徹底比較するだけでなく、燃料費調整額のリスクや信頼性についても詳しく解説します。

電力会社の乗り換えで後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。

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※一部対象外のプランがございます。詳細は公式サイトでご確認ください。

目次

【結論】楽天とauはどっちがお得?答えは利用者の「経済圏」で決まる

楽天でんきとauでんき、どちらがお得になるか悩んでいる方もいるでしょう。

本章では、まず楽天でんきとauでんきが持つ、それぞれのポイント還元の特徴について詳しく解説します。

  • 楽天ポイントを重視するなら「楽天でんき」
  • Pontaポイントを貯めているなら「auでんき」
  • ポイント経済圏に縛られたくないなら「第三の選択肢」

ここでは、まず楽天でんきとauでんきが持つ、それぞれのポイント還元の特徴について詳しく解説します。

楽天でんきは楽天ポイントが貯まり利用できる

楽天でんきは、楽天市場をよく利用する方にはメリットの大きい電力会社です。

楽天でんきを契約すると、楽天のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象となります。

SPUとは、楽天グループの対象サービスを利用すると、ポイントの倍率が上がる仕組みのことです。

楽天でんきに加入すると、ポイント倍率がアップするため、普段の買い物でより多くの楽天ポイントを貯められるでしょう。

また、貯まった楽天ポイントを電気代の支払いに利用できる点も大きな魅力といえます。

auでんきはPontaポイントが貯まる

auでんきは、毎月の電気料金に応じてPontaポイントが還元されるサービスです。

auでんきの大きな特徴は、電気料金の金額に応じてポイントの還元率が変動する点です。

たとえば、毎月の電気料金が8,000円(税込)以上の場合には、1.0%還元率が適用されます。電気料金に応じて還元率は自動で変動します。

さらに、電気料金の支払いをau PAY カードに設定すると、上乗せでポイントが還元されるため、よりお得にポイントを貯められます。

毎月の電気使用量が多い家庭や、auの決済サービスを利用している方に適した電力会社と考えられます。

【料金比較】ポイントを除けば電気代に大きな差はない

ポイント還元が魅力的な両社ですが、純粋な電気料金に注目すると、実は大きな差はありません。

ポイントを考慮しない場合の基本的な電気料金について、2つの観点から比較します。

  • 基本料金と電力量料金単価の比較
  • 世帯別の電気代シミュレーション

それぞれの内容を具体的に解説します。

基本料金と電力量料金単価を比較

楽天でんきとauでんきの料金プランは、どちらも各エリアの大手電力会社が提供する標準的なプランに準じています。

具体的に、東京電力エリアの「従量電灯B」に相当するプランで比較してみましょう。

東京電力エリア 料金単価比較表

項目楽天でんき
(プランS)
auでんき
(でんきM)
基本料金
(30A)
無料935.24円
電力量料金
(〜120kWh)
36.85円29.79円
電力量料金
(121〜300kWh)
36.85円33.09円
電力量料金
(301kWh〜)
36.85円40.48円
※2025年8月時点の料金(税込)です。
※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません。

電力量料金だけでみてみると、300kWhまでは「auでんき」のほうが割安感があり、301kWh以上では「楽天でんき」ほうがお得となるでしょう。

しかし、楽天でんきは基本料金が無料となるため、トータルで計算すると割安となります。

【世帯別】電気代をシミュレーション

東京都環境局の「家庭の省エネハンドブック」の調査における、戸建て住宅の8月の平均的な月間使用量をもとに、楽天でんきとauでんきの電気代を算出します。

【戸建て住宅 世帯別 電気代シミュレーション(東京電力エリア)】

スクロールできます
世帯人数戸建住宅(8月)楽天でんき(プランS)
月額電気代(目安)
auでんき(でんきM)
月額電気代(目安)
一人世帯287kWh約10,578円約10,586円
二人世帯402kWh約14,820円約15,189円
四人世帯以上532kWh約19,601円約20,453円
※上記は電力量料金のみの試算であり、基本料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません。
※出典:東京都環境局「家庭の省エネハンドブック(令和6年3月)

この結果からもわかる通り、ポイント還元を考慮しない場合、大きな差がつきません。

どちらの電力会社を選ぶかは、次で解説するポイント還元を含めた「実質的なお得度」で判断するとよいでしょう。

【実質お得度で比較】楽天市場をよく利用するかで損益分岐点が分かれる

電気代そのものに大きな差がない以上、本当にお得な電力会社を見極めるためには、ポイント還元を含めた年間のトータルコストを比較することが大切です。

利用者のライフスタイルによって、どちらの電力がよりお得になるかの「損益分岐点」が存在します。

本章では具体的なモデルケースを基に、どちらの電力会社がよりお得になるかを見ていきます。

楽天でんきがお得になる方のモデルケース

日頃から楽天市場でよく買い物をする方は、楽天でんきを選ぶことで、年間の実質的な負担額を大きく抑えられる可能性があります。

たとえば、「月々の電気代が10,000円(税込)、楽天市場で年間30万円(税込)の買い物をする」というモデルケースで考えてみましょう。

この場合、SPUによるポイントアップで、年間で数千ポイント以上を追加で獲得できる計算になります。

自身の楽天市場での利用状況の確認をおこない、判断しましょう。

auでんきがお得になる方のモデルケース

一方で、楽天市場をあまり利用せず、毎月の電気使用量が多い家庭では、auでんきの方がお得になる場合があります。

たとえば、「月々の電気代が15,000円(税込)、支払いはau PAY カード、楽天市場は利用しない」というモデルケースで考えてみましょう。

この場合、auでんきの高いポイント還元率が適用され、年間にすると多くのPontaポイントが還元されます。

楽天でんきではSPUの恩恵が少ないため、auでんきの方が実質的な負担を軽減できる可能性が高いでしょう。

自身の電気の使い方や普段利用する決済サービスにより、どちらがお得かは変わるといえます。

【信頼性・リスクで比較】auは「料金高騰リスク」楽天は「過去の停止実績」が懸念点

電気は生活に欠かせないインフラだからこそ、料金だけでなく、サービスの信頼性や潜在的なリスクも事前に把握しておきます。

本章では、契約する前に認識しておきたい注意点を解説します。

  • 燃料費調整額の上限撤廃による料金高騰リスク
  • 楽天でんきの事業撤退・サービス停止の経緯と現状

それぞれの内容を具体的に見ていきます。

楽天でんき・auでんきは燃料費調整額の上限撤廃に注意が必要

楽天でんき、auでんきを検討するうえで注意したいのは、燃料費調整額の上限が撤廃されている点です。

大手電力など(上限あり)

燃料価格が高騰しても、請求額の上昇が一定の範囲で抑えられます。

電気代

auでんきなど(上限なし)

燃料価格の上昇分が、そのまま電気代に反映される可能性があります。

上限なし
電気代

燃料費調整額とは、発電に必要な燃料の価格変動を電気料金に反映させるための費用のことです。

大手電力会社では、燃料費調整額に上限を設けているケースもあり、燃料価格が異常に高騰しても利用者の負担が急激に増えるのを防いでいます。

しかし、両社を含む一部の新電力では上限がないため、世界情勢などにより燃料価格が高騰すると、電気代が大幅に値上がりするリスクがあります。

実際に、燃料価格がとくに高騰した2022年冬は、電気代が大きく上昇しました。

燃料費調整額に関する点は、契約するうえで必ず理解しておくべき重要なポイントです。

参照:資産エネルギー庁「電気料金の変化」

楽天でんきは過去のサービス停止からの信頼性がポイント

楽天でんきについては、過去にサービスを一時停止していた経緯がある点を不安に感じる方もいるでしょう。

2022年、世界的なエネルギー価格の高騰を受け、楽天でんきは一時的に新規の申し込み受付を停止しました。

電力を安定的に、かつ適正な価格での調達が困難になったためです。

楽天でんき以外にも多くの新電力が事業の撤退やサービス停止を余儀なくされました。

現在は、電力の調達体制も安定し、サービスの提供は問題なく再開されています。

しかし、過去にサービス停止の事態があったことは、電力会社を選ぶうえでの一つの判断材料となるでしょう。

【まとめ】向いているのは楽天でんき?auでんき?

これまでの比較を踏まえ、楽天でんきとauでんきが、それぞれどのような方に向いているのかをまとめました。

自身のライフスタイルと照らしあわせて、最適な電力会社を見つける参考にしてください。

  • 楽天でんきが向いている方の特徴まとめ
  • auでんきが向いている方の特徴まとめ
  • どちらにも当てはまらない場合の選択肢

楽天でんきが向いている方

楽天でんきは、次の特徴に当てはまる方におすすめです。

  • 楽天市場で年間を通して頻繁に買い物をする
  • 楽天カードや楽天モバイルなど、他の楽天サービスを複数利用している
  • SPU(スーパーポイントアッププログラム)のランクを少しでも上げたい
  • 貯まった楽天ポイントで電気代を支払いたい

楽天経済圏を積極的に活用している方ほど、楽天でんきのメリットを最大限に享受できるでしょう。

auでんきが向いている方

auでんきは、次のような特徴に当てはまる方におすすめです。

  • au、UQ mobile、povoなどの通信サービスを利用している
  • とくに「auスマートバリュー」や「自宅セット割」の対象となることで、通信料金も割引になる可能性がある
  • Pontaポイントを積極的に貯めている、または利用している
  • 電気の利用量が多く、毎月の電気代が高めである
  • au PAY カードやauじぶん銀行などの金融サービスを利用している

auの関連サービスを多く利用している方には魅力的な選択肢となります。

セット契約の詳細はau公式サイトで確認してください。

楽天・au経済圏に当てはまらないならもっとお得な選択肢も

楽天でんきとauでんきの特徴を見てきて、「自身はどちらにもあまり当てはまらないな」と感じた方もいるでしょう。

普段、楽天市場やauのサービスをそれほど利用しない方にとって、ポイント還元は大きなメリットにならないかもしれません。

本章では、電力会社選びの視点を少し変えて、ポイントに縛られない、より本質的な電気代の節約について考えてみます。

ポイントはあくまで「おまけ」電気代の基本料金を見直しませんか

ポイント還元は確かにお得ですが、有効期限があったり、利用できる場所が限られていたりする場合があります。

また、毎月の買い物額などにより還元される額が変動するため、安定した節約効果を得にくい側面もあります。

変動するポイントに一喜一憂するよりも、毎月必ず請求される電気代の「基本料金」や「電力量料金」が安くなる電力会社を選ぶ考え方もあります。

ここからは、そのようなシンプルな安さを追求したい方へ、第三の選択肢を紹介します。

【第三の選択肢】ポイントに縛られず電気代が安くなる「お得電力」

お得電力
おすすめな方
  • 電気代を節約したい方
  • 大手電力会社と契約している方
  • 切り替え手続きが面倒な方

電気代シミュレーション

現在の電気料金
月額 約7,423 円
条件(例):東京電力 従量電灯B 30A
月間平均電気使用量 200kWh

お得電力に切り替えると…
年間の電気代:2,665円お得!
5年間の電気代:13,324円お得!
※消費税込み
※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでおりません

楽天やauの経済圏にあまり魅力を感じない方におすすめしたいのは、ポイント還元に頼らず、電気代そのものの安さを追求した「お得電力」です。

「お得電力」の最大の特徴は、複雑な条件やポイント計算なしに、誰でもシンプルに電気代を削減できる点にあります。

「お得電力」がなぜお得なのか、そして安心して利用できる理由について解説します。

なぜ「お得電力」は安いのか?その仕組みを解説

「お得電力」が大手電力会社よりも安い料金を提供できるのには、明確な理由があります。

新電力である「お得電力」は、自社で大規模な発電所や送配電網を持つ必要がありません。

大手電力会社に比べて設備投資や人件費などの固定コストを大幅に抑えられるため、削減分を電気料金の割引に充てています。

また、運営会社である株式会社Qvouは太陽光発電事業も展開しており、自社で発電した電気を供給に活用するなどで、電力の調達コストを抑える工夫もしています。

こうした企業努力によりお得な料金プランが提供できています。

大手電力会社と比較!年間でこれだけ電気代を削減できる

「お得電力」に切り替えると、実際にどのくらい電気代を削減できるのか紹介します。

たとえば、現在、東京電力の標準的なプランを契約している家庭の場合、次のような節約が期待できます。

お得電力への切り替えによる年間削減額の目安

  • 一人暮らし(30A / 200kWh):年間で約2,665円お得に
  • 2〜3人世帯(40A / 350kWh):年間で約4,811円お得に
  • 4〜6人世帯(50A / 600kWh):年間で約8,553円お得に

現在の契約内容を変えることなく、電気代の負担を軽減できるのは「お得電力」の大きな魅力です。

運営会社は創業40年、安心して乗り換えられる

新しい電力会社に切り替える際、運営会社の信頼性を心配する方もいるでしょう。

「お得電力」を運営する株式会社Qvouは、2025年時点で創業40年を迎える歴史と実績のある企業です。

電力事業だけでなく、1億本以上の販売実績を持つ「のむシリカ」や太陽光発電事業、不動産事業など、多角的な事業を展開しており、安定した経営基盤を保有しています。

長年の企業活動で培われた信頼と、安定した事業基盤があるため、安心して契約を検討できる電力会社といえるでしょう。

楽天でんきとauでんきの比較に関するQ&A

楽天でんきとauでんきの比較検討において、多くの方が抱く疑問についてQ&A形式で回答します。

オール電化向けのプランはありますか?

楽天でんき、auでんきともに、夜間電力などを利用する特殊なオール電化向けの専用プランは、現在提供していません。

一方、「お得電力」は各大手電力会社と同等のオール電化向けの専用プランを提供しています。

オール電化住宅にお住まいの方は、お得電力をはじめとした、オール電化に対応した新電力をおすすめします。

契約期間や解約金はありますか?

楽天でんき、auでんきは、基本的に契約期間の縛りや、解約に伴う違約金・手数料は原則として発生しません。

万が一サービスに満足できなかった場合でも、気軽に別の電力会社へ再度乗り換えが可能です。

しかし、一部のプランでは違約金が発生する可能性がある点も注意が必要です。

支払い方法は何が選べますか?

各社が対応している主な支払い方法は次の通りです。

主な支払い方法

電力会社クレジットカード口座振替
楽天でんき×
auでんき
お得電力

楽天でんきは原則としてクレジットカード払いのみですが、auでんきと「お得電力」は口座振替にも対応しています。

自身の希望する支払い方法が利用できるか、事前に確認しておくと安心です。

まとめ

本記事では、楽天でんきとauでんきについて、料金、ポイント還元、信頼性、そして潜在的なリスクの4つの主要な観点から比較・解説しました。

どちらの電力会社が本当にお得になるかは、楽天市場やauの関連サービスをどのくらい利用するかに大きく左右されます。

まずは自身のライフスタイルを振り返り、どちらが合うかを判断しましょう。

もし、どちらの経済圏にもあまり当てはまらないと感じた場合は、ポイントに縛られず電気代そのものが安くなる「お得電力」も有力な選択肢となります。

電力会社選びで後悔しないためにも、当サイトで解説した多角的な情報を参考に、自身にとり最適なプランを見つけてください。

より詳細な情報は各社の公式サイトで確認するか、気になるサービス名、たとえば「お得電力」などで検索し、さらに情報を集めてみることをおすすめします。

<参考>
お得電力

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