一人暮らしをしている方のなかには、毎月の光熱費をなるべく抑えたいと考える方も多いでしょう。
とくに冷蔵庫は1年を通して電源を入れ続ける家電であり、電気代の負担が大きくなりやすい傾向です。
サイズによって異なりますが、一人暮らし用冷蔵庫の電気代は、月々600円〜700円程度が目安です。
本記事では、一人暮らし用冷蔵庫のサイズごとの電気代の目安や、電気代を節約する方法について詳しく解説します。
また、電気代を根本的に見直したい方に向けておすすめの新電力会社もあわせて紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
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一人暮らし用の冷蔵庫の電気代はどれくらい?

一人暮らし用の冷蔵庫の電気代は、基本的には大型サイズになるほど増加します。
しかし、容量が大きくなるほど電気代も大きく跳ね上がるわけではなく、上昇は比較的緩やかになる傾向があります。
また、冷凍庫は冷蔵庫よりも設定温度が低いことから、電気代がやや高くなることが一般的です。
次の項目から、冷蔵庫と冷凍庫の電気代について、サイズ別に詳しく紹介します。
小型サイズ
一人暮らしで自炊をしない場合、冷蔵庫のサイズは200リットル以下の小型でも十分なケースが多くあります。
経済産業省が発行している「省エネ性能カタログ」によると、小型サイズの冷蔵庫の電気代平均は次のとおりです。
冷蔵庫の容量 | 月々の電気代平均(※) | 年間の電気代 |
---|---|---|
140リットル以下 | 622.3円 | 7,468円 |
141~200リットル | 669.8円 | 8,037円 |
(※)年間の電気代を12で割った場合
容量140リットル以下の冷蔵庫であれば、月々の電気代はおおむね600円台で収まります。
自炊の頻度が低い方や外食中心の生活をしている方であれば、140リットル以下でも十分なケースが多く、電気代を抑えるうえでも効果的です。
大型サイズ
自炊の頻度が高かったり作り置きをしたりする場合、一人暮らしでも201リットル以上の容量が必要になるケースがあります。
経済産業省が発行している「省エネ性能カタログ」によると、大型サイズの冷蔵庫の電気代平均は次のとおりです。
冷蔵庫の容量 | 月々の電気代平均(※) | 年間の電気代 |
---|---|---|
201~250リットル | 695.6円 | 8,347円 |
251~300リットル | 700.3円 | 8,404円 |
(※)年間の電気代を12で割った場合
電気代は小型冷蔵庫よりもやや高くなりますが、食費の節約や生活の効率化を重視する場合にはメリットのある選択肢といえるでしょう。
なお、冷蔵庫の容量が増えても電気代の上昇は緩やかで、省エネ性能の高いモデルであれば300リットル前後でも月700円程度におさまる傾向があります。
電気代よりも利便性を重視するためには、ライフスタイルに合う容量の冷蔵庫を選んでみてください。
冷凍庫の電気代
経済産業省が発行している「省エネ性能カタログ」によると、冷凍庫の電気代平均は次のとおりです。
冷凍庫の容量 | 月々の電気代平均(※) | 年間の電気代 |
---|---|---|
100リットル以下 | 397.5円 | 4,770円 |
101~150リットル | 718.3円 | 8,619円 |
151~200リットル | 657.5円 | 7,890円 |
201~250リットル | 747.2円 | 8,966円 |
(※)年間の電気代を12で割った場合
一人暮らしの場合、冷蔵庫に付属している冷凍室の容量は、100リットル以下である場合が多いでしょう。
小型の冷凍室であれば、月々の電気代は約400円前後に収まります。
なお、冷凍庫は内部を低温に保つ必要があるため、冷蔵庫よりも電力を多く消費する傾向があります。
効率よく冷凍庫を使用するためには、食品を詰め込みすぎず、定期的な整理整頓が大切です。
一人暮らしで冷蔵庫の電気代が気になる理由

一人暮らしで冷蔵庫の電気代が気になる理由として、次のようなものが挙げられます。
- 家電の中で消費電力が高い
- 一年中使用する
- 製造年で節電性能が異なる
それぞれの理由について、詳しく解説します。
家電の中で消費電力が高い
冷蔵庫は、家電のなかでも比較的多くの電力を消費します。
141〜200リットル冷蔵庫の年間消費電力が298kWh/年であるのに対し、電気便座(節電機能なし)の年間消費電力は220kWh/年です。
冷却機能を維持するためにコンプレッサーが定期的に稼働していることが、消費電力が高くなる原因の一つです。
冷蔵庫は日常的に目立った動作をしないため電力消費が少ないように思われがちですが、年間の電気代を比較すると、他の家電より高くなる場合もあります。
とくに、容量が大きい冷蔵庫や古いモデルを使用している場合は、年間で1万円近くの電気代になるケースも珍しくありません。
一年中使用する
冷蔵庫は、季節を問わず常に電源を入れて使用する家電です。
エアコンやヒーターのように季節限定で使用する家電とは異なり、冷蔵庫は常に稼働しているため、電気代が自然と高くなります。
また、夏場は室温が高くなる分、庫内の冷却効率を保つためにコンプレッサーの稼働頻度が増え、冬場よりも消費電力が増える傾向があります。
反対に、暖房が効いた部屋や日当たりがよいキッチンでは、冬場でも多くの電力を消費するケースも少なくありません。
冷蔵庫は日々の生活に欠かせない家電である一方、年間を通して少しずつ電気代が積み重なり、気がつけば負担が大きくなることがあります。
製造年で節電性能が異なる
冷蔵庫の消費電力は、製造年によって大きく異なります。
10年以上前に製造された冷蔵庫は省エネ基準を満たしていないことが多く、年間の電気代は現行の冷蔵庫よりも1.5倍から2倍ほど高くなることがあるかもしれません。
一方、近年の冷蔵庫には節電機能が搭載されていることも多くあるため、電気代を大幅に抑えられます。
一人暮らしであれば、初期費用を抑えるために中古や型落ちモデルを選ぶケースも多いですが、長期的に見ると電気代の差が積み重なり、コストがかかる可能性があります。
古い冷蔵庫を使用している場合は、省エネモデルへの買い替えを検討することも選択肢の一つです。
一人暮らしで冷蔵庫の電気代を節約する方法

一人暮らしで冷蔵庫の電気代を節約する方法は、次のとおりです。
- 開閉する回数を減らす
- 庫内を整理整頓する
- 壁・家具に近づけすぎない
- 最適な温度に設定する
- 温かいものは冷ましてから入れる
- 電力会社を変更する
それぞれの方法について、詳しく紹介します。
開閉する回数を減らす
冷蔵庫のドアを開けると冷気が外に逃げて庫内の温度が一時的に上昇するため、ドアの開閉回数を減らすようにしましょう。
庫内の温度が上がると設定された温度に下げるためにコンプレッサーが余分に稼働し、電力の消費が増加します。
何を取り出すかを決めずに冷蔵庫を開けたり、頻繁に食材を取り出したりすれば、余計な電気代がかかります。
冷蔵庫のドアの開閉は最低限に抑えましょう。
庫内を整理整頓する
冷蔵庫の中を整理整頓しておけば、中身の取り出しにかかる時間を短縮できるため、電気代の節約につながります。
冷蔵庫の中が散乱していれば目的の物をなかなか探し出せず、ドアを開ける時間が長くなります。
また、食品を詰め込みすぎると冷却効率が下がるため、必要な食材のみをストックするように心がけましょう。
見やすく取り出しやすい配置を意識し、不要な食品の定期的な処分も重要です。
うまく整理整頓ができないときは、収納ケースや仕切りなどのアイテムを活用してみてください。
壁・家具に近づけすぎない
冷蔵庫の側面には放熱スペースが必要なため、壁や家具に近づけすぎないように設置しましょう。
放熱がうまくできなければ、庫内を冷やすために多くの電力が必要になります。
一般的に、冷蔵庫の左右には5mm以上のスペースが必要とされています。背面の隙間は必要ありませんが、結露が気になる場合は3mm以上のスペースを空けておくとよいでしょう。
なお、冷蔵庫を設置する際に必要な壁との隙間は、製品によって異なる場合があります。
メーカーが推奨する設置スペースを確保し、放熱を妨げないように注意しましょう。
最適な温度に設定する
冷蔵庫や冷凍庫の設定温度は、必要以上に高くしないようにしましょう。
設定温度を「強」にすると冷却に多くの電力を消費するため、電気代が高くなります。
反対に、「中」や「弱」などの設定にすると、冷蔵庫の電気代を抑えられます。
ただし、夏場は室温が高くなるため、庫内の温度も上がりやすく、温度設定を弱にすると食品の傷みにつながりかねません。
節約を意識しすぎて食品の質を損なわないよう、季節や庫内の量に応じた最適な温度設定を心がけましょう。
温かいものは冷ましてから入れる
炊き立てのご飯や煮物、沸かしたばかりのお茶など、温かいものは冷ましてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。
温かい食品を入れたことで一時的に上昇した庫内の温度を下げるために、コンプレッサーが余分に稼働します。
作り置きした温かいおかずをまとめて冷蔵庫に入れると、その分電力の消費が増えてしまいます。
調理したばかりのものはラップを外して粗熱をとったり、涼しい場所に一時的に置いたりする方法が効果的です。
常温に冷ましてから冷蔵庫に入れることで、電気代を節約できるでしょう。
電力会社を変更する
電気代を根本的に見直したい場合は、契約中の電力会社を変更することも効果的な方法です。
新電力は、電力の小売自由化によって新たに登場した電気事業者であり、個々のライフスタイルに応じたさまざまなプランを提供しています。
たとえば、基本料金が無料のプランや夜間割引があるプラン、電気の使用量に応じてポイントや特典を受け取れるプランなどがあります。
冷蔵庫は24時間365日稼働する家電であるため、電力会社を見直すことで年間の電気代を削減できる可能性が高いでしょう。
冷蔵庫の電気代節約におすすめの新電力3選
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冷蔵庫の電気代を節約したい方に向けて、おすすめの新電力3選をピックアップしました。
- お得電力
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- のむシリカ電力
各社の特徴や強みなどについて、詳しく紹介します。
お得電力
お得電力は、大手電力会社と同等のプランを提供しながら、電気代の見直しができる新電力です。
全国のエリアに対応しており、地域に応じた最適なプランを選べるため、一人暮らしの方でも気軽に切り替えられるでしょう。
関西エリアであれば、関西電力と同等のプランで電気料金を抑えられる可能性があります。
冷蔵庫のように1年中稼働し続ける家電は、電力会社や電力単価を見直すのみでも年間の電気代に差が生じます。
契約内容を変更せずに固定費を見直したい一人暮らしの方は、お得電力への切り替えをぜひ検討してみてください。
市場電力
市場電力は、電力市場の取引価格に連動して料金が変動する「市場連動型プラン」を提供する新電力です。
電気を使用する時間帯や時期によって料金が変わる仕組みのため、工夫すれば大幅に電気代を節約できるでしょう。
とくに、深夜や早朝などの電力単価が安い時間帯を中心に電気を使用するライフスタイルであれば、電気の使用にかかるコストを抑えられます。
また、市場電力は基本料金が不要で、使用した分のみを支払うシンプルな料金体系を採用しています。
契約アンペア数による固定費が気になる方や、電気の使い方を見直して効率よく節約したい方は、市場電力への切り替えを検討してみましょう。
のむシリカ電力
のむシリカ電力は、契約者特典として霧島天然水「のむシリカ」がもらえる新電力です。
契約時に1箱(500ml×24本)がプレゼントされるほか、契約を更新した際にも年間の電気使用量5万円ごとに追加で1箱が進呈されます。
のむシリカは、シリカを97mg/L含むナチュラルミネラルウォーターとして健康志向の方から高い人気を誇ります。
特典の受け取りには上限が設けられていないため、一人暮らしで電気使用量が多い方は魅力的に感じるでしょう。
日々の電気代を見直しつつ、健康や美容にも気を配りたい方は、のむシリカ電力への切り替えを検討してみてください。
冷蔵庫選びの参考にすべき注目の省エネ機能

冷蔵庫を選ぶ際には、省エネ機能の有無を確認しましょう。電気代の節約につながる省エネ機能は次のとおりです。
- インバータ制御機能
- 自動省エネ運転
- 断熱材
それぞれの省エネ機能について、次の項目で詳しく解説します。
インバータ制御機能
インバータ制御機能とは、庫内の温度に応じてコンプレッサーの回転数を自動で調整し、冷却力を最適化する機能です。
一般的な冷蔵庫は、庫内の温度が上がれば「一気に冷やして止まる」オンオフ型の運転を繰り返します。
一方のインバータ制御は、温度の変化が小さいときにはコンプレッサーの回転数を下げて、少ない電力でゆるやかに庫内を冷やします。
一人暮らしの場合、冷蔵庫の開閉回数や庫内の食品量が少なく温度変化が起こりにくいため、インバータ制御の効果を実感しやすいでしょう。
冷蔵庫の電気代を節約したい方は、インバータ搭載モデルの冷蔵庫を選んでみてください。
自動省エネ運転
自動省エネ運転は、ドアの開閉状況や庫内の温度、周囲の室温などをセンサーで検知し、自動的に省エネ運転へ切り替える機能です。
夜間や不在時などの使用頻度が少ない時間帯には、冷却を緩めて消費電力を抑えます。
一人暮らしで日々の生活リズムに大きな変動がない場合、自動省エネ運転によって効率よく電力を節約できる可能性があります。
手動での操作が不要で手間がかからない点も、自動省エネ運転の魅力といえるでしょう。
断熱材
断熱材は、庫内の冷気を逃がさずに保つための重要な構造で、冷蔵庫の省エネ性能を大きく左右する要素の一つです。
冷蔵庫が消費する電力の多くは庫内温度を一定に保つために使用されるため、断熱性が高いほど冷却効率は向上し、無駄な電力を消費しません。
近年は、従来の一般的なウレタン素材よりも熱を通しにくい真空断熱材を採用した高性能モデルも増えています。
熱の伝わりやすさを示す「熱伝導率」がウレタンの10分の1程度まで抑えられているため、外気温の影響を大幅に軽減できます。
電気代を少しでも抑えたいと考えている一人暮らしの方は、断熱材の性能にも注目して冷蔵庫を選んでみるとよいでしょう。
一人暮らし用の冷蔵庫の電気代に関するよくある質問

一人暮らし用の冷蔵庫の電気代に関して、よくある質問は次のとおりです。
- 10年前と比較して電気代はどうなった?
- 容量が大きい方が電気代は高い?
- サブ冷蔵庫の電気代は?
それぞれの質問に回答します。
10年前と比較して電気代はどうなった?
10年前の冷蔵庫と比べると、最新の冷蔵庫は約37〜43%の省エネを実現しています。
参照:2020年 VS 2010年 最新家電と10年前の家電どのくらいおトク?|デコ活(環境省)
インバータ制御や真空断熱材などの省エネ機能が普及し、同じ容量の冷蔵庫でも消費電力が大幅に減少していることが理由です。
最新モデルの冷蔵庫であれば、今までの電気代を半分程度に抑えられることもあります。
一人暮らしで固定費を減らしたいと考えている方は、省エネ性能の高い冷蔵庫を選ぶことで月々の電気代節約を期待できるでしょう。
容量が大きい方が電気代は高い?
基本的に、容量が大きい冷蔵庫は消費電力も大きく、電気代が高くなる傾向です。
しかし、すべての大型冷蔵庫の電気代が高いわけではありません。容量が大きいモデルほど最新の省エネ機能が搭載されているケースも多く、効率よく冷却できるように設計されていることが理由です。
そのため、インバータ制御や高性能な断熱材を採用した大型冷蔵庫であれば、旧式の小型モデルよりも電気代が安くなることもあります。
冷蔵庫を選ぶ際には、搭載されている省エネ機能や年間消費電力量を確認しましょう。
サブ冷蔵庫の電気代は?
サブとして使用されることも多い小型冷蔵庫の電気代は、メーカーや容量によって異なります。
電力料金単価を31円/kWhと仮定した場合の、1ドア冷蔵庫の電気代を紹介します。
製品 | 容量 | 年間消費電力 | 年間の電気代 |
---|---|---|---|
Panasonicパーソナルノンフロン冷蔵庫(直冷式) | 45L | 129kWh/年 | 3,999円 |
アイリスオーヤマ冷蔵庫 45L 1ドア IRSD-5A-W | 45L | 120kWh/年 | 3,720円 |
ニトリ45L 直冷式1ドア冷蔵庫 | 45L | 120kWh/年 | 3,720円 |
サブ冷蔵庫を導入すると、年間3,700円~4,000円程度の電気代が発生することを認識しておきましょう。
まとめ

一人暮らし用の冷蔵庫の電気代は、冷蔵庫の容量や使用状況によって異なりますが、月々600円〜700円ほどが一般的な目安です。
容量が大きくなるほど電気代も高くなる傾向があるものの、省エネ性能が高いモデルを選べば、コストを抑えられる場合もあります。
電気代が高いと感じる方は、ドアの開閉の回数を減らしたり、温かい食品を冷ましてから入れたりするなど、日々の冷蔵庫の使い方を工夫してみましょう。
なお、根本的に電気代を見直したい場合は、電力会社を切り替えることも一つの手段です。
本記事で紹介した内容を参考にして、冷蔵庫の電気代をぜひ始めてみてください。