オクトパスエナジーは、環境に優しく電気代が安いと評判の新電力です。
しかし、東京電力と比べて本当に安くなるのか、独自燃調のリスクはないのかと疑問を持つ方も少なくありません。
結論として、使用量の多いファミリー世帯では安くなる可能性が高いですが、一人暮らしやオール電化の場合は注意が必要です。
本記事では、料金単価の比較や燃料費調整額の仕組み、メリットとデメリットについて解説します。
正しい知識を身につけることで、家庭にとって最適な電力会社を選ぶ判断基準がわかりますので、ぜひ参考にしてください。
オクトパスエナジーと東京電力はどっちが安い?料金比較の結論と損益分岐点

オクトパスエナジーと東京電力のどちらが安くなるかは、契約プランの単価だけでなく、燃料費調整額の仕組みを理解することが重要です。
本章では、料金比較のポイントを3つの視点で解説します。
【比較のポイント】
- 基本料金と電力量料金の単価比較
- 燃料費調整額の仕組みとリスクの違い
- 世帯人数・使用量別の年間差額シミュレーション
それぞれの内容を具体的に解説します。
基本料金と電力量料金の単価比較
オクトパスエナジーのプランは、一般的に東京電力の標準プランよりも割安な単価設定になっている傾向があります。
【料金単価の特徴】
- 基本料金が東京電力より低く設定されている
- 電力量料金(従量料金)の単価が一律または割安
- 使用量が多いファミリー世帯ほど恩恵を受けやすい
両社の公式サイトなどで公表されている料金単価表を比較すると、オクトパスエナジーのグリーンオクトパスなどは、東京電力のプランよりも低い単価が設定されているケースが見られます。
以下は、東京電力の従量電灯Bとオクトパスエナジーのグリーンオクトパスの料金単価を比較した表です。
【料金単価比較表】
| 項目 | 東京電力 (従量電灯B) | オクトパスエナジー (グリーンオクトパス) |
|---|---|---|
| 基本料金 | 311.75円 (10Aあたり) | 291.00円 (10A相当) |
| 電力量料金 (〜120kWh) | 29.80円/kWh | 18.98 円/kWh |
| 電力量料金 (121〜300kWh) | 36.40円/kWh | 24.1円/kWh |
| 電力量料金 (301kWh〜) | 40.49円/kWh | 27.44 円/kWh |
| 燃料費調整額 | 上限あり | 独自燃調 (上限なし) |
※2025年1月時点の東京エリアの単価例です。最新情報は公式サイトで確認してください。
表からわかるように、基本料金も電力量料金もオクトパスエナジーの方が安く設定されています。
そのため、単純に基本料金と使用量に応じた料金だけを計算した場合、電気を多く使う家庭ほどオクトパスエナジーの方が安くなる計算になります。
しかし、最終的な請求額はこれだけで決まるわけではありません。
次に解説する燃料費調整額の影響を考慮する必要があります。
【最重要】燃料費調整額の仕組みとリスクの違い
電気代の総額を左右する最も重要な要素は、燃料費調整額の計算方法の違いです。
【燃料費調整額の違い】
- 東京電力(規制料金)には上限がある場合がある
- オクトパスエナジーは独自の調整額を採用している
- 市場価格高騰時にオクトパスエナジーは上限なく上がるリスクがある
燃料費調整額とは、原油やLNGなどの燃料価格の変動を電気代に反映させる仕組みのことです。
資源エネルギー庁の制度解説によると、大手電力会社の規制料金プランには、燃料費が高騰しても一定以上は請求しない上限価格が設定されています。
一方、オクトパスエナジーは独自燃調と呼ばれる仕組みを採用しています。
これには上限設定がないケースが一般的であり、燃料価格や市場価格が著しく高騰した場合、大手電力会社よりも調整額が高くなる可能性があります。
結果として電気代総額が逆転して高くなるリスクがあります。
目先の基本料金の安さだけでなく、この変動リスクを理解しておくことが不可欠です。
参照:資源エネルギー庁「電力自由化と規制料金(経過措置料金)とは」
【怪しい?】オクトパスエナジーの評判と知っておくべきデメリット

急激に知名度を上げているオクトパスエナジーですが、その背景にはしっかりとした企業体制があります。
本章では、信頼性やユーザーの評判、契約前に知っておくべきデメリットについて解説します。
【評判と注意点】
- 運営会社の信頼性と怪しいと言われる理由
- ユーザーのリアルな口コミと評判
- 契約前に確認すべき3つのデメリット
これらについて詳しく見ていきましょう。
運営会社の信頼性と怪しいと言われる理由
怪しいという検索候補が出ることがありますが、これは主に外資系企業であることや、独特なブランドイメージによるものと考えられます。
【企業としての信頼性】
- 英国発のエネルギーテック企業である
- 日本では東京ガスとの合弁会社が運営
- 実質再生可能エネルギー100%の電気を供給
オクトパスエナジーは、英国で急成長したエネルギー企業ですが、日本国内の事業運営はTGオクトパスエナジー株式会社がおこなっています。
この会社は、日本の大手インフラ企業である東京ガスとオクトパスエナジーグループの合弁会社です。
東京ガスが出資しているという事実は、供給の安定性や企業の信頼性を判断する上で大きな安心材料といえます。
また、環境への配慮として、実質再エネ100%の電気を供給しており、世界的な脱炭素のトレンドにも対応したサービスを展開しています。
ユーザーのリアルな口コミと評判
実際にオクトパスエナジーを利用しているユーザーからは、料金の安さやキャンペーンに関する肯定的な意見と、サポート面などへの意見の両方が見られます。
【口コミの傾向】
- 電気代が安くなったという声が多い
- キャンペーンや特典が魅力的という評価
- 問い合わせがチャットでレスポンスが早いという意見
使うようになって早く3ヶ月電気料金がここまで安くなるとは思っても見ませんでした。しかも一人暮らしでここまでの安さに私も少し驚いてるのが本音です
引用元:Googleレビュー
入ってすぐ割引があり1000円ですが毎月は助かる。高額キャッシュバックもいいけど確実に貰える、こういったキャンペーンの方が私には向いている。縛りもないし良き
引用元:Googleレビュー
一人暮らしの息子のアパート、オクトパスエナジーって会社と契約したんだけど、ここ問い合わせに対するカスタマーセンターのレスが超早い!
引用元:X
SNSなどで見られる口コミでは、とくに電気代が下がったという報告が多く寄せられています。
また、キャンペーンなどのキャッシュバック特典が充実している点も、利用者の満足度を高めている要因の一つです。
一方で、電話窓口よりもメールやチャットでのサポートを重視しているため、トラブル時やすぐに回答が欲しいときに不安を感じるという声もあります。
デジタルツールに慣れているユーザーにとってはスムーズですが、手厚い電話対応を求める方には不向きな側面もあります。
契約前に確認すべき3つのデメリット
メリットだけでなく、契約後に後悔しないためのデメリットも確認しておく必要があります。
【主なデメリット】
- 燃料費調整額に上限がなく高騰リスクがある
- ガスとのセット割プランがない
- 紙の検針票がなくWeb明細のみとなる
最大のデメリットは前述の通り、独自燃調による料金変動リスクです。
また、東京電力と東京ガスをセットで契約している場合、オクトパスエナジーにはガスとのセット割がないため、ガス代の割引がなくなります。
その分を電気代の削減額でカバーできるか検討が必要です。
さらに、紙の検針票は発行されず、マイページやアプリで明細を確認する形式になります。
紙での管理を希望する方にとっては、不便に感じるポイントといえます。
オール電化やガス併用はどうする?プラン別の選び方

ライフスタイルや設備の状況によって、オクトパスエナジーへの切り替えが適しているかは異なります。
【プラン選びの視点】
- オール電化プランの比較
- ガスセット割との比較検証
- 2025年以降の燃料費高騰リスクへの備え
それぞれのケースについて解説します。
オール電化プランの比較(スマートライフ vs グリーンオクトパス)
オール電化住宅に住んでいる場合、東京電力のプランの方が有利になるケースが多いため注意が必要です。
【オール電化住宅の注意点】
- 東京電力のプランは夜間の単価が割安
- オクトパスエナジーは昼と夜それぞれお得になる料金プランが選択可能
東京電力のスマートライフプランなどは、夜間の電気料金単価が安く設定されており、夜間にお湯を沸かすエコキュートのコストを抑えることができます。
一方、オクトパスエナジーのプランは、オール電化向け料金プランが2つになり、ライフスタイルに合う料金設定が可能です。
ガスセット割との比較検証
現在、電気とガスをセットで契約して割引を受けている場合、その割引額と乗り換えによる削減額を比較する必要があります。
【比較時のチェックポイント】
- 現在のガスセット割の割引額を確認する
- オクトパスエナジーへの切り替えによる電気代削減額を試算する
- 電気とガスを別々に契約する手間を考慮する
一般的に、ガスセット割の割引額は月額100円〜300円程度であることが多いです。
オクトパスエナジーへの切り替えで月額1,000円以上の削減が見込めるのであれば、セット割を解約してでも乗り換えるメリットがあります。
ただし、請求が別々になることや、契約管理の手間が増えることは考慮すべき点です。
電気代の削減効果が、セット割の消失分と手間の増加を上回るかが判断の基準となります。
2026年以降の燃料費高騰リスクへの備え
今後の世界情勢や燃料価格の動向も、電力会社選びにおいて重要な要素です。
【将来のリスクへの視点】
- 燃料価格は世界情勢により変動する
- 独自燃調は市場価格の影響をダイレクトに受ける
- 安定を求めるなら規制料金プランも選択肢となる
2026年以降も、国際的な紛争や為替の影響により、燃料価格が大きく変動する可能性があります。
オクトパスエナジーのような独自燃調を採用している新電力は、こうした市場の変化が料金に反映されやすい特徴があります。
もし燃料費が急激に高騰する局面が訪れた場合、上限価格が設定されている東京電力の規制料金プランの方が、結果的に安く済むという事態も考えられます。
目先の安さだけでなく、将来的な価格変動リスクをどこまで許容できるかという視点を持つことが大切です。
【チェックリスト】オクトパスエナジーに切り替えるべき人・やめておくべき人

ここまで解説した特徴を踏まえ、オクトパスエナジーに向いている人とそうでない人を整理しました。
【判断の基準】
- オクトパスエナジーがおすすめな方の特徴
- 東京電力のまま(または他社)がよい方
- リスクを避けて確実に安くしたい場合の選択肢
自身がどちらに当てはまるか確認してみましょう。
オクトパスエナジーがおすすめな人の特徴
次のような特徴に当てはまる方は、オクトパスエナジーへの切り替えでメリットを得られる可能性が高いでしょう。
【向いている方の特徴】
- 3人以上の世帯などで電気使用量が多い
- 環境に配慮した実質再エネ電気を使いたい
- 燃料費調整額の変動リスクを許容できる
- キャンペーン等を活用してアクティブに節約したい
電気をたくさん使う家庭ほど、単価の安さによる恩恵を受けやすくなります。
また、環境価値を重視する方にとっても魅力的な選択肢です。
多少の料金変動があっても、トータルで安くなればよいと割り切れる方に向いています。
東京電力のまま(または他社)がよい人
一方で、次のような方はオクトパスエナジーへの切り替えでメリットが出にくい、あるいはリスクが高まる可能性があります。
【向いていない方の特徴】
- 一人暮らしなどで電気使用量が少ない
- 毎月の料金変動を気にしたくない安定志向の方
- 紙の検針票や電話サポートを重視する
使用量が少ない場合やオール電化の場合は、かえって割高になるリスクがあります。
また、独自燃調による毎月の変動をストレスに感じる方は、慎重になった方がよいでしょう。
リスクを避けて確実に安くしたい場合の選択肢
オクトパスエナジーの独自燃調リスクは怖いけれど、東京電力よりは安くしたいと考える方も多いでしょう。
【リスク回避の選択肢】
- 大手電力会社と同じ燃料費調整額の計算方法を採用している
- 基本料金や従量料金が確実に安くなる設定である
- 複雑な市場連動型ではない
そのような方には、複雑な市場連動や独自燃調のリスクがなく、東京電力と同じ安心感のある料金体系のまま、単価だけがお得になる新電力を検討することをおすすめします。
次の章では、そのようなニーズに応える東京お得電力について紹介します。
【東京お得電力】変動リスクなしで確実に安くしたい方への新提案
リスクを抑えつつ、確実に電気代を節約したい方には東京お得電力が適しています。
その理由と特徴を解説します。
【東京お得電力の特徴】
- 東京電力より基本料金・電力量料金が一律でお得
- 面倒な独自調整額の計算が不要な安心感
- 今すぐ簡単に申し込める切り替え手続き
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
東京電力より基本料金・電力量料金が一律でお得
東京お得電力は、東京電力の標準プランに対して、料金単価が一律でお得になるように設定されています。
【料金設定のメリット】
- 基本料金と電力量料金が東京電力より安い
- 使用量の多い少ないにかかわらずメリットがある
- 料金体系がシンプルで分かりやすい
オクトパスエナジーのように条件によっては高くなるという心配が少なく、東京電力の従量電灯Bなどのプランと比較して、基本料金も電力量料金も安く設定されています。
そのため、一人暮らしの方からファミリー世帯まで、幅広い層で電気代削減の効果が期待できます。
面倒な独自調整額の計算が不要な安心感
東京お得電力の大きな魅力は、料金の透明性と安心感です。
【安心のポイント】
- 予期せぬ独自燃調の高騰リスクがない
- 毎月の請求額が予測しやすい
- 家計管理が計画的に行える
オクトパスエナジーで懸念されるような、市場価格に連動して青天井に価格が上がる独自調整額のリスクを避けられます。
東京電力のプランと同様の感覚で利用できるため、安くしたいけれど、よくわからないリスクは負いたくないという堅実な方に最適な選択肢といえます。
【東京電力 vs 東京お得電力 比較表】
| 項目 | 東京電力 (従量電灯B) | 東京お得電力 |
|---|---|---|
| 基本料金 | 通常価格 | 通常価格より安い |
| 電力量料金 | 通常価格 | 通常価格より安い |
| 解約金 | なし | なし |
このように、リスクを取らずに料金単価だけを確実に下げられるのが特徴です。
今すぐ簡単に申し込める切り替え手続き
切り替えの手続きは非常にシンプルで、手間がかかりません。
【手続きのポイント】
- Webから検針票の情報だけで申し込み可能
- 工事や立ち会いは原則不要
- 今の送電網を使うため電気の品質は変わらない
申し込みはインターネットから数分で完了します。
現在契約している電力会社の検針票(お客様番号などがわかるもの)があれば、すぐに手続きを進められます。
特別な工事も必要なく、今まで通りの品質で電気が使えるため、安心して切り替えることができます。
オクトパスエナジーと東京電力の比較に関するよくある質問

最後に、オクトパスエナジーと東京電力の比較について、よくある疑問に回答します。
【よくある質問】
- 解約金や契約期間の縛りはある?
- 引っ越し先ですぐに使える?
- 燃料費調整額の推移はどこで確認できる?
それぞれの疑問について解説します。
解約金や契約期間の縛りはある?
オクトパスエナジーおよび東京電力の一般的なプランでは、基本的に解約金は発生しません。
【解約金について】
- オクトパスエナジーは契約期間の縛りや解約金がない
- 東京電力の標準プランも解約金は不要
- 気軽に試して合わなければ戻すことも可能
どちらも契約期間の縛りがないため、まずは試してみて、もし高くなったら元に戻すという柔軟な使い方が可能です。
切り替えのハードルは非常に低いといえます。
引っ越し先ですぐに使える?
引っ越し先での利用も可能ですが、申し込みのタイミングには注意が必要です。
【引っ越し時の注意点】
- 引っ越しと同時の利用開始申し込みも可能
- 手続き完了まで数日かかる場合がある
- スマートメーターの設置状況を確認する
新居への入居に合わせてオクトパスエナジーを利用したい場合、余裕を持って申し込み手続きをおこなう必要があります。
供給開始までの日数は状況によるため、早めの確認が重要です。
また、新築などの場合はスマートメーターの設置が必要になることもあります。
燃料費調整額の推移はどこで確認できる?
燃料費調整額の単価は、毎月変動するため定期的な確認が推奨されます。
【確認方法】
- オクトパスエナジー公式サイトで毎月の単価を公開
- 東京電力の単価は公式サイトや検針票で確認
- 両社の単価差をチェックして節約額を把握する
オクトパスエナジーの独自燃調単価は、公式サイト上で公開されています。
東京電力の調整単価と比較することで、その月の実質的な料金差を把握することができます。
契約後も定期的にチェックすることで、思わぬ高騰にいち早く気づけます。
まとめ

本記事では、オクトパスエナジーと東京電力の料金比較やリスクについて解説しました。
主な要点は次の通りです。
- オクトパスエナジーは基本料金・従量料金ともに割安な設定である
- ただし、独自の燃料費調整額には上限がなく、市場価格高騰時のリスクがある
- 使用量の多い世帯ほどメリットが出やすく、一人暮らしでは注意が必要
料金単価の安さだけでなく、燃料費調整額の仕組みも含めたトータルコストで判断することが重要です。
リスクを避けつつ確実に安くしたい場合は、東京お得電力のような選択肢も検討に値します。
自身の使用状況に合うと感じた方は、まずは公式サイトで詳細を確認ください。
<参考>
お得電力




