電気代には「市場連動型プラン」と「固定単価型プラン」の2種類があることをご存じでしょうか。
市場連動型は電気代が30分ごとに変動し、安いタイミングを見計らって節約できるメリットがあります。
しかし、予期せぬ価格高騰のリスクもあり、家計管理の悩みの種になりがちです。
結論として、料金単価が予め決まっている「市場連動型ではない電力会社」を選ぶことで毎月の支出を予測しやすく、急激な価格高騰に悩まずに済みます。
今回の記事では、市場連動型のリスクと固定単価プランが安心な理由を解説するとともに、数ある電力会社の中から、安心して契約できるおすすめの10社を厳選して比較紹介します。
【2025年】市場連動型ではない電力会社おすすめ10選|安心・安定で選ぶならここ!

2016年の電力自由化以降、市場には多くの電力会社がありますが、価格の安定性を優先するなら「市場連動型ではない」プランを選ぶことが重要です。
ここでは、市場連動型ではない電力会社の中から、とくにおすすめのサービスを10社厳選して紹介します。
それぞれの特徴を比較し、自身のライフスタイルにあった電力会社を見つけてください。
シンプルな安さと安心感が魅力の「お得電力」
「お得電力」は市場連動型ではない固定単価型プランを提供する新電力会社です。とにかくシンプルに、安心して電気代を節約したい方におすすめです。
現在契約している大手電力会社の料金プランはそのままに、基本料金と電力量料金の両方が安くなる、非常にわかりやすい仕組みが魅力です。
電気の品質や供給の安定性、サービス内容などはこれまでと全く変わらず、最短5分で切り替えが完了します。
運営会社は株式会社Qvouで、テレビCMでも放送される「のむシリカ」や、太陽光発電事業など多角的な経営をする創業37年の企業で安心感があります。
余計な手間や心配事を増やさずに、堅実に家計を改善したいと考える方にとって、「お得電力」は理想的なサービスといえるでしょう。
電気代の節約+αの特典が嬉しい「のむシリカ電力」
節約だけでなく、暮らしを豊かにする付加価値も重視したい方には「のむシリカ電力」がおすすめです。
のむシリカ電力は、大手電力会社よりも電気代が安くなることに加え、電気料金に応じて、健康や美容で話題のミネラルウォーター「のむシリカ」が特典として受け取れる独自のメリットがあります。
契約時には、約5,200円相当の「のむシリカ」1箱(500ml×24本)がプレゼントされ、さらに前年度の電気代5万円ごとに「のむシリカ」1箱が無制限でもらえます。
日常の電力消費が、家族みんなが喜ぶ嬉しいプレゼントにつながるのは、他の電力会社にはない新しいメリットです。
ガスとのセット契約でさらにお得「東京ガスのでんき」
「東京ガスのでんき」は、ガスと電気の契約をまとめることで、光熱費全体を管理しやすくするサービスです。
最大の特徴は、東京ガスの都市ガスと電気をセットで契約すると適用される「ガス・電気セット割」にあります。また、新規申し込みの場合、電気代の基本料金が1か月無料になる特典もあります。
ただし、本サービスは東京ガスの都市ガス供給エリア、主に関東地方にお住まいの方が対象となります。
また、セット割を適用しない場合の割引率は、他の新電力と比較してそれほど大きくないケースもあるため、自身の状況で本当にメリットがあるか、慎重に検討しましょう。
Pontaポイントが貯まる・使える「auでんき」
「auでんき」は、毎月の電気料金に応じてPontaポイントが還元される点が特徴の電力サービスです。auの携帯電話やインターネット回線の利用者でなくても契約できます。
還元率は電気料金に応じて変動し、貯まったポイントはau PAY残高へのチャージや普段のお買い物に使えるため、汎用性が高いといえるでしょう。
auでんきとガスをまとめる「ガス・電気 for au」や、家族でUQ mobileのスマートフォンを最大10回線まで利用する「自宅セット割」で、ガス料金やスマートフォンの料金がお得になりますが、電気料金そのものが大幅に安くなるわけではなく、あくまでポイント還元が主なメリットです。
普段から積極的に「ポイ活」をされている方にとっては魅力的ですが、純粋な電気代の安さを求める方には不向きな場合があります。
なお、マンション一括受電サービス導入集合住宅やオール電化住宅では申し込みできないこともあります。
選べる特典が魅力「TERASELでんき」
「TERASELでんき」は、契約時に自身の好みの特典を選べるユニークな電力会社です。
運営元は大手商社である伊藤忠エネクスグループであり、その信頼性も一つの特徴といえます。
契約時には、楽天ポイントやAmazonギフト券、Huluチケットなど、6種類の中から自身のライフスタイルにあった特典を受け取れます。また、毎月の電気代に応じて楽天ポイントが貯まります。
しかし、特典は契約時の一度きりで、継続的なメリットではありません。
また、料金プランは4種類から選ぶ必要があり、割引額が他の新電力と比べるとそれほど大きくないと言われています。
ガソリン代がお得になる「エネオスでんき」
「エネオスでんき」は、大手石油元売会社が運営する電力サービスで、車をよく利用する方にメリットがあります。
最大の特徴は、ENEOSカードで電気料金を支払うことで、ガソリン代や灯油代が割引になる特典です。
毎月の固定費の支払いが、日々の車関連の支出を抑えることにつながります。
ただし、割引を受けるためにはENEOSカードの契約が必須で、誰でもメリットを受けられるわけではありません。
また、電気料金自体の割引率は標準的であるため、ガソリン代の割引を含めてトータルでお得になるかを検討する必要があります。
中部・関西エリアで注目の「CDエナジーダイレクト」
「CDエナジーダイレクト」は、中部電力と大阪ガス、二つの大手エネルギー企業が共同で設立した電力会社で、その信頼性の高さが特徴です。
提供エリアは主に関東、中部、関西となり、とくに東京エリアではガスとのセット契約による割引プランも用意されています。
料金プランによっては電気料金に応じてポイントが貯まるなど、複数のメリットがあります。
一方で、対象エリア以外にお住まいの方は契約できない等の制約があります。
大手企業の安心感を重視しつつ、ガスとのセット契約も検討したい方にとって有力な選択肢となるでしょう。
車に乗る人に嬉しい「idemitsuでんき」
「idemitsuでんき」は、石油元売会社である出光興産が提供する電力サービスです。
ガソリン車向けの「ガソリンコース」と電気自動車(EV)向けの「EVコース」があり、電気代の割引に加えて「クルマ特割」として年間2,400円が電気代から割引される点が特徴的です。
よって、自動車を所有していない方にとってはお得感がありません。
電気料金そのものの安さと合わせて、クルマ特割がメリットになるかを総合的に判断しましょう。
dポイントユーザー必見の「ドコモでんき」
「ドコモでんき」は、NTTドコモが提供する電力サービスで、ドコモ回線の利用者でなくても契約が可能です。
本サービスのメリットは、毎月の電気料金に応じてdポイントが還元される点にあります。
基本料金・従量料金(税抜)100円につき0.5%または1%が還元され、さらに、ドコモの対象ケータイ料金プランをご契約で、ガスとセットで利用すると、dポイント還元率が2%にアップします。
一方で、auでんきと同様に、電気料金自体が直接的に安くなるわけではなく、あくまでポイント還元が中心です。また、ドコモ回線契約をお持ちでない場合、申し込みは店頭での対応となります。
手軽さや、純粋な料金の安さを求める場合は、他の選択肢の方が向いているかもしれません。
環境に配慮した選択「シン・エナジー」
「シン・エナジー」は、再生可能エネルギーの普及に力を入れている電力会社です。
再生可能エネルギー発電事業や、エネルギーマネジメントシステムの開発などに携わる企業のため、電気を通じて社会貢献をしたい方にとって選択肢のひとつになります。
純粋な価格競争力では他の新電力に見劣りする可能性がありますが、JALマイルが貯まる点が特徴的です。
20A以下は契約できず、オール電化住宅向けのプランがないなどの注意点はありますが、電気代の安さだけでなく、「なるべく環境に優しい電気を使いたい」といった価値観を重視する方にとって、検討の価値があります。
【比較表】市場連動型ではない電力会社10社の特徴を整理!
ここまで紹介した市場連動型ではない電力会社10社の特徴を、比較表としてまとめました。
自身が何を最も重視するかにあわせて比較し、電力会社選びの参考にしてください。
電力会社名 | 供給エリア | 最大のメリット | こんな方におすすめ | 注意点 |
---|---|---|---|---|
お得電力 | 全国 (離島を除く) | シンプルに料金が安くなる | 安心感とわかりやすさを最優先したい方 | 特典やポイント還元はない |
のむシリカ電力 | 全国 (離島を除く) | 料金の安さ+特典(のむシリカ水) | 節約と一緒に健康や美容も求めたい方 | シリカ水の特典に興味がない場合はメリット減 |
東京ガス | 関東エリア | ガスとのセット割 | 光熱費をまとめて管理、節約したい方(関東圏) | 対象エリアが限定的 |
auでんき | 全国 (沖縄、離島 を除く) | Pontaポイント還元 | Pontaポイントでポイ活をしている方 | 電気料金自体の割引は少ない |
TERASELでんき | 全国 (沖縄、離島 を除く) | 契約特典が選べる | 契約時の特典を重視する方 | 継続的なメリットは少ない |
エネオスでんき | 全国 (一部プランはエリア限定) | ガソリン、灯油代割引 | ENEOSカードを持つ車利用者 | ENEOSカードの契約が必要で、料金自体の割引は標準的 |
CDエナジー | 関東エリア中心 | 電気とガスのセット割、独自ポイント制度 | 関東エリアで電気とガスをまとめて契約したい方 | 対象エリアが限定的 |
idemitsuでんき | 全国 (沖縄、離島 を除く) | クルマ特割 | 車利用者 | 自動車に乗らない方はメリットが限定的 |
ドコモでんき | 全国 (沖縄、離島 を除く) | dポイント還元 | dポイントでポイ活をしている方 | ドコモユーザー以外は店舗申し込みが必要、料金自体の割引は少ない |
シン・エナジー | 全国 (離島を除く) | 環境への配慮 | 電気の質(再エネ)を重視する方 | 価格競争力は高くない場合がある |
「とにかく安心でわかりやすい点が一番」であれば「お得電力」が、「節約しながら嬉しい特典も欲しい」ようであれば「のむシリカ電力」が、とくにおすすめの選択肢といえるでしょう。
そもそも市場連動型ではない電力プランが安心といえる理由

電力会社を切り替える上で、市場連動型ではないことがなぜ重要なのでしょうか。
それは、電気代の予測不能な高騰リスクを根本から回避できるためです。
ここでは、市場連動型プランはなぜ価格高騰のリスクがあるのか、そして固定単価プランはなぜ安心して利用できるのか、順番に解説します。
市場連動型プランに潜む価格高騰のリスク
市場連動型プランの電気代は、電気の卸売市場である日本卸電力取引所、通称「JEPX」の取引価格に直接連動して従量料金の単価が30分ごとに変動します。
電気の仕入れ価格がほぼそのまま家庭の電気代に反映される仕組みのため、常に価格高騰リスクがあり、その変動を予測するのは不可能です。
たとえば、天候不順で太陽光発電が減ったり、燃料の輸入価格が上がったり、大寒波に襲われたりして市場価格が高騰すると、家庭の電気代は2倍~3倍にもなります。
2020年12月から2021年1月にかけては、スポット市場価格が大幅に高騰し、1日平均の最高価格が154.6円/kWhに達した日もありました。
「いつも通り使っていただけなのに電気代が2倍になった」といったケースも報告されており、市場運動型プラン自体が家計にとって大きな不安要素となります。
固定単価プランが安心できる理由
一方、市場連動型ではない固定単価プランは、電気1kWhあたりの料金単価が予め契約で決められています。
これは、電力会社が市場での価格変動リスクを吸収し、利用者に安定した価格で電気を供給するビジネスモデルのためです。
たとえJEPXの市場価格が一時的に高騰しても、家庭の電気料金はそれほど影響を受けないため、30分ごとの単価変動を気にしたり、将来的な高騰を気にかけたりする必要がありません。
毎月の電気代の見通しが立てやすくなり、「今月は請求が怖い」といった精神的なストレスから解放されます。
ただし、固定単価型プランにも燃料費調整額と呼ばれる項目があり、燃料費の高騰や為替の変動が電気料金に反映されます。しかし、価格変動の影響は小さく、急激な変動は起こりません。
【重要】後悔しない電力会社の選び方|安心できる3つのチェックポイント

市場連動型ではない電力会社を選ぶ際には、確認しておくべき重要なポイントが3つあります。
- 料金プランが「市場連動型ではない」こと
- 高騰リスクを抑える「燃料費調整額の上限」の有無
- ライフスタイルの変化に備える「契約期間と解約金」
安心して長く使える電力会社を見極めるため、契約前に必ず確認しておきましょう。
ポイント1:料金プランが「市場連動型ではない」こと
繰り返しにはなりますが、電気代の安定性を重視するならば、最も重要なのは、検討中の料金プランが本当に市場連動型ではないと確認することです。
公式サイトのプラン詳細ページを見て、「固定単価制」や「従量電灯プラン」といった表記があるかを確認しましょう。多くの場合、使用量に応じて3段階で単価が設定されています。
ポイント2:高騰リスクを抑える「燃料費調整額の上限」の有無
固定単価制の中でも、「燃料費調整額」に上限が設定されているかは確認しておきたい点です。
燃料費調整額とは、発電に使う燃料の価格変動を電気料金に反映させるための費用です。
大手電力会社の規制料金プランには、調整額に上限が設けられており、燃料価格が異常に高騰しても利用者の負担が際限なく増えることはありません。
しかし、新電力の中には上限がない会社が多く、その場合は燃料費の高騰が直接電気代に跳ね返るリスクがあります。
少しでも不安に感じたり、表記の意味がわからなかったりした場合は、契約前にサポートセンターへ電話やメールで問い合わせ、明確な回答を得ることが大切です。
ポイント3:ライフスタイルの変化に備える「契約期間と解約金」
最後に、契約期間の縛りと、期間内に解約した場合の解約金、いわゆる違約金の有無を確認しましょう。
新電力会社の中には、1年や2年といった契約期間を設け、途中で解約すると数千円程度の解約金が発生するケースがあります。
将来、引越しをしたり、さらに魅力的な電力プランが登場して乗り換えたくなったりした際に、解約金が足かせになる可能性があります。
ライフスタイルの変化に柔軟に対応するためにも、契約期間の縛りや解約金を確認しておくと、より安心でしょう。
申し込みは簡単!市場連動型ではない電力会社への切り替え3ステップ

「電力会社の切り替えは、手続きが面倒だろう」と感じている方もいるかもしれませんが、心配は不要です。
現在は、驚くほど簡単な手続きで電力会社を切り替えることができます。
申し込みから利用開始までの流れを、具体的な3つのステップに分けてわかりやすく解説します。
ステップ1:現在の電気の「検針票」を用意する
まずは、現在契約中の電気会社から届く検針票(紙またはWeb明細)を準備しましょう。
申し込みには、検針票に記載されている「供給地点特定番号(17桁、または22桁)」と「お客様番号」の2つの情報が必要です。
これらの番号は、電気を使っている場所と契約者を特定するためのもので、通常は検針票の上部や中ほどに記載されています。
もし紙の検針票が手元になくても、契約中の電力会社の会員向けWebサイトにログインすれば、同様の情報を確認できる場合が多いです。
ステップ2:Webサイトから申し込み
必要な情報が準備できたら、乗り換えたい電力会社の公式サイトにアクセスし、申し込み手続きに進みます。
画面の案内に従って、先ほど確認した供給地点特定番号やお客様番号、氏名、住所、連絡先などを入力していくだけです。
多くの場合、5分から10分程度で入力は完了します。スマートフォン一つで、いつでも申し込める手軽さが魅力です。
これだけで申し込みは完了となり、面倒な書類の郵送や、複雑な手続きは一切ありません。
また、現在契約中の電力会社に連絡する必要もありません。乗り換え先の新しい電力会社が、旧電力会社への連絡を代行します。
手続きが苦手な方でも、迷うことなく進められるでしょう。
ステップ3:あとは待つだけ!工事や立ち会いは原則不要
申し込みが完了したあとは、基本的に待つだけで切り替えが完了します。
電力会社を切り替える際に、ご自宅での特別な工事や立ち合いは基本的に必要ありません。
現在の電力メーターがスマートメーターであれば、遠隔での切り替えが可能です。
申し込み後、新しい電力会社から手続き完了のメールや、利用開始日を知らせるメールが届くので、大事に保管しておきましょう。
市場連動型ではない電力会社に関するQ&A

ここでは、市場連動型ではない電力会社への切り替えを検討する際によく寄せられる質問とその回答を4つ、まとめました。
契約前の最後の不安や疑問を解消するための参考にしてください。
市場連動型ではない電力会社はどのような人におすすめですか?
固定単価型プランを提供している電力会社は、電気代高騰のリスクを少しでも減らしたい方や、電気を使うタイミングを調整しにくい方におすすめです。
市場連動型プランは30分単位で価格が変動するため、こまめに情報を確認したり、電気を使う時間を調整したりする手間が発生します。
また、赤ちゃんやペットなど、一日中自宅の空調を適温に保っておきたい方も、固定単価型が向いています。
なぜ大手電力会社より料金が安くなるのですか?
新電力会社が大手電力会社よりも料金を安くできる主な理由は、事業運営にかかるコスト構造の違いです。
新電力の多くは、自社で大規模な発電所や送電網を持たず、運営に必要な人員も少数精鋭であるため、人件費や設備投資といった固定費を大幅に抑えることができます。
また、広告宣伝費を削減したり、申し込みをWebに限定して業務を効率化したりする工夫もおこなっています。
こうした経営努力によって削減できたコストを、電気料金の割引で利用者に還元しているため、安価な料金設定が実現できます。
停電しやすくなったり電気が不安定になったりしませんか?
電力会社を切り替えても、停電リスクや、電気の品質などのデメリットは一切ありません。
どの新電力会社と契約した場合でも、実際に家庭まで電気を送るための電線や電柱などの送配電網は、これまで通り各地域の大手電力会社(東京電力パワーグリッドなど)のものを共同で利用します。
つまり、電気が自宅に届くルートは変わらないため、供給の安定性や品質は全く同じです。
万が一、契約した新電力会社が倒産するようなことがあっても、すぐに電気が止まることはなく、別の電力会社に切り替えるまでの救済措置が設けられています。
賃貸住宅でも電力会社の切り替えは可能ですか?
賃貸マンションやアパートにお住まいの場合でも、原則として電力会社の切り替えは可能です。
条件は、電力会社との契約名義が自身になっていることです。
毎月、電力会社から直接自身宛に請求が来ている場合は、自由に電力会社を選ぶ権利があります。大家さんや管理会社の許可を得る必要もありません。
ただし、ごく稀に、建物全体で電力会社と一括契約している「高圧一括受電方式」の物件があります。
該当する場合は、個人での切り替えはできません。一度建物の管理会社などに確認してみると安心です。
まとめ:市場連動型ではない電力会社を選び安心できる毎日を

今回の記事では、市場連動型ではない電力会社を選ぶことの重要性と、具体的な選び方のポイント、そして固定単価型のおすすめ電力会社10社を紹介しました。
電気料金の予測不能な高騰リスクを避けるためには、料金単価が予め決められている「固定単価」のプランを選ぶことが何よりも大切です。
その上で、自身のライフスタイルにあわせ、「お得電力」のようなシンプルな電気代の削減を求めるのか、「のむシリカ電力」のような魅力的な特典付きのプランを選ぶのかを判断しましょう。
今回紹介した選び方のポイントや比較表を参考に、まずは1〜2社に絞って電力プランを見直し、自身に合った安心・お得なサービスへ切り替えてみてください。
<参考>