新電力への切り替えを検討しているものの、「なぜ安くなるの?」「デメリットはないの?」などの不安から、踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
新電力とは、2016年の電力小売全面自由化によって参入した新しい電力会社のことです。 大手電力会社のように大規模な発電設備を持たずに運営コストを抑えることで、割安な電気料金を実現しています。
しかし、料金プランや運営会社は多種多様であり、自身のライフスタイルに合わないものを選ぶと、かえって電気代が高くなる可能性もゼロではありません。
本記事では、新電力の仕組みや安さの理由などの基本から、後悔しないためのデメリットや選び方のポイントまで、専門的な視点からわかりやすく解説します。
新電力への切り替えを検討している方、仕組みを知ってから切り替えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事のポイント
- 新電力とは? 2016年の電力自由化で参入した新しい電力会社のことです。
- なぜ安いの? 発電所などの設備投資や人件費を抑えることで、コストを削減し、安い料金を実現しています。
- デメリット・注意点は? 事業撤退(倒産)や、市場価格に連動して料金が高くなるプランがある点には注意が必要です。
- 品質は大丈夫? 大手電力会社と同じ送配電網を使うため、電気の品質や停電のリスクは変わりません。
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新電力とは?電力自由化で生まれた仕組みをわかりやすく解説

新電力とは、2016年の電力小売全面自由化を機に、電力の小売市場に新規参入した事業者のことです。
そもそも新電力がどのような仕組みになっているのか、次の3つの項目に分けて解説します。
- 新電力の定義:電力自由化で誰でも電力会社を選べる時代に
- 新電力と大手電力会社の根本的な違い
- 電気が届く仕組み:切り替えても品質が変わらない理由
新電力がなぜ安いのか、理由も交えながら仕組みを紹介しましょう。
新電力の定義:電力自由化で誰でも電力会社を選べる時代に
新電力とは、電力の小売が自由化されたことで新たに登場した電力会社のことです。
2000年から段階的に電力の小売自由化が始まり、2016年4月1日から一般家庭向けに小売全面自由化が開始されました。
これにより、それまで地域ごとに決められていた電力会社としか契約できなかった状況が変わり、ライフスタイルや価値観に合わせて、電気の契約先を消費者自身が自由に選べるようになりました。
携帯会社やガス会社、飲料メーカーなど多数の企業が電力事業に参入しており、独自のサービスや割引などを提供しています。
新電力は小売競争のなかで料金やサービスに工夫を凝らし、大手よりも安い料金を実現している点が特徴です。
新電力と大手電力会社の違い
新電力と大手電力会社の最大の違いは、自社で発電設備を保有しているかにあります。
大手電力会社は発電から送電、販売までを一貫しておこなっているのに対し、新電力は電気を他社から調達し、販売に特化している点が特徴です。
大規模な発電所の維持管理費や人件費などが新電力にはかからないため、固定費の削減につながっています。
運営コストを大手電力会社よりも抑えることで、電気料金を安く設定できる仕組みになっているといえるでしょう
新電力の電気供給の仕組み
新電力は発電所を自社で持たず、主に電力市場の「日本卸電力取引所(JEPX)」や他の発電事業者から電気を調達しています。
調達した電気は、地域の送電網を使用して各家庭や企業に届けられます。
新電力の電気も大手と同じ送電線を使用しているため、品質や安全性に違いはありません。
大手電力会社と同じ品質を提供しつつ、市場価格を見ながら安い電気を効率的に仕入れることで、電気料金を抑えています。

新電力の料金が安い6つの理由

新電力は、大手電力会社と比べて事業運営にかかるコストを多角的に抑えることで、割安な電気料金を実現しています。
新電力の料金が安い理由は、主に次の6つです。
- 発電所など大規模な設備投資が不要
- 人件費などの運営コストを削減
- 市場を活用した効率的な電力調達
- 利用者に合わせた多様な料金プラン
- ガスや通信など他サービスとのセット割引・特典
- 運営会社の事業基盤によるコスト最適化
それぞれの理由について、詳しく解説します。
1.発電所など大規模な設備投資が不要
新電力は自社で発電所を保有せず、電力市場や他の発電事業者から電気を調達する形を取っています。
発電所の建設やメンテナンスなどの大規模設備投資が不要なため、運営コストを大幅に抑えられる点が特徴です。
固定費の削減によって価格競争力が高まり、結果的に消費者が利用しやすい割安な電気料金が実現されています。
インフラの整備にかかる初期費用や維持費がかからない分、料金に還元しやすい点が新電力の大きな強みです。
2.人件費などの運営コストを削減
新電力は、店舗を持たずインターネット上で手続きが完結する会社が多く、効率的に運営されている点が特徴です。
大手電力会社のように広範囲な支店網や営業所を持たないため、人件費や管理コストの削減が実現しています。
また、近年ではカスタマーサポートのAIボット対応や契約管理の自動化などにより、さらなる効率化が図られています。
このように運営コストを削減した体制によって、安い料金プランを提供できるようになったといえるでしょう。
3.市場を活用した効率的な電力調達
新電力は、日本卸電力取引所(JEPX)や他の発電事業者を利用して、電力の仕入れを効率的におこなっています。
市場価格を見ながら電気を調達するため、需給バランスに応じて仕入れコストを調整しやすい点が特徴です。
また、電力の需要が比較的落ち着く時間帯や季節を見極めて仕入れることで、調達コストの上昇を避けつつ、安定的な供給を実現する工夫もおこなわれています。
無駄のない電力調達の実現により、結果的に消費者へ提供する料金を抑えています。
4.利用者に合わせた多様な料金プラン
新電力は、使用量や時間帯、ライフスタイルに応じて選べる多様な料金プランを用意している点が魅力です。
たとえば、夜間の電力利用が多い家庭向けの「夜間割引プラン」や、ガスとまとめて利用したい家庭向けの「電気+ガスセット割」などがあります。
このように、自由度の高い料金プランを実現し、無駄のない契約ができるのも電気料金が安いといわれる理由の1つです。
なお、料金プランの内容は新電力会社によって異なるため、自身のライフスタイルに合うプランを提供している会社を選びましょう。
5.ガスや通信など他サービスとのセット割引・特典
新電力会社によっては、電気契約や電気料金に応じて、他サービスとのセット割引や特典が受けられることもあります。
たとえば「のむシリカ電力」では、次のような特典が用意されています。
- 初回契約時に「のむシリカ」を1箱プレゼント
- 前年度の年間電気料金5万円ごとに「のむシリカ」を1箱プレゼント
のむシリカは1箱(500ml×24本)で5,200円相当となっており、電気料金に応じて無制限でもらえます。
電気料金が安くなることに加え、独自の特典を受けられることで、トータルの満足度やお得感が高まるのも新電力の魅力です。
6. 運営会社の事業基盤によるコスト最適化
新電力の価格競争力は、運営会社の事業基盤に支えられている場合があります。
たとえば、本記事で紹介する「お得電力」や「市場電力」を運営する株式会社Qvouは、創業40年の歴史を持ち、電力事業だけでなく、太陽光発電事業も長年手掛けてきました。
太陽光発電の施工実績は1,400件を超え、そこで培われたエネルギー分野の専門知識やネットワークが、効率的な電力調達やコストの最適化に活かされています。
このように、電力小売事業以外の強みを持つ企業が運営しているかどうかも、新電力の安さと安定性を支える重要な要素といえるでしょう。
新電力のデメリットと注意点|「高い」「やばい」は本当?

新電力は安く利用できる点が大きなメリットですが、次のようなデメリットや注意点もあります。
- 事業撤退(倒産)のリスクがある
- 契約プランによっては解約金が発生する
- 市場連動型プランは料金が高くなるリスクがある
新電力には倒産や価格変動などのリスクがありますが、仕組みを理解し、信頼できる会社を選べば回避できます。
それぞれのデメリットや注意点について、次の項目から詳しくみていきましょう。
1. 事業撤退(倒産)のリスクがある
新電力は中小規模の企業も多く、市場環境の変化によって経営が不安定になるリスクがあります。
とくに燃料価格の高騰や市場価格の急変などが続くと、調達コストの負担が大きくなり、事業継続が難しくなることも考えられるでしょう。
万が一、契約中の新電力会社が倒産した場合でも、電気の供給が突然止まることはありませんが、他社への切り替えが必要になるため、一定の手間がかかる点には注意が必要です。
新電力会社を選ぶ際には、サポート体制や供給元の安定性も確認しておくようにしましょう。
2. 契約プランによっては解約金が発生する
新電力の多くは契約期間が設定されており、期間内に解約すると解約違約金が発生するケースがあります。
とくにキャンペーン料金や特典付きのプランを契約している場合には、解約違約金の条件が細かく決められているケースも少なくありません。
そのため、契約する前に契約期間や解約条件を確認しておき、自身にとって負担にならない内容かどうかを見極めることが大切です。
キャンペーン内容や特典のみを重視して契約すると、あとから解約違約金を請求される可能性もあるため、注意しておきましょう。
3. 市場連動型プランは料金が高くなるリスクがある
新電力の中には「市場連動型」と呼ばれる料金プランを採用している会社もあります。
市場連動型は、電力市場の価格に応じて電力量料金単価が変動する料金プランです。
仕入れ価格が安い時期は電気料金は安くなりますが、反対に価格が高騰すると電気料金も連動して高くなります。
とくに冬や夏など電力需要が高まる時期には、料金が想定以上に跳ね上がることもあるため、注意が必要です。
料金変動リスクを避けたい場合は、単価が固定されている「固定単価プラン」を選ぶとよいでしょう。

【比較】大手電力と新電力の違い

大手電力と新電力は、電気を供給する仕組みが異なります。
【図解】大手電力と新電力の仕組みの違い
大手電力会社
発電
送配電
小売
発電〜小売まで全てを1つの会社グループで担う。
新電力
小売
「小売(販売)」に特化し、発電や送配電は既存の設備を利用。
ここでは、次の3つの項目に分けて大手電力と新電力の違いを比較します。
- 料金プラン(基本料金・電力量料金)
- 安定性(停電リスク)
- サービス(セット割・特典)
大手電力と新電力のどちらを選べばよいのか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
料金プラン(基本料金・電力量料金)
大手電力会社の料金プランは、地域や契約容量に応じてあらかじめ決められており、主に基本料金と電力量料金で構成されています。
基本料金は契約アンペア数に応じて毎月固定でかかる料金で、電力量料金は実際に使用した電気の量に応じて加算される料金です。
一方、新電力は多様な料金プランを提供しており、使用状況やライフスタイルに応じて自由に選べる点が特徴です。
基本料金がゼロのプランや、特定の時間帯に電気料金が安くなるプランなど柔軟な設計が可能なため、うまく選べば大手よりも料金を抑えられる可能性があります。
安定性(停電リスク)
電力供給の安定性に関しては、大手電力と新電力の間に差はありません。
どちらも同じ送配電網を使用しているため、新電力へ切り替えても停電リスクが上がることはないと認識しておきましょう。
ただし、新電力会社が倒産や撤退などで電気の販売を継続できなくなった場合、他社への切り替えが必要になるかもしれません。
その場合でも突然停電したり電気が使用できなくなったりすることはなく、安定性に大きな差はありません。
サービス(セット割・特典)
大手電力会社や新電力会社では、独自のセット割や特典を提供しています。
大手電力会社の場合、たとえば「ガスとのセット契約で割引」や「他サービスとのセットプランでポイントプレゼント」などのキャンペーンが定期的に実施されています。
しかし、キャンペーンは期間限定であることが多く、契約するタイミングによっては特典の適用ができないケースもあるでしょう。
一方、新電力会社の多くは通年でお得なキャンペーンを実施しており、契約のタイミングに左右されにくい点が魅力です。
たとえば、契約するのみでプレゼントがもらえる特典や、電気使用量に応じた還元制度など、長期的にメリットを感じられる内容が用意されていることもあります。
新電力をおすすめできる方の特徴

新電力のメリットやデメリットを踏まえたうえで、おすすめできる方の特徴は次のとおりです。
- 毎月の電気料金を少しでも節約したい方
- 電気の使用量が多く、コストを見直したいと考えている方
- ライフスタイルに応じて料金プランを選びたい方
- 他サービスとのセット割や特典を重視する方
新電力は、料金の安さのみならず、柔軟な料金設計や独自の特典が魅力です。
とくに電気の使用量が多い家庭や、他サービスと組みあわせて使用したい方にとっては、トータルでのコスト削減につながる可能性があります。
上記の特徴に当てはまる方は、ぜひ新電力への切り替えを検討してみてください。
失敗しない新電力会社の選び方4つのポイント

新電力選びでは、自身のライフスタイルを理解し、料金プランのみならず運営会社の信頼性まで確認することが大切です。
新電力会社を選ぶ際は、主に次の4つのポイントを重視しましょう。
- 料金プランとシミュレーションで節約額を確認する
- 自身のライフスタイルに合っているか確認する
- セット割引や特典の内容を比較する
- 運営会社の信頼性や実績を確認する
次の項目から、新電力会社の選び方について詳しく解説します。
1. 料金プランとシミュレーションで節約額を確認する
新電力を選ぶ際には、まず料金プランを確認のうえ、どの程度安くなりそうなのかをシミュレーションしてみましょう。
基本料金がゼロのプランや、使用量が少ない方向けの定額制プランなど、新電力会社によって料金体系はさまざまです。
あわせて、料金プランが市場連動型プランなのか、固定単価プランなのかも確認しておいてください。
市場連動型は、電気の使い方や時間帯を意識して節約できる方に向いています。固定単価プランは、料金の変動リスクを避けたい方におすすめです。
また、契約期間の縛りや解約違約金の有無についても、事前に把握しておくようにしましょう。
2. 自身のライフスタイルに合っているか確認する
自身のライフスタイルに合うプランが提供されているかどうかも、新電力会社を選ぶうえで大切です。
新電力会社では多様な料金プランが展開されており、それぞれのライフスタイルに応じて選択できる点が強みといえるでしょう。
たとえば「夜間の電気料金が割引になるプラン」を選べば、在宅時間が夜中心の家庭にとっては節約につながります。
ほかにも共働き世帯や在宅ワーク中心の家庭など、それぞれの生活リズムにあわせてプランを選ぶと、電気料金を削減しやすいです。
まずは自身のライフスタイルや電気の使い方を振り返り、それに合ったプランを探してみましょう。
3. セット割引や特典の内容を比較する
多くの新電力会社では、ガスやインターネット、スマートフォンサービスなどと組み合わせたセット割を提供しています。
電気料金そのものが安くなるプランのみならず、ポイント還元や商品プレゼントなどの特典を受けられる場合もあります。
セット割や特典を上手に活用すれば、電気料金以外の部分でも家計の節約が期待できるでしょう。
セット割や特典の内容は新電力会社ごとに異なるため、事前にどのようなサービスが受けられるのかを比較し、自身にとってメリットが大きいものを選んでみてください。
4. 運営会社の信頼性や実績を確認する
料金プランや特典だけでなく、その新電力をどの企業が運営しているかを確認することも非常に重要です。
企業の設立年数や、電力事業以外の事業実績などを確認することで、その会社の経営安定性を推し量ることができます。
たとえば、長年の実績がある企業や、他分野でも成功している企業が運営する新電力は、信頼性が高い選択肢の一つと考えられるでしょう。
【目的別】おすすめの新電力会社3選
新電力への切り替えを検討している方に向けて、おすすめの新電力会社を3つピックアップしました。
| お得電力 | 市場電力 | のむシリカ電力 | |
|---|---|---|---|
| 特徴 | 今のプランのまま電気代が安くなる可能性大。とにかく手軽! | 市場価格に連動。電気の使い方を工夫して積極的に節約できる。 | 電気代の節約に加え「のむシリカ」が特典でもらえる。 |
| どんな人におすすめ? | 今の契約を変えずに、シンプルに電気代を安くしたい人。 | 日中の在宅が多く、節電をゲーム感覚で楽しめる人。 | 節約と同時に、健康などプラスアルファの価値を求める人。 |
| 公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
それぞれの新電力会社の特徴や強みを紹介します。
【手軽さ重視の方へ】お得電力:今のプランのまま電気代を節約
お得電力は、全国エリアに対応した柔軟な料金プランを提供する新電力会社です。
お得電力では、各地域の大手電力会社と同等のプランが用意されています。
たとえば関西に住んでいる場合、関西電力が展開しているプランと同等のプランを選べます。
基本料金と電力量料金は大手電力会社よりも安く設定されているため、現在契約しているプランと同等のプランを選びつつ、電気料金を抑えられます。
現在のプラン内容を変更せず、電気料金のみを見直したいと考えている方は、ぜひお得電力を検討してみてください。
【積極的な節約をしたい方へ】市場電力:電気の使い方を工夫してお得に
市場電力は、電力市場の価格に応じて料金が変動する市場連動型のプランを提供する新電力会社です。
市場価格は、電力の需要が少なくなる昼間の時間帯に安くなる傾向があります。
そのため、在宅で仕事をする方や、日中に洗濯や掃除など家事をする家庭では、電気の使用時間を意識することで、電気代を大幅に節約できる可能性があります。
サービス料金も業界最安値水準に設定されているため、他の新電力会社と比べてコストパフォーマンスの高さが魅力です。
電気の使い方にあわせて料金を最適化したい方や、自身でコスト管理をしたい方は、市場電力を検討してみましょう。
【付加価値を重視する方へ】のむシリカ電力:節約と健康を両立
のむシリカ電力は、電気代がお得になるだけでなく、人気のナチュラルミネラルウォーター「のむシリカ」が特典としてもらえるユニークな新電力です。
契約するのみでのむシリカが1箱プレゼントされ、更新時にも年間の電気料金5万円ごとに1箱が追加でもらえます。
のむシリカは、シリカ97mg/Lを含むナチュラルミネラルウォーターで、健康志向の方を中心に高い人気を集めています。
電気料金に応じて受け取れる箱数には上限がなく、使用量が多い家庭ほど恩恵を受けやすい仕組みが特徴的です。
日々の暮らしにプラスアルファの価値を求める方や、家計の節約と健康志向を同時に満たしたいという方に最適な選択肢といえるでしょう。
新電力への切り替え方法と流れ

新電力への切り替えは、Webで5分程度で完結する場合が多く、面倒な手続きはありません。
現在の電力会社から、新電力会社へ切り替える際の流れについて、次の3つの項目に分けて紹介します。
- 申し込みの前に準備するもの
- 申し込みから利用開始までの流れ
- 切り替え前に知っておくべき注意点
それぞれ詳しくみていきましょう。
申し込みの前に準備するもの
新電力会社への切り替えに際して、特別な書類を用意する必要はありません。
準備として必要なものは次のとおりです。
- 現在の電力会社の情報(電力会社名やお客様番号など)
- 供給地点特定番号
- 支払い方法
- 本人確認書類
供給地点特定番号は、現在の電力会社の公式サイトや検針票などから確認できます。
あらかじめ検針票や契約情報を確認しておくと、申し込みがスムーズに進むでしょう。
申し込みから利用開始までの流れ
新電力会社に申し込みをしてから、利用開始するまでの流れは次のとおりです。
- 契約する新電力会社を選ぶ
- 新電力会社の公式サイトから申し込み手続きをおこなう
- 切り替え希望日を決める
- スマートメーターを設置する(未設置の場合)
- 新電力に利用を開始する
新電力への切り替えは、基本的にオンライン上で申し込みが完結します。
契約情報を入力して申し込むと、新しい電力会社が現在の電力会社との切り替え手続きを進めるため、自身で解約手続きをおこなう必要はありません。
スマートメーターがすでに設置されている場合は約1週間、未設置の場合は約2週間を目安に新電力の利用を開始できます。
切り替え前に知っておくべき注意点
新電力に切り替える際に、注意するべき点は次のとおりです。
- 現在の電力会社で解約違約金が発生する可能性がある
- 新電力に切り替えても必ず安くなるとは限らない
- 賃貸アパートやマンションは新電力に切り替えできない場合がある
- 支払い方法が限定される可能性がある
上記を事前に把握しておかなければ「思ったよりも安くならなかった」「支払い方法が選べなかった」など、あとから不満が出る恐れがあります。
そのため、切り替えを検討する際は電気料金をシミュレーションのうえ、契約条件や支払い方法などをあらかじめ確認し、自身のライフスタイルに合った電力会社を選びましょう。
新電力に関するよくある質問

新電力に関して、よくある質問は次のとおりです。
- 新電力に切り替えると停電は増えますか?
- 契約中の新電力会社が倒産したら電気は止まりますか?
- 電気料金はなぜ高騰することがあるのですか?
- 大手電力からの切り替え手続きは面倒ですか?
- 「新電力はやばい」「やめとけ」と聞きますが本当ですか?
それぞれの質問に回答します。
新電力に切り替えると停電は増えますか?
新電力に切り替えたとしても、停電が増えることはありません。
新電力は大手電力と同じ送配電網を利用しており、電気の品質や供給の安定性に違いは生じないためです。
「切り替えによって停電リスクが高まるのでは」という心配はしなくてもよいでしょう。
契約中の新電力会社が倒産したら電気は止まりますか?
契約している新電力会社が倒産や事業撤退をしても、電気が突然止まることはありません。
電力供給にはセーフティーネットが用意されており、万が一の場合でも、新たな電力会社と契約するまでの間は、お住まいの地域の大手電力会社が一時的に電気を供給する仕組みになっています。
なるべく早く次の契約先を探す必要はありますが、「倒産したらすぐに電気が使えなくなる」という心配は不要です。

電気料金はなぜ高騰することがあるのですか?
電気料金が高騰する理由は、燃料価格の上昇や電力需給のひっ迫、円安の影響などさまざまです。
とくに市場連動型の料金プランを選んでいる場合、電力市場の影響を受けやすく、料金が一時的に大きく変動する可能性があります。
電気料金の高騰を避けたい方は、固定単価の料金プランを選んでみてください。
大手電力からの切り替え手続きは面倒ですか?
多くの新電力会社はオンライン完結での申し込みに対応しており、切り替え手続きは非常にシンプルです。
スマートフォンやパソコンがあれば、簡単に申し込みできます。
また、現在の契約先との切り替え手続きは新電力会社が対応するため、自身で解約手続きをおこなう必要はありません。
スマートメーターの設置についても、新電力会社に業者を手配してもらえる仕組みになっており、面倒な手続きはないものと考えてよいでしょう。

「新電力はやばい」「やめとけ」と聞きますが本当ですか?
一部では「新電力はやばい」「やめとけ」という声も上がっていますが、決してそのようなことはありません。
上記のような声が上がっている背景として、過去に経営破綻した新電力会社があったことや、市場連動型プランによる急激な料金高騰が話題になった点が考えられます。
過去の事例から、新電力に対して不安やマイナスイメージを持つ方が一定数存在するのも事実です。
しかし、問題を抱えている新電力会社はごく一部であり、経営の安定した会社を選べば、料金やサービス面で多くのメリットを得られる可能性が高いです。
契約前にプラン内容や運営会社の情報を入念にチェックしておけば、新電力を安心して利用できるでしょう。

まとめ:新電力に切り替えて電気代を節約しよう!

新電力は、大手電力会社に比べて運営コストを抑えている分、電気料金を安く提供できます。
多様な料金プランやセット割引、特典が用意されている新電力会社も多く、消費者にとっては選択肢が広がる点が大きな魅力です。
新電力会社を選ぶ際には、料金プランやセット割引、口コミを参考にしつつ、本当にお得かどうかを慎重に検討することが大切です。
ぜひ本記事で紹介した内容を参考に、自身のライフスタイルに合った新電力会社を選んでみてください。
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