毎月の電気代の請求書を見て「設定ミスではないか」「なぜこんなに高いのか」と驚いた経験はありませんか。
また、大東建託などの賃貸物件に入居する際、指定されたPinT電気をそのまま契約してよいのか不安に感じている方も多いでしょう。
結論から述べると、PinT電気は電気をあまり使わない世帯では大手電力会社よりも料金が割高になる可能性がある料金体系となっています。
しかし、賃貸物件であっても電力会社は自由に選べるため、自身のライフスタイルに合ったより安い会社へ乗り換えることが可能です。
本記事では、PinT電気が高いといわれる理由を料金体系から客観的に分析し、実際の利用者の評判や、解約時の注意点まで詳しく解説します。
この記事を読むことで、今の電気代が高い理由が明確になり、家計の負担を減らすための最適な乗り換え先がわかるようになるため、PinT電気の継続に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【結論】PinT電気の料金は高い?安くならない世帯の特徴

「PinT電気は高い」という評判について結論を申し上げると、電気の使用量が少ない一人暮らしなどの世帯では、結果的に大手電力会社よりも料金が高くなる傾向があります。
これは、PinT電気が採用している「使用量にかかわらず単価が一定」という独自の料金体系が関係しています。
電気使用量が少ない一人暮らしは割高になりやすい
PinT電気の料金体系は、世帯の電気使用量によっては割高になる可能性があります。
その理由は、大手電力会社が採用している「3段階料金制度」の第一段階(生活に最低限必要な電力量)の料金単価が、PinT電気の固定単価よりも安く設定されているためです。
総務省統計局の「家計調査(2025年)」によると、単身世帯における1か月の電気代平均は約7,337円であり、電力使用量がそれほど多くないことがデータからも明らかです。
そのため、月の使用量が少ない世帯では、単価が一定のPinT電気よりも、第一段階の料金が適用される大手電力会社の方が電気代を安く抑えられるケースが多くなります。
【利用者の声】PinT電気の評判・口コミ

実際の利用者はPinT電気に対してどのような感想を持っているのでしょうか。
ここでは、口コミサイト「みん評」などに寄せられた声をもとに、メリットとデメリットの実態を解説します。
PinT電気の良い口コミからわかるメリット
良い評判としては、複数サービスのまとめ契約による利便性や、ポイント還元の恩恵を評価する声が多くみられます。
電気、ガス、インターネットをまとめて契約ができセット割やキャッシュバックもあるということで契約しました。今まで電気の契約、ガスの契約など自分でしたことがなく、どの企業で契約するのがよいか迷っていたのでまとめて一つの企業で契約できるという点はとても助かりました。金額に関しては少し高めかと思いましたが使えば使うだけ割引率も上がるため、そこまで気になりませんでした。また、仕事柄、単身赴任しなければいけない場面もあるため、アカウント割引など赴任先での電気代などもまとめて割引が利くという点にも魅力を感じました。
引用元:みん評
最近電気代の値上がりが気になっていたので、少しでも節約していこうと考えていました。とはいっても、日々の生活のなかで使用する電気量を多少節制しても、ほとんど大差がなかったため、電気会社を乗り換えることにしました。電気料金プランを比較しながらいくつか会社を検討しましたが、申し込みするだけで手続きがほとんど必要ないとのことで、「PinTでんき」に切り替えることにしました。まず、インターネットからすぐに申し込めて、工事もなくあっという間に切り替えることができたので驚きました。今後どの程度電気代を節約できるか楽しみです。
引用元:みん評
まだ新しい会社ですが、電気代を今より安くできるのと、解約金や違約金がないということで、試しに切り替えてみようと思いました。すると、面倒な手続きや工事もなく簡単に切り替えられました。地域や使用量によっては高くなる場合もありますが、合わなかったら解約できるので安心ですよ。電気代5,000円以下の人だと、大手電力会社と電気代が変わらないので、お勧めしないです。契約する前に今の電気代と比べながら検討した方がいいと思います。それ以上の電気代で安くしたい人には向いていると思います。基本料金0円なのも魅力ですね。
引用元:みん評
実際の口コミでは、「電気、ガス、インターネットをまとめて契約ができ、セット割もあるということで契約した」といった、インフラを一本化できる点に魅力を感じる意見が見受けられます。
また、「解約金や違約金がないということで、試しに切り替えてみようと思った」「ネットでの申し込みのため簡単で早かった」という声もあり、契約のハードルの低さもメリットとして挙げられています。
PinT電気の悪い口コミからわかるデメリット
一方で、悪い評判の多くは「想定以上に電気代が高かった」という料金面への不満や、カスタマーサポートへの不信感に集中しています。
冬の値上げがエグい
引用元:みん評
普段も全然安くない
家電はIHクッキングヒーターとPCとエアコンの3つしかもエアコンほぼ使わずにそう思うのだからエグい
3ヶ月か4ヶ月滞納すると強制解約
東電の時は6ヶ月行けた
そんなに滞納することは無いとは思いますが
払い忘れやっちゃう人はココとは合わない
SNSスマート決済で、ショートメッセージが届かずに、一方的に紙の請求書を送りつけてきて、請求書発行手数料を上乗せしてくる最悪な企業です。
引用元:みん評
ショートメッセージが不達なら再度送るとかメールで知らせるとか電話で連絡があるなら納得出来ますが、何の連絡もなく法的手続を取りますとかの文言が入った書面を送りつけてくる企業なので、之をもって解約します。
皆さんもお気をつけ下さい。
月々のスマホ決済で契約。
一度だけ、支払いを忘れてしまい、それが原因で突然電気を止められました。
ハガキでアラートが送られてきている様ですが、私はそれもミッシングしていた様です。以降の支払いは、期日どおりに行っていた状況だったのですが、「アラートしているのに、未払いとなっている客が悪い」いう事の様で、再契約もして貰えませんでした。
私のように、毎月支払いを自分でチェックする習慣がない人には、この会社は向きません。
引用元:みん評
電気を止める直前のアラートも何もありませんので、契約される方は銀行引き落としかクレジットカードにすべきでしょう。
みん評に寄せられた厳しい意見としては、「電気代が上がった」「引越しと同時に契約したが、電気代は引越し前よりも確実に高くなった」といった、料金体系の違いによる割高感を指摘する声が複数あります。
さらに、「1か月分支払いが抜けていて、連絡なく送電停止になった」「コールセンターでの認識があまり行き届いてないように感じた」というサポート体制や連絡不足に関する不満も挙がっており、いざという時の対応に不安を感じるユーザーもいるようです。
PinT電気の料金が高いと言われる3つの理由

PinT電気が「高い」という評判につながっている背景には、主に3つの理由が考えられます。
【PinT電気が高いといわれる理由】
- 電気の使用量が少ないと割高な料金設定
- 上限のない燃料費調整額のリスク
- セット割を適用しないとメリットが薄い
これらの料金プランが持つ特徴や仕組みが、利用者の状況によってはデメリットとして感じられることがあるようです。
それぞれの理由について、一つずつ詳しく解説します。
電気の使用量が少ないと割高な料金設定
PinT電気が高いといわれる最も大きな理由は、前述の通り、電気の使用量が少ない場合に、大手電力会社の一般的なプランよりも料金が割高になる料金設定にあります。
たとえば、東京エリアの料金プラン「PinTでんきB」を見てみましょう。このプランの電力量料金単価は、1kWhあたり41.13円(税込)で固定されています。
一方で、東京電力の一般的なプランである「従量電灯B」の第一段階料金(最初の120kWhまで)は、1kWhあたり約30円です。
つまり、電気の使用量が少ない場合、単価が固定で高めに設定されているPinT電気のほうが、料金が高くなってしまうのです。
この料金体系の違いが、とくに電気をあまり使わない世帯にとって、割高感を生む主な原因となります。
燃料費調整額の上限撤廃による価格高騰リスク
PinT電気には、燃料費調整額に上限が設定されていないため、燃料価格が世界的に高騰した際に電気代が大幅に上昇するリスクがあります。
燃料費調整額とは、発電に必要な燃料価格の変動を毎月の電気料金に反映させる仕組みです。
大手電力会社の多くは、利用者の負担が過度に大きくならないようこの調整額に上限を設けています。
しかし、PinT電気をはじめとする多くの新電力は、日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格高騰の影響を直接受けやすいため、公式サイトにも「上限はありません」と明記されています。
将来的な料金の安定性を重視する方にとって、この上限撤廃は家計への大きなリスク要因と考えられます。

セット割を適用しないとポイントの恩恵が薄い
PinT電気のメリットとして紹介されているポイント制度は、電気サービスを単体で契約した場合には、その恩恵を十分に受けにくい点も挙げられます。
PinT電気では、サービスの利用料金に応じて「PinTポイント」が付与され、貯まったポイントは料金の支払いや他社ポイントへの交換に利用できます。
しかし、効率よくポイントを貯めるには、ガスやインターネット回線といった他のサービスをセットで契約する必要があります。
そのため、電気の契約だけでお得感を求めるユーザーにとっては、メリットが薄いと感じられる可能性があります。
【大東建託】PinT電気以外の電力会社は契約できる?

大東建託などのアパートに入居する際、不動産会社からPinT電気の契約を案内されることがよくあります。
ここでは、指定以外の電力会社を選べるのかどうかについて解説します。
大東建託の物件でも電力会社は自由に選べる
大東建託の物件に入居する場合でも、PinT電気以外の電力会社を自由に選んで契約することが可能です。
入居時の案内書類にPinT電気の申込書が同封されているため「契約が必須」と誤解されがちですが、資源エネルギー庁の「電力小売全面自由化」のルールにもある通り、消費者は住んでいる物件にかかわらず電力会社を自由に選択する権利を持っています。
そのため、入居直後から自身のライフスタイルに合った、より安い電力会社を契約しても全く問題ありません。

切り替える際の注意点と具体的な手続きの流れ
大東建託の物件で他社に切り替える際、特別な工事や大家さんへの個別の許可は原則として不要です。
手続きは非常に簡単で、新しく契約したい電力会社の公式サイトから申し込むだけです。
その際、現在の契約状況を特定するための「供給地点特定番号(22桁の番号)」と「お客様番号」が必要になります。
これらの情報は、PinT電気のマイページや検針票に記載されています。
新しい電力会社への申し込みが完了すれば、PinT電気の解約手続きは新しい会社が自動でおこなってくれるため、二重に手間がかかることはありません。
【独自比較】PinT電気から乗り換えるならどこがおすすめ?

PinT電気が自身のライフスタイルにあわないと感じた場合、次に選ぶべきは「節約のしやすさ」と「運営会社の信頼性」を兼ね備えた電力会社です。
ここでは、東京エリアを例にした料金比較と、当メディアが推奨する乗り換え先について具体的に解説します。
PinT電気と東京電力の料金比較
現在の電気代が本当に高いのかを判断するためには、地域の基準となる大手電力会社と比較することが重要です。
東京エリアを例に、PinT電気(PinTでんきB)と東京電力(従量電灯B)の世帯別の月額料金目安を比較します。
| 世帯人数 (想定契約/使用量) |
PinT電気 (PinTでんきB) |
東京電力 (従量電灯B) |
おすすめ
市場電力
|
|---|---|---|---|
| 1人暮らし (30A・200kWh) |
約8,998円 (割高) |
約7,423円 | 約6,408円 |
| 2〜3人世帯 (40A・350kWh) |
約15,425円 | 約13,400円 | 約11,437円 |
| 4人以上世帯 (50A・600kWh) |
約25,965円 | 約23,834円 | 約14,087円 |
※市場電力の料金は、公式サイトの料金シミュレーションを参考にしています。
上記の結果からも、電気の使用量が少ない一人暮らしの世帯では、単価固定のPinT電気が大手電力会社よりも割高になることがわかります。
賢く節約するなら「市場電力」がおすすめ
乗り換え先として最もおすすめなのは、電気の使い方の工夫次第で大幅な節約が見込める「市場電力」です。
電力量料金単価が30分ごとに変動する「市場連動型」を採用しており、とくに深夜や晴れた日の日中などに料金が安くなりやすい特徴があります。
時間帯によっては、電源料金の計算に用いるエリアプライスの最安値が0.01円/kWhになる場合があり、安い時間帯にまとめて電気を使用すると誰でも簡単に節約がおこなえます。

また、運営元の株式会社Qvouは創業40年以上の歴史を持つ企業で、霧島天然水「のむシリカ」の販売事業やサロン運営事業などで安定した経営基盤を築いているため、長期的な契約も安心といえます。
自宅の電気代がどれくらい安くなるかは、公式サイトの料金シミュレーションで現在の電気代と比較してみましょう。
【トラブル解決】PinT電気の解約方法や電気が止まった時の対処法

引越しに伴う解約や、突然電気が止まってしまった場合の対処法など、いざという時に慌てないための緊急連絡先と手続きをまとめました。
主なトラブルと解決策
- 解約手続きと連絡先
- 解約後の継続請求
- 停電時の緊急対応
それぞれの詳細を解説します。
PinT電気の解約手続きと連絡先
PinT電気を解約する場合、同じ住所で他社へ切り替えるのか、引越しで電気を止めるのかによって手続きが異なります。
現在の住所にお住まいのまま他社へ乗り換える場合、新しく契約する電力会社が解約手続きを代行するため、自身でPinT電気へ連絡する必要はありません。
一方で、引越しに伴って利用を停止する場合は、自身でPinT電気公式サイトのマイページから退去手続きを行うか、カスタマーセンターへ連絡して解約の手続きを済ませてください。
解約したのに請求が続く2つの原因
他社への切り替えや引越しで解約を済ませたはずなのに、PinT電気からの請求が続く場合は、主に「請求のタイムラグ」か「手続き漏れ」が原因です。
電気代は、利用月の締め日(検針日)から実際の請求・引き落としまでに通常1〜2ヶ月程度のタイムラグが発生します。
そのため、解約した翌月や翌々月に「最終請求」が届くのは正常な仕組みです。
しかし、数ヶ月経っても請求が続く場合は、引越し時の解約手続き自体が正しく完了していない可能性があるため、速やかにカスタマーセンターへ利用状況の確認を行いましょう。
電気が止まった場合の再開手続きと緊急連絡先
万が一、突然ご自宅の電気が止まってしまった場合は、その原因によって連絡すべき窓口が異なります。
まず、地域一帯が停電している、あるいは悪天候などの影響が疑われる場合は、地域の送配電網のトラブルです。
この場合、PinT電気ではなく、東京電力パワーグリッドなどの地域の一般送配電事業者へ状況を確認してみてください。
一方で、料金の支払い遅れによる送電停止措置の場合は、PinT電気のカスタマーセンターへ至急連絡し、未払い分の精算と送電再開の手続きを行う必要があります。
株式会社PinTの会社概要とポイント制度の仕組み

電力会社を評価する上で、運営元の信頼性や付加価値となるポイント制度の仕組みを知ることも重要です。
ここでは、株式会社PinTの会社概要とポイント制度の仕組みを解説します。
東京電力エナジーパートナーが100%出資
株式会社PinTは、電力業界において非常に強固なバックボーンを持つ信頼性の高い企業です。
株式会社PinTの会社概要に記載されている通り、同社は東京電力エナジーパートナー株式会社が100%出資しています。
そのため、近年の燃料高騰で相次いだ「新電力の事業撤退や倒産」といったリスクが極めて低く、生活インフラを安心して任せられる経営基盤を持っています。
PinTポイントの貯まり方と効率的な使い方
PinT電気が提供する「PinTポイント」は、毎月の生活インフラ料金の支払いに応じて還元される独自のポイント制度です。
電気代だけでなく、PinTガスやインターネット回線などのサービス利用料金に対してもポイントが付与されます。
貯まったポイントは、50ptから「1pt=1円」として毎月の電気代やガス代の割引に直接充当できるほか、提携先である他の共通ポイント(Vポイントなど)やギフト券へ交換することも可能です。
複数のサービスをPinTでまとめているご家庭にとっては、使い勝手の良い制度と言えます。
【Q&A】PinT電気に関するよくある質問

最後に、PinT電気の契約や手続きに関して、多くの方が疑問に感じるポイントをQ&A形式で解説します。
- 初期費用の有無
- 違約金の有無
- 申し込み時の必要書類
それぞれの内容を具体的に解説します。
初期費用はかかりますか?
結論として、PinT電気の申し込みにあたり、契約事務手数料などの初期費用は原則としてかかりません。
切り替えに伴うスマートメーターの設置工事が必要な場合でも、原則無料で地域の送配電事業者がおこないます。
ただし、お客様の都合で特別な配線工事などが必要となる特殊なケースに限り、実費が請求される可能性があります。
解約時に違約金は発生しますか?
PinT電気は、原則として解約時の違約金(解約金)は発生しません。
ただし、契約しているプランやキャンペーンの適用条件によっては、解約事務手数料や解約金などが発生するケースがあります。
短期間での乗り換えを検討している方は、解約時の思わぬ出費を防ぐため、事前にご自身の契約内容や重要事項説明書を必ず確認しておきましょう。
申し込みに必要なものは何ですか?
PinT電気に申し込む際には、現在契約している電力会社から毎月届く「検針票(電気ご使用量のお知らせ)」を用意しましょう。
申し込み手続きでは、検針票に記載されている「お客様番号」や22桁の「供給地点特定番号」といった情報が必要になります。
これらの情報は、Webから申し込む際に契約者を特定し、スムーズに切り替え手続きを進めるために使用されます。
まとめ

本記事では、PinT電気が「高い」といわれる評判について、独自の料金体系の仕組みやリアルな口コミ、解約方法などを解説しました。
PinT電気は運営会社の信頼性が高い一方で、電気の使用量が少ない世帯では料金が割高になる可能性があり、燃料費調整額の上限がない点にも注意が必要です。
もし現在の大東建託の物件で指定されている場合でも、電力会社はご自身の判断で自由に切り替えることができます。
もしPinT電気があわないと感じた場合は、簡単に節約がおこなえる電力会社への乗り換えを検討してみてください。
たとえば、本記事で紹介した「市場電力」なら、電気の使い方の工夫次第で大幅な節約が見込めるメリットがあります。
自身の電気代がどれくらい節約できるのか、まずは公式サイトの料金シミュレーションを利用して、現在の料金と比較してみてください。
<参考>
市場電力




